Webサイト

読んでやる! 読んだもの
№146 『週末起業講座』

 本業を持ちながら、自分の仕事をするのが週末起業です。手段は、ホームページ、ブログ、メールなど、インターネットの活用です。しかし、成功の鍵は、人間関係や人脈にあるようです。

『週末起業講座』

副題など
 案内資料には「ゼロから&低リスク&低予算で起業が目指せる!」とありました。
著者など
著者 : 週末起業実践会(旧称:週末起業フォーラム)さん、&監修・藤井 孝一 氏、新井 一 氏共著
出版社など
株式会社ユーキャン さん
版刷など
 書籍のように、版刷の表記はありませんでした。
 『週末起業講座 スタート!週末起業DVD』のディスク表面に「©2007U-CAN CO.」の記載はありました。
ボリューム
 リーフレット「学ぶ、知る、発見する・・・楽しい毎日が始まります!」1ページ。
 リーフレット「クレジットカードをご利用のお客様へ」1ページ。
 『ガイドブック(お知らせと提出用紙)』 27ページ。
 『週末起業講座 スタート!週末起業DVD』 28分。
 『週末起業講座 テキスト1 自分を知る』 136ページ。
 『週末起業講座 テキスト2 商品を考える』 128ページ。
 『週末起業講座 テキスト3 ビジネスモデルを考える』 122ページ。
 『週末起業講座 テキスト4 ビジネスプランを考える』 142ページ。
 『週末起業講座 ホームページ・メールマガジン・ブログ スタートブック』 134ページ。
 『週末起業講座 体験談集』 69ページ。
 『週末起業講座 トレーニングシート』 47ページ。1課題に同じ用紙が3枚ありました。
 『週末起業講座 提出課題集』 第6回提出課題分まで。
 合計760ページ。その他、28分。ただし、「体験談集」と「トレーニングシート」は、解答用紙のためカウントしていません。

感じたこと

 弊サイトの準備、公開の当時のことを思い出しました。

 弊サイトは、本の読み方を探るために、実践をするものです。ご覧の方にそれをわかっていただくにはどうすればよいか、です。
 準備期間中は、本の要約や縮約などを考えていました。そうすれば、どの程度読めているのかが、ご覧の方と弊サイト側で、わかると思ったからです。そして、おそらく、ご覧の方が最も見たい内容が、要約や縮約、まとめ、のはずです。
 しかし、要約は人の価値観などで変わります。弊サイトの要約が、著作者の意志に反することも考えられます。1冊掲載するごとに、著作者に確認する余裕が弊サイトにはありません。要は、著作権に左右される可能性があります。

 要約などを掲載しない場合、何を掲載すればよいのだろうか? 結構長いあいだ悩んだ結果、現在の項目でスタートしました。
 本を読んだかどうかわかるのは、読んだ人でないとわからない、かもしれません。ありふれた感想の「感じたこと」でも、読んだことのある人なら、そう感じたのかとわかるはずです。弊サイトの取り上げた本を読めば、「ああ、なるほど」と感じるはずです。
 弊サイトは、本を読めるようになるのが目的です。読みやすい本とそうでない本の違いを知り対応を考えること、わからないことを調べること、も必要です。
 ご覧の方の利便性を考えれば、調べた言葉の意味を掲載したいところです。しかし、これも人の価値観で変わります。

 著作権は難しいと今でも感じています。

 はじめは、どのように書いてもコンテンツ(内容)が定まらず、試行錯誤を繰り返してもホームページが思うように作れず、四苦八苦しました。なんとか、着手から約10ヵ月後に公開できました。しかし、できたものは「・・・」でした。「なんとかしたい」、今でもそう思っています。
 こんなことを思い出しながら、最終の講評を読んでいました。

 はてさて、週末? 起業? どうしましょうかねぇ~。

この書物を選んだ理由

 チラシを見ていたパートナーから、この講座を教えてもらいました。どんな内容なのか、たいへん興味がありました。
 その頃に廃車した際の鉄くず代に、いくらか足して、申し込みました。弊サイト、最大の支出です。

