『サピエンス全史(上)・(下)』
原題は『Sapiens』
- 副題など
- 副題は「文明の構造と人類の幸福」
- 原副題は「A Brief History of Humankind」
- 上巻の帯には「人類史の常識をくつがえす!」、下巻の帯には「種の繁栄か、個の幸福か-」とありました。
- 著者など
- 著者 : ユヴァル・ノア・ハラリ(Yuval Noah Harari)氏著
- 訳者 : 柴田 裕之(しばた やすし)氏訳
- 出版社など
- 株式会社河出書房新社 さん
- 版刷など
- 【上巻】:2016年9月初版。読んだものは、2017年1月7刷。
- 【下巻】:2016年9月初版。読んだものは、2017年2月16刷。
- ボリューム
- 【上巻】:267ページ。ただし、257ページ以降は「原註」「図版出典」です。
- 【下巻】:294ページ。ただし、274ページ以降は「原註」「図版出典」「索引」です。
感じたこと
「杞憂(きゆう)」「取り越し苦労」でしょうか。
ノンフィクションとフィクションの本のどちらを読みますか、という質問を聞いたことがあります。言い換えると、現実を題材にした物か、空想の作り物のどちらが好きか、を聞かれていると私は解釈しました。
答えとして。ノンフィクションは現実を扱っているが、真実を著すのは難しい。フィクションは空想であるが、物事の核心を扱える。というものです。
書く立場で考えると、小学生の時の作文を思い出します。遠足の動物園がお題だったとき、あれもこれも感じたことをいっぱい書きました。ほとんどの生徒が私と同じような感じでした。先生は、的を絞ると読む人の印象に残りやすいと教えてもらいました。たとえば、自分の好きな動物1種類について書く、などです。
自分が多くのことを感じているのに、わずかなことしか書かないのは、もったいないし、ケチな感じがして、今でも得心がいきません。また、多くのことを感じるから、物事の核心に迫れる気がします。1つの見方しかできないのは、ある一面についての真実でしかありません。
どんなに言葉を尽くしても、自分の感じたことを伝えるのは難しく思います。言葉にした途端に、自分の感じたこととは懸(か)け離れる気がします。私の未熟な言葉遣(づか)いでは仕方がありません。しかし、同じ物を見ても、人は感じ方が違います。言葉にした途端に、内容は読み手の価値観に委ねられる気がします。
このように考えると、ノンフィクションとフィクション、どちらも真実や核心を伝えるのは難しいと思えてきます。
さて、数十年前に書籍『ぼくは12歳』などをもとにしたテレビドラマを見ました。生きることの意味をテーマにした作品でした。
「なぜ生きているのだろう」と誰でも1度は思うかもしれません。そして、「幸福」についても同じ感じです。
組織にいたときに、何気なく「なんで生きているんだろうね」と後輩に独り言のように聞いたことがあります。私よりはるかに優秀な後輩は、次のように言いました。
人はそんなことを考えてはいけないんです。突き詰めて考えると、死を選ぶことになります。私の家では子供時から、これを考えることを禁止されています。
大学に行った友達は、「なぜ生きるのか」のテーマを扱った学生の何人かは死んだというのです。優秀な後輩の言うとおりなのです。
考えないというのも1つの方法かと感心しました。しかし、これでは問題の解決にならないと思いました。
「なぜ生きるのか」を考えると、対義語として「死」を意識せざるを得ません。その結果、「生きる価値とは」という考えが出てきそうです。そして、意識が狭まっていくように、「生」と「死」だけが「なぜ」を媒介として堂々巡りをするようです。
「生」と「死」は国語辞典では対義語ですが、現実や内容では対のものではありません。時間の流れの中で「生」があり「死」があります。それぞれ別の物であり、まったく無関係だと私は思っています。
「なぜ生きるのか」「どうすればよりよく生きられるのか」は、あまりに抽象的すぎて結論が出ません。現実には「今、生きている」「今日はこんなことをした」しかありません。
この場合の「なぜ」「どうすれば」は、虚構であり現実ではないようです。
人は可能性をよく口にします。本書では「期待」ということでしょうか。達成の可能性が高ければ希望を持ち、失敗の可能性が高ければ失望や絶望をします。まだ、結果も出ていないのにです。タイムリミットまでに、できることはあるはずです。それをすることが現実だと思います。
