『人間をみつめて』
付 ケベースの絵馬 神谷美恵子著作集2
- 副題など
- 帯には「『なぜ私ではなく、あなたが?』病める者に寄せる思いと実践のなかから紡ぎ出された言葉」「心の景色の美しい人」とありました。この言葉は著作集に共通するもののようです。少なくとも著作集1~3は同じです。
- また、神谷美恵子著作集のチラシに本書は
「本書は『生きがいについて』の補巻をなしている。前著は極限状態に置かれた人びとが対象であったが、ふつうの生活と健康に恵まれている人たちが生きがいで悩んでいるとすると、ある意味で問題はもっと深刻である。こうして具体的経験に即し、人間一般について考察が進められる。」
と紹介してありました。
- 著者など
- 著者 : 神谷 美恵子(かみや みえこ)氏著
- 出版社など
- 株式会社 みすず書房 さん
- 版刷など
- 1980年12月第1刷。読んだものは、1997年5月第19刷。
- ボリューム
- 310ページ
感じたこと
5月下旬から6月上旬まで、腰の手術で入院していました。病院でのことをお話しします。
入院病棟には、大部屋がありました。患者同士やその家族が、談話や食事をする部屋です。長机とイスや、大型テレビ、お茶や湯を出す機械、冷蔵庫、シンク、自動販売機などがありました。
大部屋は病室から離れていますが、話し声や、テレビの音が聞こえることがありました。耳の遠い方もいて、音は大きくなりがちです。盛り上がると、ベッドに寝ていても、患者同士の会話は丸聞こえです。大河ドラマ『おんな城主 直虎』の放送時も同じでした。
入院中、腰の調子がよくなかったので、ほとんどをベッドで過ごしました。退院の1週間ほど前に、歩行器で大部屋に行きました。入院生活への名残を惜しむためです。
消灯1時間前に大部屋に行くと誰もいませんでした。イスに座って熱いお茶を飲んでいました。すると、高齢の男性(Aさん)が、少し経って、中高年の男性(Bさん)がやってきました。
Bさんが座ってまもなく、Aさんが話しかけました。Aさんは自分の病状から簡単に話しました。そして、Bさんの主治医が誰かを聞きました。一瞬の間を取って、Aさんは「あんた、男前(おとこまえ)やな」と言いました。Bさんは、急にほころんだ顔の前で何回か手を左右させていました。AさんとBさんは、どうも初対面のようでした。その後、AさんとBさんの会話はいい感じで続いていました。
入院中に読んだ本か、テレビ番組なのか記憶が曖昧ですが、間近にこの風景を見ました。『男前やな』の言葉です。Bさんには申し訳ないのですが、これは本当のことを言っているのではありません。ご挨拶であり、挨拶代わりであり、社交辞令です。話しに弾みをつける、気付け薬のような言葉です。
世代によって社交辞令は変わるそうです。『あんた、男前やな』というのは70歳代くらいの世代が使うそうです。『あんた、男前やな』を2度ほど聞きましたが、すべて別の70歳くらいの男性が言っていました。
整形外科病棟の入院患者のほとんどが65歳以上に感じました。80歳前後の人がたくさんいるようでした。年を取るにつれ、骨が弱くなり脊柱の病気になるようです。
ちなみに、私は、看護師から「若い」と言われて気をよくしました。職業人としては老いぼれですが、入院患者としてはヤングです。入院中、私と同じか年下の患者は、自営業者と大学生の2人だけでした。手術を受けるには、時間の融通が必要なのです。
検査入院は、検査時以外は、時間があります。手術の場合、2、3日後には動けるようになります。医師や看護師が、1日数回、血圧を計ったり、縫合部のチェック、健康状態を聞いたりします。たまに、採血をしますが、それでも10分はかかりません。動けるようになるとリハビリをします。リハビリ室に移動しても、半時間程度で病室に戻ります。上げ膳据え膳なので、食事は20分ほどで終わります。安静にする時もありますが、入院生活は単調で、時間があります。