私の読み方

 ガイドブックがしっかりしており、学習の計画が立てやすかったです。
 DVDで概略を映像でみたので、テキストに自然に入っていけました。
 テキストは、難しい言葉は少なく、見やすく読みやすく理解できるように作ってありました。図表や絵などふんだんにありました。
 見開きページの両サイドには、ひと言アドバイスや、用語解説、参考文献などがありました。同じページにあるので、動作が少なく読むのが楽でした。
 レッスン末の、Q&Aや、べからず集、はよくできていて、細かいところまで配慮が行き届いていました。
 参考文献が豊富に掲載されていました。各項目で絞り込まれているので、迷わずに選べると思います。

 標準学習期間は4ヵ月とのことです。
 かなり絞り込んだ内容ですが、本業を持ちながらとなると、少しキツいかもしれません。
 そして、学習が終わってからが、週末起業の開始となるので、長丁場となりそうです。
 週末起業でやることが決まっている人には、チェックの教材となる気がします。
 何も決まっていない人は、最初から押さえるべき、気をつけるポイントを知ることができます。学習をしながら、自分のやることを決めていけます。また、スムーズに起業にチャレンジできるような気がします。
 することを途中で変更するのは、時間と労力、根気を考えるとしんどいものがあります。

 簡潔明瞭に構成された週末起業講座は、内容を理解しやすく、ポイントも押さえているように感じます。気づきの情報は得られるものの、実際に起業するとなると、物足りない気がします。自分で、専門書や専門家にあたってみる必要があります。
 たとえば、ホームページの解説は、概略はわかりますが、具体的な作り方の内容はありません。自身が、本で勉強するか、専門学校に行くか、業者に聞かないとわかりません。時間と労力、お金がかかります。
 ですから、何かについての知識や経験、ホームページやブログの作り方など、何か1つでも持っていれば、週末起業に入りやすいと思いました。
 何もないところからの出発はかなりきびしいと感じました。

 提出課題について。
 提出課題講師の印を押してあるのですが、この方がどのような方なのかがわかりませんでした。簡単な自己紹介があれば、親しみも湧き、コメントを酌みやすかったかもしれません。
 この講座は、起業の流れを学習するもので、資格試験のように正解がありません。返ってきた提出課題を見ると、当たり障りのないコメントのように感じました。
 もう一歩踏み込んで、簡単でも個別のマーケティングやコンサルティングを施して欲しいと思いました。それなりの受講料で、受講生は提出課題に貴重な時間を使っているわけですから。
 もっと、インターネットを使って欲しいと思いました。
 郵送ではなく、電子メールで提出できれば便利だと思いました。
 通信講座のホームページに受講者専用のファイルを作り、テキスト、提出課題などの用紙など収納すると便利です。どこでも、すきま時間にテキストを見たり、提出課題に取り組めます。また、テキストを持ち歩くより、スマホやパソコンで見た方が、手軽で秘匿性が保てます。
 トラブルに備えて、現物が手元にあることはいうまでもありません。

 形式です。
 文字は少し小さいように感じます。横書きで、1文が短く、行間が広めだったので、文字を見やすかったです。大切なところは、色つきのゴシック体の文字になっており、メリハリのある読み方ができました。

 起業を考えている方には、最適の教材だと思いました。できるかできないか、するかしないのか、の判断ができます。ただ漠然と思い続けて、中途半端に時間を無駄にすることがなくなるように思います。学習しておけば、思いついたときに何時でもはじめられる気がします。

読書所要時間など

総所要時間(読み始めから編集終了まで)
101日3時間48分
読み始め
2018(平成30)年3月8日(木)21時00分~
読み終わり
2018(平成30)年6月13日(水)~23時28分
一通り読んだ時間
97日2時間28分
編集終了
2018(平成30)年6月18日(月)~0時48分
読んだ範囲
 本書。奥付などは軽く目を通しました。課題は全部提出し、添削を読みました。