幸福も、現実のものではなく、虚構の産物のように思えます。
言葉を尽くしても限界はあり、人はそれぞれに価値観をもっていることから、コミュニケーションも虚構なのかもしれません。扱うテーマなど、そのものが虚構の場合もあるはずです。
虚構と現実がない交ぜになると、人は混乱するようです。虚構と現実をハッキリと区別できればいいのですが。
話は変わりますが。私は、小学校4年生のクラスがとても気に入っていました。運動会で優勝するわけでもなく、音楽会で優秀な成績を収めるわけでもなく、何をするにしても中途半端なクラスでした。何となく居心地がいいのと、担任の先生の話が面白かったのです。
1点を見つめるお坊さんが本を読むのがうまかった話や、インドのヨガの行者の話など、いまだに覚えている話もあります。
最近、荷物の整理をしていたところ、PTAの会報を見つけました。「別れのことば」の中に、先生の言葉がありました。
「・・・人は己れの欲するとおりの人間になり、己れの願う環境と人々の中で生きるのだといいます。それならば、私もより善くより美しいものの中にある自分を、願わずにはいられません。・・・」
所詮(しょせん)この世は虚構か。それならば、私も・・・。
この書物を選んだ理由
『サピエンス全史』かぁ。ん~読んでみたい、と思うタイトルです。
私たちが今生きている状況がどうやってつくられてきたんだろうか、という疑問がありました。歴史をろくに勉強をしてこなかったので、本書を読もうと思いました。
私の読み方
特に理由はないのですが、上巻と下巻に分かれた本書を選びました。
下巻には「あとがき」「謝辞」「訳者あとがき」「索引」があります。本書を読む前に上下巻ともに構成をよく意識していればよかったと思いました。
上巻の目次を読んでいたにもかかわらず、「索引」を強く意識したのは、下巻を読み始めたときでした。上巻を読んでいるとき、言葉の意味を調べようと、ページをめくり返していました。無駄な時間と労力を使っていたと後悔しました。
「あとがき」「訳者あとがき」を読んでから、本書を読んだ方がわかりやすかったと後悔しています。読んだのは、下巻を読み始めたときでした。
形式です。
文字は少し小さめでした。文字間をもう少し広げると読みやすい気がしました。上下の余白を少し多めにとって、1行を短くして欲しいと思いました。
難しい漢字が多くあったように思います。言葉も馴染みのないものがあり、注釈があると読みを助けてくれると感じました。
読んでいてわかりづらいところがありました。もっとかみ砕いて書いて欲しいと思いました。何度も読み返したところがありますが、誤解をしている感じを払拭(ふっしょく)できませんでした。
本書では虚構が作り上げた現生人類の現況や将来と幸福にいたるまで考えを馳せていました。本書の副題にあるとおり「文明の構造と人類の幸福」です。
歴史といえば、史実を伝えるのが使命だと思っていました。ですから、新たな発見があった場合に、歴史の事実や内容が書き換えられるのです。そして、その発見された事実に基づいて、様々な推察がなされます。言ってみれば、推察の部分は虚構にあたります。
不思議に思うのは、歴史からどうして幸福を著者は考えるようになったのでしょうか。人類の発展が虚構に基づくものでも、物事の結末は歴史の事実としてあります。そして、それから考えられる推察は自然な思考の流れです。
幸福かどうか、哲学のようです。「個人の幸福」から「人類の幸福」へと論を発展させています。そもそも、「個人の幸福」と「人類の幸福」とは同じなのかという疑問を抱きます。また、本書では、「すべての生き物」や「地球全体」の幸福も考えています。
人類にとっては不幸でも、地球全体では幸福なことはあるでしょう。人類が発展するにせよ滅亡するにせよ、何らかの形で幸福は存在すると考えているようです。幸福が虚構の最たるものと、著者は主張しているようです。
さらに、人類への影響力が強い虚構に対して、その方策まで考えているようです。仏教を例にとり、現実を見ること、今を生きることが大切だと感じているようでした。
かなり売れている書籍のようです。読後の感想として、どこまで本書の内容がわかったのだろうかと思いました。この書籍を読まれた方の感想を聞きたいと思いました。