ほとんどの時間は、やることがありません。本を読む人も多いですが、そればかりも飽きてきます。やはり、みんな、口を動かしたくてウズウズしています。顔見知りの人たちが団体で入院することは、まず、あり得ません。入院患者同士は、お互いが初対面です。
男女によって、このコミュニティが少々違う気がしました。
女性は、病室のメンバーだけでコミュニティができているところがありました。その病室からは、話し声と大きな笑い声がいつも聞こえていました。しかし、大部屋で話しが盛り上がっている女性たちは見ませんでした。病室の限られたメンバーでは、全員が話し好きなら申し分ありませんが、話し下手には苦痛かもしれません。
男性の病室はどこも静かでした。男性は全員が重症患者では、と思うほどです。どうも、病室にはいないようです。整形外科と書かれた歩行器や車いすを、外来休憩所、大部屋、廊下などで見かけました。そこには、男性患者の姿がありました。
しかし、エレベーターの踊り場、廊下、大部屋で、気さくに声をかけるのは男性患者です。何人かいましたが、どうも話し好きらしいのです。自分の病状から言って、そのあと、相手の病状を聞いていました。おそらく、自分の病状は繰り返しているのか流暢に話していました。また、誰もが同じことを言うのか、相手の話を聞いていないようです。適当に相槌を打って、すぐに自分の経験談を語りはじめます。そして、話し好き同士は、お互いの手の内を知っているのか、すぐに飽きるようでした。
ターゲットにされるのは、新人看護師、新入り患者、めったに姿を現さないカーテン内の君です。しかし、話し好きの彼らは、次から次へと話し相手を変えていきます。同じ相手だと、話しが続かないからでしょうか。
世代はその時代を反映しています。話し好きの彼らには、プライバシーというものが感じられません。やはり、ウチやソトと言った感じです。悪びれることもなく、ズケズケと人のプライバーに土足で踏み込んできます。
プライバシーという個人の秘密の保持から言うとマナー違反をしています。しかし、ウチやソトという文化では、むしろ自然です。なぜなら、患者同士というウチの関係が成立しているからです。私が子どもの時を思い起こすと、日常的なことだったなぁ、懐かしいなぁ、とも感じました。
私の感覚では、プライバシーをよく聞くようになったのは、バブル経済崩壊後だと思います。そして、個人情報保護法ができてから、社会がプライバシーに神経質になりました。あまりにもプライバシーを制限すると、相手とのコミュニケーションがとりづらくなります。そして、自分自身も、どのような人間なのかわかりづらくなります。自他からつくられるアイデンティティーに影響を及ぼしている気もします。同じコミュニティにありながら、「あなた、誰?」「わたしって、何?」の感じでしょうか。
先ほどの社交辞令の世代は、プライバシーや、個人情報保護の影響を受けていないと思います。やはり、ウチやソトのスタイルです。
話をはじめに戻します。高齢のAさんはウチやソト、中高年のBさんはプライバシー&個人情報保護ハーフ、世代に感じました。
一般的に考えると、中高年Bさんが、病気のことを根掘り葉掘り聞かれるのは、快く思わなかったはずです。しかしながら、Bさんは、Aさんと、楽しそうに話しをしているのです。しかも、プライバシーにかかわる病状のこともキチンと答えていました。おそらく、ウチの関係になっていたのでしょう。
ただでさえ初対面でのコミュニケーションの取っ掛かりは難しいのに、プライバシーや個人情報保護が絡むとさらに困難です。しかも、世代の価値観は違います。
コミュニケーションにとって、プライバシーや個人情報保護は、鉄壁の守りであり、難攻不落の城塞に思えます。何も話せない環境にあるのです。
しかし、AさんとBさんの様子を見ていると、何らかの壁があるようには思えませんでした。お二人とも理知的に話していたので、それなりの弁(わきま)えのある人たちであるのは間違いありません。それにしても・・・。
一体何が、ここまで和やかな会話にさせたのでしょうか。思い当たるのは、あの社交辞令です。プライバシーや個人情報保護の数々の堅い守りを乗り越え、牙城(がじょう)を開かせたのは、あの社交辞令しか考えられません。何せ、ウチの関係を築いたのですから。
