『死ぬほど読書』
- 副題など
- 帯には、「本を読む人にしか、わからないことがある。」「『何をどう読むか』がかなり重要。」とありました。
- 著者など
- 著者 : 丹羽 宇一郎(にわ ういちろう)氏著
- 出版社など
- 株式会社 幻冬舎 さん
- 版刷など
- 幻冬舎新書461。2017年7月第1刷。読んだものは、2017年8月第4刷。
- ボリューム
- 183ページ
感じたこと
「傷つくかどうかは自分しだい」というのを聞いたことがあります。
本書には「動物の血」「理性の血」という言葉が出てきます。
「動物の血」とは、自分の本能に忠実なことをいうようです。また、「理性の血」とは、客観性、相互理解をいうようです。
人は、根も葉もないウワサを流したり、非難したり、バカにしたりします。おそらく、聞いたことのない人は少ないと思います。ねたみや、やっかみが、そのようにさせるのでしょう。これが「動物の血」とのことのようです。
傷つけることで、相手より自分の方が、価値があると思うのでしょうか。または、相手が傷つくことに快感を覚えるのでしょうか。
言われた方は、気になります。誠実な人なら、根拠があれば、直そうと努力するでしょう。直しようがなければ、どうしようもありません。
このような話を聞くと、攻撃する側だけが「動物の血」で野蛮と思いがちです。しかし、言われて気になる側も「動物の血」がそのように感じさせている、と思いました。
どちらも本能が働いています。攻撃側は優位性を、言われる側は自分の存在価値を守ろうとしているようです。組織の中で強いことは、生き残ることにつながります。また、存在の必要性も同じことです。
攻撃側も、言われて傷つく方も、「動物の血」がそうさせるのでしょう。
賞賛された場合は、人の言葉をそのまま受け入れてしまいがちです。これも「動物の血」なのでしょう。
良くも悪くも「動物の血」が騒ぐのです。それが真実なのか、真意なのかわからないのに、です。
相手を誹謗(ひぼう)中傷(ちゅうしょう)したからといって、自分の能力や品格が向上するわけではありません。むしろ、それらは侮辱や名誉毀損の犯罪行為に近いと思います。
「動物の血」からは、人の言うことも、自分の感じることも、アテにはならないと思えてきます。
何が本当なのかと、思ってしまいます。欲目を捨て、自分を第三者的に見て、判断せざるを得ません。これが「理性の血」なのでしょうか。言い分に理由がなければ、気にすることはありません。
判断が正しいかどうかですが、見て感じて考えることは、本人に取っては、少なくとも本当のことです。そこに「動物の血」が入るから問題なのです。
「理性の血」から見ると、攻撃側の見て感じて考えることは、かなり疑わしいと言えます。端(はな)から「動物の血」で物事を見ているからです。
「理性の血」により、他人の発言、自分の言動が正当かどうか見極められるなら、傷つかずにすむかもしれません。しかし、「動物の血」と「理性の血」を区別するのは、現実にはかなり難しいと思います。
それでも、「動物の血」に操られないように、「理性の血」を磨き続けようとするのが人なのでしょう。何もしなければ、「動物の血」の言いなりです。
この書物を選んだ理由
新聞の書籍広告にあったので、読むことにしました。タイトルの「読書」に目が行きました。
私の読み方
「感じたこと」の「動物の血」と「理性の血」とかぶりますが。
「動物の血」を満たすために、「理性の血」を使っていると感じることがあります。「バレなければ何をやっても構わない」とか、マニュアルにあることを守ってさえいればよい、などといったものです。
何のために、「理性の血」を向上させ、マニュアル、マナーはあるのか、です。集団や個々の人とは何か、という本質を考えない傾向があるように感じます。表面的なものだけに注目して、「なぜ」そうするのかを考えない感じです。結果オーライで、生産性だけに注目しているようです。
人についても、人間性を評価する組織がどれだけあるのでしょうか。何となくですが、人々が「動物の血」をもった機械になっていくよう気がします。
本書の冒頭に、読書についての疑問を、大学生が投稿した新聞記事がありました。私もこれを読みました。
やはり、趣味でも何でもいいのですが、あるテーマついて書かれた文字の塊(本など)を読まないのは、いかがなものか、と。読み方を考える弊サイトの立場から言うと、マズイと思います。
最大の理由は、読むために必要な心身が衰えていくからです。日頃から読んでいないのに、思い立っても十分に読めません。年を取ると、さらに難しくなります。一旦、中断すると、能力は極端に落ち、感覚は元に戻らなくなるようです。若い間に能力を伸ばしておき、読み続けるのがいいようです。
眼と意識を使う能力は、読書だけとは限りません。
スランプのことが書いてありました。人は動物ですから、心身は一定ではなく、変化していきます。精神論よりも技術的な方法が欲しいところです。
