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読んでやる! 実践・成果物 読んだもの
白書2020

 2020年(令和2年)1月から12月までの『読んでやる』の読んだものについての統計、感想などを書いています。

白書2020(令和2年)年 第7期 

統計

 読んだもの 4件(№160~№163)
 総ページ数 約1,363ページ(1件あたり340ページ)
 調べた数  401項目(1件あたり約100項目。ただし、重複あり)
 一通り読んだ時間 55日14時間38分(1件あたり)
 読み始めから編集終了までの時間 59日7時間42分(1件あたり)

 ※「冊」ではなく「件」にしたのは、本以外を取り上げることがあるからです。

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成果物

 「その他」で、『腰痛体験談 社会復帰』

経過など

1 読書時間の確保

 あれやこれやと忙しくしていると、本のことを忘れてしまいます。よく言われることですが、読書の時間をどこで取るのかを考えさせられました。
 読書のチャンスは、起床後、移動時間、昼休み、就寝前などあります。本によっては辞書やメモが必要なことがあり、場所を選ぶことがあります。
 早起きをして1時間程度の読書がよいと思っています。長い時間は取れませんが、確実な時間を確保できます。何より、読書に必要な環境が整っています。
 あまりにも時間が短いと文章の一区切りに届かず、次に読むときにスムーズに再開できません。速く読めるようになることも大切だと思いました。
 いずれにしても、継続して読み続ければ、短い時間でも十分な読みが期待できる気がします。

2 雑念

 読書中に本とは関係のないことを思い出すことがあります。それが気になりだすと読書どころではなくなります。
 不要不急でない雑念なのに、どうして頭にこびりつくのか不思議です。それとも、本が面白くないから別のことを考えてしまうのでしょうか。
 一見すると、雑念と集中は表裏一体の関係にあるような気がします。しかし、関係のある知識や経験を思い出しながら読書をしていることがあります。本によっては話題に関連する知識や経験は必要な情報で、それ以外は雑念となる気がします。
 必要な情報をキープできることが、集中なのかもしれません。

印象に残ったもの

 『文化がヒトを進化させた』ジョセフ・ヘンリック氏著、今西康子氏訳が、印象に残っています。今の生活ができるのは、文化が引き継がれてきたからだということ。いったん断絶してしまうと復活するのは難しいことを知りました。
 しかしながら、人類が最初に直面する出来事にどのように対処するのか、ということも考えさせられました。
 『サピエンス全史』ユヴァル・ノア・ハラリ氏著、柴田裕之氏訳と同じジャンルのように感じました。『文化がヒトを進化させた』の後に読むと、さらに味わい深く感じたかもしれません。

 『記憶喪失になったぼくが見た世界』坪倉優介氏著は、めったに経験することのない出来事です。
 ここでも、生まれてから今日に至るまで、個人の継続した文化がヒトには必要なことがわかりました。
 「自分が何者なのか」に苦しむ姿は、如実にそれをあらわしていたと思います。

サイト運営

 アクセス数が急に増え始めました。
 データから見ると、検索エンジンのクローラーが影響していました。
 ほとんどが検索エンジンで、一般の閲覧はわずかでした。

 なかなか読了できないので、新しいページを作ることができませんでした。
 また、新しい視点から新しいページを作りたいのですが、どうしてよいのかわからないというのが現実でした。

【来期の目標】
 基本に戻って、正確に見る、覚える、やってみるを実践したいと考えています。

 おわりに
 昨年以上に、空回り感の強い1年でした。やることなすこと全部裏目に出ました。焦りのようなものがあり、どうも上っ面だけを見ていたようです。
 基礎基本に戻って、謙虚な気持ちで、時間をかけて一つ一つ丁寧にこなしていくことの大切さを思い知らされた気がします。

更新記録など

2021年1月1日(金) : アップロード