『あんた、男前やな』、恐るべしです。
ちなみに、話し好きの男性が女性に「あんた、べっぴんさんやな」とか、女性が男性に「あんた、男前やな」は聞きませんでした。ラブロマンスに発展しては、身体が持たないとの防衛本能からでしょうか。それとも、病人としての節度が許さなかったのでしょうか。
いずれにせよ、社交辞令の話ですから、ね。
この書物を選んだ理由
読んだもの№95『生きがいについて』、№118『こころの旅』と理由は同じです。次の内容です。
20年ほど前に買っていた積ん読です。
当時、買うかどうか迷いに迷った記憶があります。書店で本書の冒頭部分を読んだだけで、「???」でした。しかし、私の記憶では、この本は、長い間書店の棚にありました。どうして、こんな堅そうな本がずっと棚にあるのかが不思議でした。その後、何かと、著者とその書籍が取り上げられていました。そして、読めるかどうかわからないけど、買う決心をしました。もしかすると、書籍が絶版になるかもしれないからです。
そして、去年8月初旬に大型書店へ行くと、棚に本書がありました。私の現在の読書能力では、読むのはまだ早い気がしました。思う本がなかなか見当たらず、手元にある本書を読む覚悟をしました。
このたび腰痛で手術入院しました。手術してから3日ほどすると、何かしたくなります。動くことはできません。本を読むしかないか、です。
検査入院の時は『こころの旅』を読みました。「ん~。読んでみるか」ということで、『人間をみつめて』に決めました。
本を家族に持ってきてもらいました。
私の読み方
本書の主題は、人間は何ものか、でしょうか。人間の存在は何かを、著者の経験や知識から追究しています。
私たちは、人の評価を「役に立つ」かどうかに基準を置きがちです。この「役に立つ」は、価値観によって変わってきます。
経営者から見た労働者の価値は、どれだけ利潤を生むかです。経営者の指示を受ける管理職にとっては、部下がどれだけ働いてくれるかが大事です。利潤を追求する組織では、人間の価値を生産性に置いています。これは、利潤を追求する組織にとっては当然のことかもしれません。このような組織での評価は、生産性が主になっています。人間性を評価している組織は、ほとんどないと思います。
この経済偏重の考え方が進むと、重大な社会問題になることを著者は予測していたようです。
人は何らかの価値観を持っています。それが行きすぎた場合、どのような結果を及ぼすのか予想できそうなものです。そして、行きすぎに気づき、改められそうな気がします。しかし、ほとんどの場合、現実は破綻するまで続きます。少しずつの変化は、気づきを鈍らせ、決断を遅らせます。
この価値観は、私たちが作り上げたもののようです。ある価値観を持つ人は、別の価値観に興味を持たない人もいます。全ての人が同じ価値観で動いているわけではありません。しかしながら、社会は何らかの価値観によっています。学校も例外ではありません。自分たちのつくった価値観に、自分たちが縛られています。
しかし、時々、この価値観を意識しないことがあります。一人でいた時に、知り合いに出会った時です。なぜか、多弁になります。また、組織の別のセクションに行く時には、知っている人のところへ顔を出したりします。役立たずとの陰口の対象者のところでさえ、行く人があるのですから不思議です。
ここには、私たちがどのような存在なのかを知る構造があるようです。
人間には、文化や社会的に位置づけられる価値観と、本能に基づいた生きるスタイル、を持っているようです。そして、文化や社会的なものと、本能に基づいたもの、の間をつなぐものに、道徳やマナーなどがあるようです。道徳やマナーがなければ、絶えず紛争状態にあるかもしれません。私たちは、価値観を選べますが、本能に基づいたスタイルは選べません。