気をつけたいのは、心身の不調です。本人は気づかないこともあるので、健康診断を受けた方がいいかもしれません。
調子が良すぎる場合も、注意が必要なようです。うつ病は気づいても、そう病は気づきにくいそうです。
病気でなければ、安心です。しかし、自分の思うように心身が動かないのは歯がゆいものがあります。
人が「年を取ると本が読めなくなった」というのを聞いたことがあります。
その原因が、眼、理解力、意識なのかよくわかりません。過去に本を読み、人生経験があるので、理解力はあると思われます。それとも、新しい分野にチャレンジしているのかもしれません。
やはり、年齢のせいにするのは、心身の衰えだと本人は感じているようです。
さて、本書には、理論を念頭に技術の習得が書かれてありました。しかしながら、読書する時の心身の使い方について、技術の理論の記述はありませんでした。もし、心身の使い方についての技術的な理論があれば、読書も向上するかもしれません。
先ほどのスランプの話に戻りますが、できることは2つあるに思います。1つは、基礎基本を正確にゆっくりと確認し、動作できるようにすること。もう一つは、不調な場面を忘れて、趣味などの違う分野に気持ちを切り替えること、です。
基礎基本は正確であれば、それに越したことはありません。不調は自分のせいだけとは限りません。環境や運など、偶然に左右されることがあります。不調な場面を繰り返したくないわけですから、忘れる方がいいのです。反対の絶好調な場面も同じです。
知りたいのは、基礎基本とは何かです。学校では本の読み方を習いません。文字を教えてもらって、音読や黙読をしますが、個人が自然に体得するのを待つのみです。
読書の心身の使い方の基礎基本とは何でしょうか。あるなら、読書の向上、スランプ対策に役立つはずです。理論的な技術の習得ができるわけですから。
形式は、新書の形です。文字の大きさ、行間など、読みやすかったです。著者のノートの写真は参考になりました。
読んだ順番は、ページ順に読みました。
わかりやすい文章で、流行(はやり)の言葉もありました。著者の考えを述べていますが、読者を拘束するような感じではありませんでした。今までにない感覚がありました。
本書から、多くのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。
読書所要時間など
- 総所要時間(読み始めから編集終了まで)
- 11日13時間25分
- 読み始め
- 2017(平成29)年10月2日(月)午前10時15分~
- 読み終わり
- 2017(平成29)年10月4日(水)~14時39分
- 一通り読んだ時間
- 2日4時間24分
- 編集終了
- 2017(平成29)年10月13日(金)~23時40分
- 読んだ範囲
- 本書、カバー、帯。ただし、「おわりに」の次ページ以降は軽く目を通し、巻末の書籍広告は見ていません。
取り上げられた書物など
- 『人間-この未知なるもの』 アレクシス・カレル氏著
- 『道徳感情論』 アダム・スミス氏著
- 『木のいのち木のこころ』 西岡 常一氏著
- 『沈黙の螺旋理論』 E・ノエル=ノイマン氏著
※ その他、多くの書籍の紹介がありました。
※ 本書に掲載はありませんが、
『HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプットマネジメント)』(アンドリュー・S・グローブ氏著、小林薫氏訳)
が参考になります。
出来事
10月6日(金) 核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN=International Campaign to Abolish Nuclear Weapons)にノーベル平和賞。
ひととき
今年は、エノコログサ(猫じゃらし)とこの草の勢いがありました。いつもの場所のチガヤは、影が薄くなっていました。
インターネットで調べたのですが、名前がわかりませんでした。メリケンカルカヤ、だと思うのですが。
調べたこと
- 1 件(くだん、くだり)
- 2 自立(じりつ)
- 参考: 自律(じりつ)。
- 3 露(つゆ)・・・ずorない(否定形)
- 4 程(ほど)
- 本書では「ほども・・・ない」。
- 5 身震い(みぶるい)
- 6 紛い物(まがいもの)
- 擬い物(まがいもの)。
- 7 隆盛(りゅうせい)
- 8 フェイクニュース(fake news)
- インターネットで調べました。
- 9 貶める(おとしめる)
- 10 デマ
- デマゴギー(Demagogie:ドイツ語)。
- 11 ソーシャルメディア(social media)
- 双方向の伝達手段。参考:マスメディア(mass media)。
- 12 出鱈目(でたらめ)
- 13 キュレーション(curation)
- 情報を収集整理し展示すること。
- 14 サイト(site)
