白書2019(平成31・令和元)年 第6期
統計
読んだもの 8件(№152~№159)
総ページ数 約2,949ページ(1件あたり369ページ)
調べた数 1,074項目(1件あたり135項目。ただし、重複あり)
一通り読んだ時間 56日16時間33分(1件あたり)
読み始めから編集終了までの時間 64日15時間3分(1件あたり)
※「冊」ではなく「件」にしたのは、本以外を取り上げることがあるからです。
成果物
「その他」で、『腰痛体験談 リハビリ』
経過など
1 同時進行で2冊の本を読む
『養生訓』と『会話もメールも英語は3語で伝わります』は、他の本と同時進行で読みました。
同時進行で読んだ理由は、①項目が多く、その一つ一つが短いこと ②1つの項目を玩味(がんみ)したかった ③何度も見た方が実用的 と思ったからです。
『養生訓』も『会話もメールも英語は3語で伝わります』は、実用的な本で、実際に使ってこそという感じがします。一通りを流して読むのもいいのですが、行きつ戻りつを繰り返しました。
何回かは繰り返し項目を読んでいるのに内容を覚えていません。今になって思うと、じっくりと味わって読んだという感情しか残っていません。
現実に使えるまでには、読むだけでなく実践が不可欠な気がします。
先ほどの本は少しずつ読みましたが、同時進行の別の本は普通に読みました。
同時に読めば、早く2冊を読み終えられると聞いたことがありましたが、実感はありませんでした。
おそらく、読む本の種類と目的により、その効果が変わってくるのだと思います。確か過去には効果があったような・・・。
困ったのは、2冊をほぼ同時に読み終えたときです。読書の記録をする際に、内容がこんがらかりました。こう感じたのは確かこの本では・・・、というように。
記録するボリュームが多いため、内容が雑になった気がしました。また、記録しながら次の本を読むのは、前の本に気持ちを置いたままなので読みづらく感じました。
読者の性格にもよるのでしょうか。
2 電車やバスで本を読む
この期は電車やバスの中で本を読む機会が多くありました。
当初はバスの中でも本を読んでいました。バスが揺れても、読めるので読んでいました。
ところが、バスの揺れは運転手の技量と道の状況によるようです。バスの揺れが酷いときは、読むのを止めることにしました。
その時に気づいたのが、バスで読むのは結構疲れるということです。バスでは疲労を最小限に抑え、電車で読む方が効率がいいように感じました。
それから、バスではおとなしく景色を眺めたり、目をつぶっています。電車の駅のホームに着いてから本を読むようになりました。
目的地ですることもあるので、できるだけ疲れない読み方を工夫すべきだと思いました。
バスや電車に乗るときは、できるだけ座るようにしています。疲れないようにするためです。
年齢がいっていることもありますが、疲れると頭に文字と内容が入ってきません。
乗車時間や乗り換え、乗る車両、特急か普通かなど、座る工夫をしています。
バスや電車に乗りはじめた頃は揺れなど気になりませんが、1週間、1ヶ月と長期になってくると、疲労が累積してきます。
若くても座る方が有利です。スポーツでもできだけ体力を温存しつつ試合を進めた方が、いざという時に力がでるからです。
心身が、疲れないように、パワーがでるように、早くて十分な回復ができるメンテナンスが必要だと感じています。
本を読むときの道具も大切です。
リックサックを持ち歩いています。小ポケットに本と数色のマーカー、4色ボールペンとシャープペンシル一体型のペンを入れていつでも取り出せるようにしています。
付箋を栞(しおり)代わりに数枚、本表紙の裏側に張っています。付箋だと落とすことが少ないのと、ちょっとしたメモにもなるので便利です。
電車やバスでは、リュックサックを腹に抱えるので、小ポケットの便利さを実感できます。
3 古典を読む
古典を読んで感じたことがありました。
翻訳というと外国語を母国語にするもの、ある言語から違う言語に変換することだと思っていました。
しかし、古典では、同じ日本語でありながら、古語から現代語に変換するのも翻訳だと知りました。
翻訳は、言葉をただ直訳しているのではないことを知りました。