先ほどの、一人でいた時に知り合いに出会った時です。ホットしたり、多弁になったりしますが、その理由を説明できません。これは人間の本能ではないかと思うのです。その時は、客観的に見て、役立たずとの陰口の対象者の存在を認めています。ある価値観からは役に立たないかもしれないが、存在はあるのです。存在が何らかの形で役に立っているなら、存在に価値があることになります。
我が子もそうです。生まれた時は、理屈抜きで、赤ちゃんがいるだけで幸せなのです。親子の絆もそうです。人が徒党を組むのも、そうかもしれません。人は一人では生きられません。本能においては、全ての人、その中の一人の存在が必要なのです。これは、生産性における役に立つとかの次元ではありません。
人間社会における「役に立つ」という構造をどれだけの人が理解しているのでしょうか。私たちは希望と勇気を持って働いているでしょうか。全体が、一人が生き生きとした、文化や社会をつくっているでしょうか。
あるすばらしい価値観を持っていたとしても、本能における存在が何であるかを理解し実践しなければ、私たちの作り出すものは歪(いびつ)なものになるでしょう。現実に嫌気のさす出来事はいくらでも起こっています。
本能の存在までも、私たちは、価値観や道徳・マナーで矯正しようとしているようです。これは、本末転倒です。人間の存在があって、価値観があるのです。
よく売れている経営書や指南書を読むと、なるほどその通りです。しかし、その本においても、どうしても言い切れないことがあるように感じます。それが、本能の存在です。
科学的に分析、構築しても、その根本(こんぽん)が間違っている以上、納得のいく結果は得られません。経済・経営、法システムなどは、人間を外から見ています。そして、主体は経済・経営などで、客体が人間の存在となっています。人間の存在が主で、経済・経営が客体のはず、がです。
人間がつくった文化や社会と、人間の存在は、相争うものではありません。むしろ、支え合って、望ましい人間のあり方を実現できるはずです。
神が人間をつくったとするなら、価値観に依存する私たちに試練を与えているのかもしれません。いがみ合い続けるのか、それとも、希望のある人間になるのかを。価値観を極めるのか、それとも、人間の存在を高めるのか、を。
巻末に『ケベースの絵馬』という物語があります。なかなか味わい深いことが書いてあります。今まで述べてきたことと密接に関係があります。優れた価値観や思想も、思慮がなければ善とは言えません。善とは、人間の存在に対する善のようです。
この物語は、人が陥りやすいことについて書いています。何のために生きるのか、どのように生きるのかを考えさせてくれる物語です。本書を読むと、著者がこの物語を掲載する理由がわかる気がします。
読書について書いてありました。「第二章人間の生き方」の中の「一 自発性と主体性について」の後半にありました。
紹介された本の数を考えると、著者の考えは参考になりました。
形式ですが、読んだもの№95『生きがいについて』、№118『こころの旅』と同じです。
読んだ順番は、ページ順に読みました。後で、この順番で読んでいればよかったと思うことはありませんでした。
医学、医療に関する言葉を調べてもわからないことがありました。本書の書かれた当時は、医学と言えばヨーロッパ、特にドイツだったようです。時間の経過していることが禍(わざわい)したようです。しかしながら、当時、インターネットはありませんから、いずれにせよ、調べるのは苦労したと思います。市民の図書館に行って、医学の専門書を見られるかどうかも疑問です。初版から年数の経った本は、言葉に注をつけてもらうと助かるのですが。
本書の主をなすのは、「Ⅰ 人間について」のように感じます。しかし、著者の感じ方を知るには、「Ⅱ らいとともに」以降は参考になります。
付録『ケベースの絵馬』は本書の締めくくりとして、最後に読むといいと思いました。本書の内容がギュッと締まる気がしました。実は、この物語をすでに再読しています。あまりにも、意味深だからです。おそらく、また、読むでしょう。