やはり本書も虚構なのでしょうか。
読書所要時間など
- 総所要時間(読み始めから編集終了まで)
- 38日4時間59分
- 【上巻】
- 読み始め
- 2018(平成30)年1月29日(月)18時00分~
- 読み終わり
- 2018(平成30)年2月11日(日)~16時31分
- 一通り読んだ時間
- 12日22時間31分
- 読んだ範囲
- 本書。ただし、「原註」は調べてまで読んでいません。「図版出典」は興味のあった場合に見ました。奥付は軽く目を通しました。巻末の書籍広告は見ていません。
- 【下巻】
- 読み始め
- 2018(平成30)年2月11日(日)16時59分~
- 読み終わり
- 2018(平成30)年3月2日(土)~22時24分
- 一通り読んだ時間
- 19日5時間25分
- 読んだ範囲
- 本書。ただし、「原註」は調べてまで読んでいません。「図版出典」は興味のあった場合に見ました。「索引」は必要な時に使いました。奥付は軽く目を通しました。巻末の書籍広告は見ていません。
- 【上巻】&【下巻】
- 読み始め
- 2018(平成30)年1月29日(月)18時00分~
- 読み終わり
- 2018(平成30)年3月2日(土)~22時24分
- 一通り読んだ時間
- 32日4時間24分
- 編集終了
- 2018(平成30)年3月8日(木)~22時59分
取り上げられた書物など
- 『ことばの起源-猿の毛づくろい、人のゴシップ』 ロビン・ダンバー氏著
- 『「図説」文字の起源と歴史-ヒエログリフ、アルファベット、漢字』 アンドルー・ロビンソン氏著
- 『マネーの進化史』 ニーアル・ファーガソン氏著
- 『文明と戦争』 アザー・ガット氏著
- 『しあわせ仮説』 ジョナサン・ハイト氏著
- 『ファスト&スロー -あなたの意思はどのように決まるか?』 ダニエル・カーネマン氏著
その他、多くの書籍の紹介がありました。
出来事
2月17日(土) フィギュアスケート男子フリーで、日本が金銀。
2月17日(土) 中学生棋士・藤井聡太氏が朝日杯将棋オープン戦で優勝、6段に。
ひととき
散歩に出かけると、ポカポカ陽気で汗ばんでしまいました。葉のない木が多いので、見晴らしはいいのですが、公園は何となく殺風景です。
大きな蕾(つぼみ)をつけた木がありました。コブシかモクレンでしょうか。花が咲くのは、もうすぐのようです。
平成30年3月4日(日)に撮影しました。
調べたこと
- 【上巻】
- 1 サピエンス(sapiens)
- 第1章の「不面目な秘密」の中に、「サピエンス」と「人類」の使い分けについて書いています。
- また、下巻の訳者あとがきに「サピエンス」の意味が書いてあります。他人と協力し、臨機応変な能力を備えた人類のことのようです。本書では著者は、ホモ・サピエンス(Homo sapiens:ラテン語)と区別しているとのことです。
- 2 幸福(こうふく)
- 3 全史(ぜんし)
- インターネットで調べました。
- 4 偲ぶ(しのぶ)
- 5 動物相(どうぶつそう)
- ファウナ(fauna)。
- 6 超人(ちょうじん)
- ここでは、ニーチェの言う超人を意味しているようです。人類の目標である超人に、ホモ・サピエンスが進化できるのかを問うているようです。
- 7 群像(ぐんぞう)
- 8 先史(せんし)
- 9 先史時代(せんしじだい)
- 10 スパニエル(spaniel)
- インターネットで画像を確認しました。
- 11 種小名(しゅしょうめい)
- 12 マストドン(Mastodon:ラテン語)
- インターネットで画像を見ました。
- 13 近しい(ちかしい)
- 親しい(ちかしい)。
- 14 不穏(ふおん)
- 15 矮性(わいせい)
- 16 狩人(かりうど、かりゅうど)
- 17 燧石(すいせき、ひうちいし)
- 火打ち石(ひうちいし)。
- 18 尖る(とがる)
- 19 自活(じかつ)
- 20 ニッチ(niche)
- 生態的地位(たいせたてきちい)。
- 21 生態的地位(せいたいてきちい)
- ecological niche。
- 22 貪る(むさぼる)
- 23 手懐ける(てなずける)
- 24 穴居(けっきょ)
- 25 交合(こうごう)
- 26 穏当(おんとう)
- 27 額を集める(ひたいをあつめる)