取り上げられた書物など

 ホームページ作成など起業に必要な書籍、Webサイトの紹介が多数ありました。

出来事

 6月12日(火) アメリカ・トランプ大統領と北朝鮮・金正恩朝鮮労働党委員長が、初会談。

ひととき

 歩道橋から公園を見ると、白い花が咲いていました。上から見る花は新鮮でした。

 タイサンボク?
 タイサンボク(泰山木)だと思うのですが。平成30年6月12日(火)撮影。

調べたこと

『週末起業講座 テキスト1 自分を知る』
1 真骨頂(しんこっちょう)
2 躊躇(ちゅうちょ)
3 一角(ひとかど)
 一廉(ひとかど)。
4 リソース(resource)
5 ビジネスユース(business use)
 インターネットで調べました。和製語なのでしょうか。
6 CC(Carbon Copy)
 参考:「TO」「BCC(Blind Carbon Copy)」。
7 一挙両得(いっきょりょうとく)
 参考:一石二鳥(いっせきにちょう)。
8 益税(えきぜい)
9 業種(ぎょうしゅ)
10 業態(ぎょうたい)

『週末起業講座 テキスト2 商品を考える』
11 虎視眈眈(こしたんたん)
12 正念場(しょうねんば)
13 訴求(そきゅう)
14 謳う(うたう)
15 ブレーンストーミング(brain storming)
16 下手な鉄砲も数打ちゃ当たる(へたなてっぽううちもかずうちゃあたる)
17 コラボレーション(collaboration)
18 オフ会
 オフラインでの会。参考:オンライン。
19 APS(application service provider)
 『ホームページ・メールマガジン・ブログ スタートブック』41ページに解説があります。
20 FAQ(frequently asked questions)
 『週末起業講座 テキスト4 ビジネスプランを考える』93ページに解説があります。

『週末起業講座 テキスト3 ビジネスモデルを考える』
21 永劫(えいごう)
22 絢爛(けんらん)
23 突飛(とっぴ)
24 ビジネスモデル特許(とっきょ)
 インターネットでも調べました。
25 ドロップシッピング(Drop Shipping)
 インターネットで調べました。
26 コンバージョン率(conversionりつ)
 『ホームページ・メールマガジン・ブログ スタートブック』51ページに解説があります。インターネットでも調べました。

『週末起業講座 テキスト4 ビジネスプランを考える』
27 パブリシティ(publicity)
 パブリシティー(publicity)。
28 伍する(ごする)
29 間、髪を容れず(かん、はつをいれず)
 本書では「間髪を入れず」。
30 巧拙(こうせつ)
31 くどい
32 ラストスパート(last spurt)
33 マンパワー(manpower)
34 ブレイクスルー(breakthrough)
 ブレークスルー(breakthrough)。
35 現を抜かす(うつつをぬかす)
36 難癖を付ける(なんくせをつける)
37 露店(ろてん)
 参考:露天(ろてん)。
38 バザー(bazaar)
39 競取り(せどり)
40 初志貫徹(しょしかんてつ)
41 目論見(もくろみ)
42 投下(とうか)
43 無手勝流(むてかつりゅう)

『週末起業講座 ホームページ・メールマガジン・ブログ スタートブック』
44 クロック周波数(しゅうはすう)
 インターネットで調べました。
45 紐付け(ひもつけ)
46 伝搬(でんぱん)
47 プロモーション(promotion)
48 協賛(きょうさん)
 インターネットでも調べました。参考:後援(こうえん)。
49 ブラッシュアップ(brush up)
50 掛け売り(かけうり)
51 登竜門(とうりゅうもん)

『週末起業講座 体験談集』
52 無鉄砲(むてっぽう)
53 失注(しっちゅう)
 逸注(いっちゅう)。インターネットで調べました。
54 疲労困憊(ひろうこんぱい)
55 ノマドワーク(nomad work)
 インターネットで調べました。
56 人見知り(ひとみしり)
57 生業(せいぎょう、なりわい)
58 今生(こんじょう)
59 クロージング(closing)
 契約。インターネットで調べました。
60 フォーラム(forum)

以下余白

更新記録など

2018年6月18日(月) : アップロード