このたびの「1感じたこと」は病院での出来事を書きました。そのため、「3私の読み方」がいつもの「1感じたこと」になった感じがします。しかし、社交辞令の『あんた、男前やな』は、人間の存在と、価値観を微妙にくすぐっている気がします。このことを「3私の読み方」で、本書の内容にそう形で、私の考えを述べたものです。
神谷美恵子氏著作集『生きがいについて』『こころの旅』『人間をみつめて』を読みました。この3巻は20年ほど前に買っておいた積ん読の本です。昨年の8月末に『生きがいについて』を読み終え、その直後に腰痛が始まりました。そして、検査入院、手術と入院の期間中に、『人間をみつめて』を最後に、やっと読み終えました。
腰の手術を、自分で人生の節目、転換期と決めていました。この時期に、この3冊を読んだのは意義があったと思っています。
著者は、人間の本質について追究をしています。なぜ、同じ人間なのに、一人はこうで、一人はああなのか。違うことはダメか。同じことは普通か。人間の存在とは何か。生かされるとは。内なる声、使命感とは何か。難しいことばかりです。
この難しいことを考えながら、今までの人生を振り返ると、それなりに思うところがありました。人生の奥深さについて、あらためて考えさせられました。そして、3冊目を読み終えた時に、心にある「しがらみ」や「わだかまり」が吹っ切れました。胸の内ですが、さらの気持ちで、人生の再出発ができた気がします。
あくまでも個人的な感想ですが、神谷美恵子氏著『生きがいについて』『こころの旅』『人間をみつめて』は、人間の本質に迫っていました。人が生かされるように、生きるように、書かれています。今までの人生が無駄ではなかったこと、これからの人生をどのように生きるのかに、思いが及ぶような気がします。
読書所要時間など
- 所要時間
- 42日19時間44分
- 読み始め
- 2017(平成29)年5月28日(日)13時57分~
- 読み終わり
- 2017(平成29)年7月10日(月)~午前9時41分
- 読んだ範囲
- カバー、帯、折り込みチラシ、本書。ただし、著者略歴、奥付は軽く目を通し、巻末の書籍広告は見ていません。
取り上げられた書物など
- 『攻撃』 ローレンツ氏著
- 『時間の心理学』 Fraisse氏著
- 『自省録』 マルクス・アウレリウス氏著
- 『ガン病棟』 ソルジェニツイン氏著
これ以外にも、多くの書籍などの紹介がありました。
出来事
7月5日(水)~ 福岡県、大分県で豪雨続く。川の氾濫、土砂崩れがあり、不明者多数。
5月26日(金)~ 外来種で、強い毒をもつヒアリが、兵庫、大阪、愛知、東京で見つかる。
ひととき
最近、白い花を咲かせる木をよく見かけます。公園や遊歩道に植えられています。いっせいに花が咲くと、ついつい眺めてしまいます。
木の名前を調べ切れませんでした。シマトリネコでしょうか。
以上、平成29年7月4日(火)撮影。
調べたこと
- 1 地味(じみ)
- 2 境遇(きょうぐう)
- 3 掘り下げる(ほりさげる)
- 4 論う(あげつらう)
- 5 氾濫(はんらん)
- 6 アンチテーゼ(antithesis)
- 7 門前の小僧(もんぜんのこぞう)
- 門前の小僧習わぬ経を読む(もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ)の略。
- 8 粘菌(ねんきん)
- インターネットの動画で確認しました。
- 9 スクレロチーム
- スクレロチウム。菌核(きんかく)。インターネットなどで調べました。
- 10 菌核(きんかく)
- 11 屍体(したい)
- 死体(したい)。
- 12 焰(ほのお)
- 炎(ほのお)。
- 13 配偶子(はいぐうし)
- 14 潜める(ひそめる)
- 15 悼む(いたむ)
- 16 粗相(そそう)
- 17 鮮烈(せんれつ)
- 18 愛護(あいご)
- 19 純真無垢(じゅんしんむく)
- 20 自足(じそく)
- 21 郷愁(きょうしゅう)
- 22 烈しい(はげしい)
- 激しい(はげしい)。
- 23 真摯(しんし)
- 24 気散じ(きさんじ)