- 28 陰口(かげぐち)を利(き)く
- 29 クォーク(quark)
- 調べましたが、どういったものか理解できませんでした。
- 30 逸らす(そらす)
- 31 近縁(きんえん)
- 32 唸る(うなる)
- 33 互恵(ごけい)
- 34 繁盛(はんじょう)
- 繁昌(はんじょう)。
- 35 贖う(あがなう)
- 36 架ける(かける)
- 37 老舗(しにせ)
- 38 廉直(れんちょく)
- 39 学究(がっきゅう)
- 40 ゲノム(genome)
- 41 迂回(うかい)
- 42 教皇(きょうこう)
- 43 内奥(ないおう)
- 44 トーテム(totem)
- 本書に解説があります。
- 45 適う(かなう)
- 46 狩場(かりば)
- 47 進化心理学(しんかしんりがく)
- インターネットで調べました。よくわかりませんでした。
- 48 撓わ(たわわ)
- 49 けりがつく
- 50 輪廻転生(りんねてんしょう)
- 51 パレット(palette)
- 参考:荷台のパレット(pallet)。
- 52 共進化(きょうしんか)
- 53 丁重(ていちょう)
- 54 野営(やえい)
- 55 生長(せいちょう)
- 参考:成長(せいちょう)。
- 56 敏捷(びんしょう)
- 57 牧夫(ぼくふ)
- 58 牙(きば)
- 59 横死(おうし)
- 60 垂涎(すいぜん)
- 61 帳(とばり)
- 帷(とばり)。
- 62 目処(めど)
- 63 外界(がいかい)
- 64 生物相(せいぶつそう)
- ビオータ(biota)。
- 65 海牛(かいぎゅう)
- インターネットで画像を見ました。参考:海牛(うみうし)。
- 66 陸塊
- 「りくかい」と読むのでしょうか。意味は「大陸」のようですが・・・。調べましたが、わかりませんでした。
- 67 疾駆(しっく)
- 68 アリバイ(alibi)
- 69 無傷(むきず)
- 無疵(むきず)。
- 70 見遣る(みやる)
- 71 尻目(しりめ)
- 後目(しりめ)。
- 72 酷寒(こっかん)
- 73 齧歯類(げっしるい)
- 74 場(ば)
- 75 リュウチョウ
- インターネットで調べました。
- 76 腹足類(ふくそくるい)
- 77 波(は)
- 78 芳しい(かんばしい)
- 香しい(かんばしい)、馨しい(かんばしい)。
- 79 殺到(さっとう)
- 80 ダイナミクス(dynamics)
- 活動力。
- 81 勤しむ(いそしむ)
- 82 算盤勘定(そろばんかんじょう)
- 83 穀粒(こくりゅう)
- 84 ナトゥーフ文化
- インターネットで調べました。本書にも解説があります。
- 85 エリコ(Jericho)
- 86 金輪際(こんりんざい)
- 87 胸算用(むなざんよう、むねざんよう)
- 88 踏み車(ふみくるま)
- トレッドミル(treadmill)。
- 89 差し渡し(さしわたし)
- 90 役畜(えきちく)
- 91 雌牛(めうし)
- 92 物議(ぶつぎ)
- 93 物議を醸す(ぶつぎをかもす)
- 94 住処(すみか)
- 95 悪疫(あくえき)
- 96 アナトリア(Anatolia)
- インターネットで場所を確認しました。
- 97 擁する(ようする)
- 98 礎(いしずえ)
- 99 至極(しごく)
- 100 紙幅(しふく)
- 101 ペントハウス(penthouse)
- 102 進化圧
- 調べましたが、わかりませんでした。淘汰(とうた)と関係があるようですが。
- 103 意味深長(いみしんちょう)
- 104 口承(こうしょう)
- 105 スプレッドシート(spreadsheet)
- 106 乖離(かいり)
- 107 黄熱病(おうねつびょう)
- 108 后(きさき)
- 109 婦好(ふこう)
- 人名。
- 110 婚資(こんし)
- インターネットで調べました。
- 111 空力(くうりき)
- 空気力学(くうきりきがく)の略でしょうか。参考:気体力学(きたいりきがく)。インターネットで調べました。
- 112 マルチタスキング(multitasking)
- 複数の仕事を同時にすること。
- 113 酋長(しゅうちょう)
- 114 マハーラージャ
- 115 叩き上げ(たたきあげ)