- 15 玉石混淆(ぎょくせきこんこう)
- 16 SEO(Search Engine Optimization)
- 検索エンジン最適化。
- 17 杜撰(ずさん)
- 18 露呈(ろてい)
- 19 担保(たんぽ)
- 20 今上天皇(きんじょうてんのう、こんじょうてんのう)
- 21 世論調査(せろんちょうさ、せいろんちょうさ)
- 輿論調査(よろんちょうさ)。
- 22 礼賛(らいさん)
- 23 一辺倒(いっぺんとう)
- 24 憧憬(しょうけい、どうけい)
- 25 クオリティ(quality)
- 26 赴く(おもむく)
- 27 折(おり)
- 28 自戒(じかい)
- 29 教訓(きょうくん)
- 30 痛感(つうかん)
- 31 慈雨(じう)
- 32 針の筵(はりのむしろ)
- 針の筵に座る(はりのむしろにすわる)。
- 33 人徳(じんとく)
- 34 吹っ切れる(ふっきれる)
- 35 含み損(ふくみそん)
- 36 挽回(ばんかい)
- 37 ブラックボックス(black box)
- 38 確度(かくど)
- 39 ・・・めく
- 40 夥しい(おびただしい)
- 41 情報リテラシー(information literacy)
- 情報を扱う能力。
- 42 博覧強記(はくらんきょうき)
- 43 細切れ(こまぎれ)
- 小間切れ(こまぎれ)。
- 44 断片的(だんぺんてき)
- 45 悠久(ゆうきゅう)
- 46 乱読(らんどく)
- 濫読(らんどく)。
- 47 悪書(あくしょ)
- 48 類書(るいしょ)
- 49 姿形(すがたかたち)
- 50 生長(せいちょう)
- 参考:成長(せいちょう)。
- 51 直言(ちょくげん)
- 52 若気の至り(わかげのいたり)
- 53 書生(しょせい)
- 54 ・・・ぽい
- 55 感興(かんきょう)
- 56 執拗(しつよう)
- 57 憚る(はばかる)
- 58 教養(きょうよう)
- 59 天職(てんしょく)
- 60 益す(ます)
- 増す(ます)。
- 61 渉猟(しょうりょう)
- 62 喝破(かっぱ)
- 63 優生学(ゆうせいがく)
- 64 バイアス(bias)
- 65 所狭し(ところせまし)
- 参考:所狭し(ところせし)。
- 66 虚栄心(きょえいしん)
- 67 代物(しろもの)
- 68 上っ面(うわっつら)
- 上面(うわつら)。
- 69 恰好(かっこう)
- 格好(かっこう)。
- 70 隠遁(いんとん)
- 71 唸る(うなる)
- 72 堪能(たんのう)
- 73 あざとい
- 74 仰仰しい(ぎょうぎょうしい)
- 75 食指(しょくし)
- 参考:食指が動く。
- 76 反芻(はんすう)
- 本書ではよく使われていたように感じました。読書には、考えることが大切なようです。
- 77 醍醐味(だいごみ)
- 78 沁みる(しみる)
- 染みる(しみる)。
- 79 冗長(じょうちょう)
- 80 潜り抜ける(くぐりぬける)
- 81 耳を澄ます(みみをすます)
- 82 高尚(こうしょう)
- 83 下訳(したやく)
- 84 左翼(さよく)
- 対義語:右翼(うよく)。
- 85 骨休み(ほねやすみ)
- 86 血肉(けつにく)
- 87 興趣(きょうしゅ)
- 88 散見(さんけん)
- 89 老舗(しにせ)
- 90 愚にもつかない(ぐにもつかない)
- 91 下世話(げせわ)
- 92 効用(こうよう)
- 93 培う(つちかう)
- 94 桶屋(おけや)
- 95 風(かぜ)が吹(ふ)けば桶屋(おけや)が儲(もう)かる
- 96 太刀打ち(たちうち)
- 97 リベラリズム(liberalism)
- 自由主義。
- 98 リバータリアニズム(libertarianism)
- リバタリアニズム。自由至上主義。
- 99 コミュニタリアニズム(communitarianism)
- 100 蔓延(まんえん)
- 101 推察(すいさつ)
- 102 新興国(しんこうこく)
- インターネットで調べました。
- 103 注力(ちゅうりょく)
- 104 下地(したじ)
- 参考:下地(かち)と読めば別意。漢和辞典などで調べました。
- 105 風土記(ふどき)
- 読み方に注意です。「ふうどき」とは読みません。
- 106 史料(しりょう)
- 参考:資料(しりょう)。
- 107 筆致(ひっち)
- 108 繙く(ひもとく)
- 参考:紐解く(ひもとく)。
- 109 絵空事(えそらごと)
- 100 綯い交ぜ(ないまぜ)
- 101 綯う(なう)
- 102 現生人類(げんせいじんるい)
- ホモサピエンス(Homo sapiens:ラテン語)。
- 103 連綿(れんめん)
- 104 発祥(はっしょう)
- 105 憂さ晴らし(うさばらし)
- 106 強靱(きょうじん)