当時の状況、人々の価値観、流行などを理解した上で、現代人と同等の感覚に置き換えて、言葉を変換していることです。
1つの言葉や1文だけでなく、全体を見渡して翻訳されているようです。
ですから、当時の解釈が違えば、翻訳された内容が違ってくるのも納得できます。翻訳者によって、内容が変わったとしても不思議はないということです。
古典は思うような本を見つけにくいようです。
この度古典を選ぶに当たって、素直に翻訳したもの、できるだけ翻訳家の趣向のないものを探しました。
しかしながら、あったとしても文庫本だったりします。文字が小さく、行間が詰まっているように感じます。分厚く、手に持った感じも、扱いにくさがありました。
4 6年たった感想
弊サイトは6年たちました。5期の半ばから私は違う分野に進み始めています。この続きで、6期は七転び八起き連続でした。多くの人にお世話になった年でもありました。
また、年齢に伴う体力の衰えを感じるようになりました。特に、眼の衰えが気になりました。
新しい分野への挑戦と体力の衰えにより、本を読む余裕がなくなりました。
1つは、時間がないことです。新しい分野では、些細(ささい)なことにも時間がかかります。覚えるのにも時間をとられます。移動時間の車内や乗り換えの待ち時間を利用して、少しずつですが読書をしました。
体力が衰えると気持ちにゆとりがなくなりました。新しい環境に慣れず、長期間、緊張の連続です。1日休んでも疲れが取れません。読んでも内容を覚えていないことが多くありました。字面だけを眼で追っている状態でした。
思うような読書ができないときに、弊サイトの読書法は一体何だったのかと思います。
それとともに、弊サイトのライフイベント時の過ごし方を思いだし、今は仕方がないと思ったりしています。
決して、弊サイトの読書法が間違っているわけではありません。読書ができる状況にないだけですが、気持ちは複雑です。
個人的に激動の6期でした。
印象に残ったもの
『言語学講義』加藤重広氏著が勉強になりました。はじめて、言語学の本を読みました。私にはすべてが新鮮で、話の種にもなりそうな内容でした。そうはいっても初めての分野です。わからないことがたくさんありました。
『会話もメールも英語は3語で伝わります』は、日頃、無駄なことを書いていることに気づかされました。状況を読み、真意を、ストレートにやさしく相手に伝える。できるようになりた~い!
『風姿花伝』と『ハムレット』は、どちらも演劇が共通にありました。観客を沸かせる出し物について、共通する考えや感じ方をしていたのに驚きました。それは、現代にも通用しているようです。
『甲子園への遺言』は、テレビドラマの原作です。詳細な記述があり、テレビドラマとは違った印象を受けました。丁寧な取材があったからこそ、感動のテレビドラマが生まれたと感じました。
サイト運営
前期は15ヵ月の変則期間でした。今期の6期から、2019(平成31)年1月1日~2019(令和元)年12月31日になりました。
6期の半ば辺りからアクセス数が増え始めました。訪問者様も増減はあるものの、全体としては増える傾向にあります。
データから見ると、ページを開いている回数も増える傾向にあります。
安定した閲覧があるのは、ベーシックな内容のページでした。
残念なのは、新しいページができないことです。せめて写真だけでもと思うのですが、なかなかうまくいきません。
思いとはほど遠い結果の6期でした。
【来期の目標】
少ない時間を上手に使うことと、体力の消耗をできるだけなくすこと、でしょうか。もしかすると、アンチエイジングの世界に踏み込むかもしれません。
おわりに
どんなに頑張っても努力が結果につながらないことがあります。考え抜き試行錯誤を繰り返すのに、空回りしたりします。自分の周り(環境)がその状態でないことがあります。
結果を達成する方向と力から目を離して、身の回りをよく観察し分析し見極めた方がいいかもしれません。今はまだその時ではない気がします。粛々と準備を進めていくしかありません。
そんなことを自分に言い聞かせながら、虚脱感にも似た心根で日々過ごしています。燃え尽きるよりは温存を!ってね。
更新記録など
2020年1月5日(日) : アップロード