- 116 好鐵不當釘
- 中国のことわざとのことですが、調べきれませんでした。
- 117 宥める(なだめる)
- 118 笑止(しょうし)
- 119 笑止千万(しょうしせんばん)
- 120 吟遊詩人(ぎんゆうしじん)
- 121 楽士(がくし)
- 本書では「吟遊楽士」。「吟遊詩人」の「詩人」が「楽士」に換わったものとして、調べました。インターネットでも調べました。
- 122 ランスロットとグィネヴィア
- アーサー王物語の登場人物。
- 123 野卑(やひ)
- 野鄙(やひ)。
- 124 趨勢(すうせい)
- 125 鳥瞰(ちょうかん)
- 126 バンプ(bump)
- 本書では「抑止帯」のルビになっていました。
- 127 コンキスタドール(conquistador:スペイン語)
- 征服者。
- 128 従僕(じゅうぼく)
- 129 盾突く(たてつく)
- 楯突く(たてつく)。
- 130 カリフ(caliph)
- 本書では「支配者」。
- 131 険峻(けんしゅん)
- 嶮峻(けんしゅん)。
- 132 猛猛しい(たけだけしい)
- 133 ロードローラー(road roller)
- 134 亡骸(なきがら)
- 135 巻物(まきもの)
- 参考:巻子本(かんすぼん)。
- 136 手駒(てごま)
- 137 捕囚(ほしゅう)
- 138 不倶戴天(ふぐたいてん)
- 139 一揃い(ひとそろい)
- 140 遍く(あまねく)
- 普く(あまねく)。
- 141 六方(ろっぽう)
- 142 度量衡(どりょうこう)
- 143 ごてごて
- 144 チュニカ
- インターネットで画像を見ました。
- 145 自決(じけつ)
- 本書では「自決の原理」としてありました。誰からも干渉されず自分のことは自分で決めるという意味でしょうか。民族自決権? この原理とは・・・。
- 146 頑迷(がんめい)
- 参考:頑迷固陋(がんめいころう)。
- 147 黎明期(れいめいき)
- 148 生粋(きっすい)
- 149 氷冠(ひょうかん)
- インターネットで画像を見ました。参考:氷帽(ひょうぼう)、冠氷(かんぴょう)。
- 150 融解(ゆうかい)
- 151 世論(せろん)
- 参考:輿論(よろん)。
- 152 原註(げんちゅう)
- 原注(げんちゅう)。
- 153 Ibid.(ibidem)
- ib.。同書に。
- 【下巻】
- 154 ステップ(steppe)
- 参考:ステップ(step)。
- 155 獰猛(どうもう)
- 156 目映い(まばゆい)
- 眩い(まばゆい)。
- 157 要衝(ようしょう)
- 158 あんぐり
- 159 海塩(かいえん)
- 160 宣教(せんきょう)
- 161 羚羊(れいよう)
- インターネットで画像を見ました。
- 162 アートマン
- 参考:ブラフマン。
- 163 信心(しんじん)
- 164 フレスコ(fresco:イタリア語)
- 165 万神
- 調べましたが、わかりませんでした。
- 166 瑣末(さまつ)
- 些末(さまつ)。
- 167 福音(ふくいん)
- 168 片隅(かたすみ、へんぐう)
- 169 渇愛(かつあい)
- 170 邪淫(じゃいん)
- 171 世俗主義(せぞくしゅぎ)
- 172 プロレタリアート(proletariat:ドイツ語)
- 173 トロツキズム(Trotskyism)
- 174 皮相(ひそう)
- 175 白豪主義(はくごうしゅぎ)
- 176 二元論(にげんろん)
- 177 後知恵(あとぢえ)
- 178 決定論(けっていろん)
- 179 埃っぽい(ほこりっぽい)
- 180 松明(たいまつ)
- 181 瞠目(どうもく)
- 182 フィンチ(finch)
- インターネットで画像を見ました。
- 183 プレートテクトニクス(plate tectonics)
- 184 反駁(はんばく)
- 185 ハインリヒ・シュリーマン
- ドイツの考古学者。
- 186 覚束無い(おぼつかない)
- 187 声望(せいぼう)
- 188 淹れる(いれる)
- 189 ラングレー
- 地名でしょうか。
- 190 霊薬(れいやく)
- 191 兵站(へいたん)
- 192 鉄槌(てっつい)
- 鉄鎚(てっつい)。