- 107 真摯(しんし)
- 108 アスリート(athlete)
- 109 無上(むじょう)
- 110 膨大(ぼうだい)
- 参考:厖大(ぼうだい)。
- 111 捻出(ねんしゅつ)
- 拈出(ねんしゅつ)。
- 112 趣(おもむき)
- 参考:趣(しゅ)。
- 113 唯一無二(ゆいいつむに)
- 114 食傷(しょくしょう)
- 115 小生意気(こなまいき)
- 116 螺旋(らせん)
- 参考:螺線(らせん)。
- 117 興(きょう)
- 118 興に乗る(きょうにのる)
- 119 能動的(のうどうてき)
- 120 贅沢(ぜいたく)
- 121 我が儘(わがまま)
- 122 真価(しんか)
- 123 フィードバック(feedback)
- 124 不即不離(ふそくふり)
- つかず離れず。
- 125 ハイヤー(hire)
- 126 渾然一体(こんぜんいったい)
- 127 波瀾万丈(はらんばんじょう)
- 128 しくじり
- 129 編纂(へんさん)
- 130 喉元(のどもと)過(す)ぎれば熱(あつ)さを忘(わす)れる
- 131 推(お)して知(し)るべし
- 132 ハインリッヒの法則(Heinrich’s law)
- 本書に解説があります。
- 133 ヒヤリ・ハット
- ハインリッヒの法則から来ています。公的機関でも使われているようです。インターネットなどで調べました。
- 134 驕り(おごり)
- 135 順風満帆(じゅんぷうまんぱん)
- 136 自伝(じでん)
- 137 眉(まゆ)に唾(つば)をつける
- だまされないように気をつける。
- 138 早出料(はやでりょう)
- 139 滞船料(たいせんりょう)
- 140 積地(つみち)
- 早出料、滞船料を調べていると出てきた言葉でした。
- 141 精算(せいさん)
- 対義語は「概算(がいさん)」。参考:清算(せいさん)。
- 142 後の祭(あとのまつり)
- 手おくれ。
- 143 暗澹(あんたん)
- 144 特損処理
- 「とくそんしょり」と読むのでしょうか。特別損失の略。会計の用語のようです。参考:特別損益(とくべつそんえき)。臨時損益(りんじそんえき)。前期損益修正(ぜんきそんえきしゅうせい)。インターネットなどで調べました。
- 145 忸怩(じくじ)
- 恥じいること。
- 146 半生(はんせい)
- 参考:半生(はんしょう)と読めば別意。半死半生(はんしはんしょう)。
- 147 回顧録(かいころく)
- 148 敗残者(はいざんしゃ)
- 敗残+者。
- 149 ソフトランディング(soft landing)
- 軟着陸。
- 150 危惧(きぐ)
- 151 路頭(ろとう)に迷(まよ)う
- 152 紙一重(かみひとえ)
- 153 口伝(くでん)
- 漢和辞典では「こうでん」とも。
- 154 殺ぐ(そぐ)
- 削ぐ(そぐ)。
- 155 賑やか(にぎやか)
- 156 沖仲仕(おきなかし)
- 157 安穏(あんのん)
- 参考:「あんおん」。
- 158 羨ましい(うらやましい)
- 159 ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige:フランス語)
- 高貴さに伴う義務。
- 160 セレンディピティ(serendipity)
- セレンディピティー。本書に解説があります。
- 161 邪(よこしま)
- 162 セレーン(serene)
- 本書に意味が書いてあります。
- 163 ばらける
- 164 スランプ(slump)
- 165 エゴイスト(egoist)
- 166 歓談(かんだん)
- 款談(かんだん)。
- 167 軋轢(あつれき)
- 168 等閑(なおざり)
- 参考:御座なり(おざなり)。
- 169 柔(やわ)
- 和(やわ)。
- 170 しょっちゅう
- 171 ヒステリック(hysteric)
- 172 汗顔(かんがん)
- 173 雅量(がりょう)
- 174 死生観(しせいかん)
- 175 尊厳死(そんげんし)
- 176 安楽死(あんらくし)
- 177 一般財団法人 日本尊厳死協会(JAPAN SOCIETY FOR DYING DIGNITY)さん
- ホームページを確認しました。
- 178 屈託(くったく)
- 179 寸前(すんぜん)
- 180 KY
- 本書に意味が書いてあります。参考:KY(危険予知)。
- 181 忖度(そんたく)
- 182 衆愚(しゅうぐ)
- 183 目敏い(めざとい)
- 目聡い(めざとい)。
- 184 付和雷同(ふわらいどう)
- 附和雷同(ふわらいどう)。
- 185 文物(ぶんぶつ)
- 186 忽然(こつぜん)
- 187 他愛無い(たあいない、たわいない)
- 188 瞠目(どうもく)
- 189 傘寿(さんじゅ)
- 80歳。
以下余白