疲れにくい読み方の模索(2013-2014)
冒頭部分
文章を読むうえで必要なことを考えてみました。「疲れにくい」だけでなく、文章を読むと元気になる方法はないものでしょうか?
必要なこと(2013-2014)
集中すること
文章を読むにの必要なのは、集中することだと思います。
文章を読んでいる間、私はいろいろなことを思います。この雑念がなくなればどんなにいいことかと思います。
雑念は、集中できればなくなり、読むことが苦痛でなくなれば少なくなるような気がします。これまで取り上げてきた呼吸や姿勢なども集中するのに必要なものと思います。
衣類のストレスが意外に集中を妨げることがあります。フォーマルスーツ、革靴などが私には合っていないのか、よく肩が凝ります。
服は少し余裕のあるもの。生地は伸び縮みするもの。材質は、汗をよく吸い、速く乾き、防臭効果などの機能のあるもの。身体に負担をかけない服装も大切だと思います。
1日のうち文章を読む一回くらいは、文章以外のことを考えない、文章に集中すると覚悟を決めて、文章を読んではどうかと考えています。
集中する訓練になりますし、新たな方法がわかるかもしれないからです。
集中と緊張は違う
気をつけたいのは、「集中」と「緊張」は違うということです。
集中しろといわれて、私は心身を緊張させていました。学生時代のことです。何の意識もなく、すうっと、宿題をし始めたことがありました。
宿題が終わったとき、何ともいえない気分になっていました。時間が経つのも、自分のことも忘れていました。
肩凝りもなく、何かスッキリとした気分でした。そのときに「これが集中することか」と思いました。
だらしのない程度にリラックスした方が、物事に気持ちが自然に入ると聞きます。このとき、脳波はアルファ波だとのことです。
脳波を簡単に測定できるのなら、アルファ波の状態を知ることができ、その状態を再現しやすくなるかもしれません。
より集中するには、気負いや構えることは不向きなのかもしれません。落語を聞いているといつの間にか話に引き込まれます。
あたかも自分がその中にいるかのような感じになることすらあります。これが集中している状態なら、集中への導入方法がわかるかもしれません。
はなし家は本題に入る前によく世間話をします。この世間話が、客の耳をはなし家に向けさせているようです。
世間話が始まる前、世間話、本題の間に何があるのでしょうか。会場は、ざわつきから静寂と変わっていきます。これは、客が気分転換をしたからだと思います。
文章を読む前に、気分転換すれば集中しやすくなるかもしれません。その方法を考える必要がありそうです。
平常心
自分の興味のあるものを見るとき、勢い込んでしまうことがあります。確かに集中はしていますが、後で、肩凝り、目が疲れています。
どんなに好きなものでも、リラックスした状態で見る必要があると思っています。平常心というか、どんな状況でも、いつも同じように振る舞えればいいのですが。
いずれにせよ、疲れないようにするには、“興味の無いような素振りで、熱く見る”のがいいのかもしれません。
意欲がわかないときも困りものです。苦手な内容とか膨大な量の書類などの場合、読む前から意気消沈してしまいます。
文章を読む時間が限られている場合は焦ってしまいます。自分にできることから一つ一つ読んでいく、と思えれば、少しは気が楽になるかもしれません。
いつでも気持ちの安定した状態で読みたいものです。先入観を捨て、内容に集中するしかないと思います。
平常心といえば、座禅を連想します。腹式呼吸をしていく中で、ヒントが見つかるかもしれません。
目指せ「頭スッキリ」
座禅をする人は何も考えていないと聞いたことがあります。呼吸はゆっくりで静かで深いといいます。
また、座禅が終わった後、頭がスッキリするらしいのです。極度の集中をすれば可能なのかもしれません。
読書をした後、頭がスッキリするという知人がいました。なぜ、そうなるのでしょうか。脳に流れる血流量、脳内物質の影響、心理的な作用などなど。
考えても私にはわかりません。
私の頭がスッキリすることを思い出してみました。趣味や運動をしたときに、それに近い状態になります。それをしている間は、雑念が少ないようです。
文章を読んで頭がスッキリするのであれば、元気を回復できます。アプローチの仕方すら思いつきませんが、「頭スッキリ」を目標にしたいと思います。
まとめ
「必要なこと」は、次のとおり
- 集中する
- 集中と緊張は違う
- 平常心を保つ
以下余白
更新記録など
2016年1月13日(水) : レスポンシブ様式に改装