- 193 ギルガメッシュ(Gilgamesh)
- 194 壊疽(えそ)
- 195 アラモゴード(Alamogordo)
- 地名でしょうか。
- 196 タービン(turbine)
- 197 踏査(とうさ)
- 198 ホームシック(homesick)
- 199 壊血病(かいけつびょう)
- 200 マスケット銃(じゅう)
- インターネットで画像を確認しました。
- 201 奪取(だっしゅ)
- 202 生る(なる)
- 本書では「科学革命の木に生った」。
- 203 敷設(ふせつ)
- 布設(ふせつ)。
- 204 周航(しゅうこう)
- 205 軛(くびき)
- 頸木(くびき)。
- 206 帯同(たいどう)
- 207 特筆(とくひつ)
- 208 虜囚(りょしゅう)
- 209 煽る(あおる)
- 210 蝕む(むしばむ)
- 虫食む(むしばむ)。
- 211 ゼロサムゲーム(zero-sum game)
- 212 見紛う(みまがう)
- 213 声明書(せいめいしょ)
- 214 織屋(おりや)
- インターネットで調べました。参考:機屋(はたや)。
- 215 スクルージ
- 小説の登場人物。インターネットで調べました。
- 216 陰鬱(いんうつ)
- 217 大立者(おおだてもの)
- 218 濫発(らんぱつ)
- 乱発(らんぱつ)。
- 219 台頭(たいとう)
- 擡頭(たいとう)。
- 220 信用供与(しんようきょうよ)
- 221 先取特権(さきどりとっけん)
- 222 東インド会社(ひがしいんどがいしゃ)
- East India Company。本書では「オランダ東インド会社(VOC)」。
- 223 勅許(ちょっきょ)
- 224 砲声(ほうせい)
- 225 西インド会社(にしいんどがいしゃ)
- 本書では「オランダ西インド会社(WIC)」。インターネットで調べました。
- 226 紆余曲折(うよきょくせつ)
- 227 慢心(まんしん)
- 228 結託(けったく)
- 229 挽き臼(ひきうす)
- 230 薬缶(やかん、やっかん)
- 231 出水(しゅっすい、でみず)
- 232 輪をかける(わをかける)
- 233 野良(のら)
- 234 ジャスト・ドウー・イット(just do it)
- 本書では「やるしかない」。
- 235 灌漑(かんがい)
- 236 抗う(あらがう)
- 237 テンプレート(template)
- 238 正時(しょうじ)
- 239 年嵩(としかさ)
- 240 誇張(こちょう)
- 241 惨禍(さんか)
- 242 諍い(いさかい)
- 243 早晩(そうばん)
- 244 往生際(おうじょうぎわ)
- 245 スクリプト・ドクター(script doctor)
- 246 中道(ちゅうどう)
- 247 束の間(つかのま)
- 248 黄金期(おうごんき)
- インターネットで調べました。
- 249 荷車(にぐるま)
- 250 類縁(るいえん)
- 251 躾(しつけ)
- 252 イモータル(immortal)
- 本書では「アモータル」。インターネットなどで調べました。
- 253 隠遁(いんとん)
- 254 泥壁
- 「どろかべ」「でいへき」? なんと読むのでしょうか。調べましたが、わかりませんでした。
- 255 ディストピア小説(dystopiaしょうせつ)
- 256 滅入る(めいる)
- 257 欠落(けつらく)
- 258 インテリジェント・デザイン(intelligent design)
- 知的計画。本書に解説があります。
- 259 サイボーグ(cyborg)
- 本書に解説があります。
- 260 宦官(かんがん)
- 261 拓く(ひらく)
- 262 凌駕(りょうが)
- 陵駕(りょうが)。
- 263 ドン・ファン(Don Juan)
- 264 余禄(よろく)
- 265 バイオニック・ハンド
- 本書に解説があります。インターネットで調べました。
- 266 網膜プロテーゼ(もうまくProtese)
- 267 シンギュラリティ(singularity)
- 268 雛型(ひながた)
- 雛形(ひながた)。
- 269 紋切り型(もんきりがた)
- 270 目から鱗が落ちる(めからうろこがおちる)
以下余白