- 25 待ち伏せ(まちぶせ)
- 26 往診(おうしん)
- 27 ちょこなん
- 28 目敏い(めざとい)
- 目聡い(めざとい)。
- 29 ちょこちょこ
- 30 じゃれつく
- 31 一隅(いちぐう)
- 参考:片隅(かたすみ)。
- 32 暗ます(くらます)
- 33 催促(さいそく)
- 34 尿瓶(しびん)
- 溲瓶(しびん、しゅびん)。
- 35 到底(とうてい)
- 36 自発的(じはつてき)
- 37 誇らしい(ほこらしい)
- 38 云云(うんぬん)
- 39 人懐こい(ひとなつこい)
- 40 寄与(きよ)
- 41 憩う(いこう)
- 42 絶交(ぜっこう)
- 43 シンボリズム(symbolism)
- 44 臥す(ふす)
- 伏す(ふす)。
- 45 試す(ためす)
- 46 阻喪(そそう)
- 沮喪(そそう)。
- 47 侵襲(しんしゅう)
- インターネットで調べました。
- 48 当たり前(あたりまえ)
- 49 奇怪(きかい)
- 50 ユニヴァシティ・エクステンション(university extension)
- ユニバーシティ・エクステンション。本書では、一般人に開放された「公開講座」。「生涯学習」もあるようです。インターネットなどで調べました。
- 51 懇切(こんせつ)
- 52 丁寧(ていねい)
- 53 隘路(あいろ)
- 54 挺する(ていする)
- 55 身を挺する(みをていする)
- 56 順境(じゅんきょう)
- 対義語は「逆境(ぎゃっきょう)」。
- 57 傲然(ごうぜん)
- 58 師友(しゆう)
- 59 一家(いっか)
- 60 約まる(つづまる)
- 61 恬淡(てんたん)
- 恬澹(てんたん)。
- 62 泡沫(うたかた)
- 63 一所懸命(いっしょけんめい)
- 一生懸命(いっしょうけんめい)。
- 64 浄福(じょうふく)
- 65 捥ぐ(もぐ)
- 66 人生行路(じんせいこうろ)
- 67 斜陽(しゃよう)
- 68 古色蒼然(こしょくそうぜん)
- 69 威張る(いばる)
- 70 留保(りゅうほ)
- 71 平生(へいぜい)
- 72 新語(しんご)
- 73 過価観念
- 「かかかんねん」と読むのでしょうか。調べましたが、よくわかりませんでした。インターネットなどで調べました。
- 74 執着(しゅうじゃく、しゅうちゃく)
- 75 傾倒(けいとう)
- 76 書斎(しょさい)
- 77 剽軽(ひょうきん)
- 78 後ろめたい(うしろめたい)
- 79 蓋然性(がいぜんせい)
- 80 賛嘆(さんたん)
- 讃嘆(さんたん)、讃歎(さんたん)。
- 81 病跡学(びょうせきがく)
- 82 窮極的(きゅうきょくてき)
- 83 実体顕微鏡(じったいけんびきょう)
- 84 ノイローゼ(Neurose:ドイツ語)
- 85 几帳面(きちょうめん)
- 86 勝ち気(かちき)
- 87 手に余る(てにあまる)
- 88 梃摺る(てこずる)
- 89 余所事(よそごと)
- 90 手柄(てがら)
- 91 遍歴(へんれき)
- 92 暴く(あばく)
- 発く(あばく)。
- 93 呵責(かしゃく)
- 94 碩学(せきがく)
- 95 厳か(おごそか)
- 96 然らしめる(しからしめる)
- 97 代弁者(だいべんしゃ)
- 98 清澄(せいちょう)
- 99 戦く(おののく)
- 100 ハンディキャップ(handicap)
- 101 千千(ちぢ)
- 102 惜別(せきべつ)
- 103 がらくた
- 104 絡げる(からげる)
- 紮げる(からげる)。
- 105 求道(きゅうどう、ぐどう)
- 106 迸る(ほとばしる)
- 107 徒弟制度(とていせいど)
- 108 詮じつめる
- 辞書は「煎じ詰める(せんじつめる)」しか載っていませんでした。
- 109 詮ずる(せんずる)
- 110 享楽(きょうらく)
- 111 白日(はくじつ)
- 112 勲(いさおし)
- 功(いさおし)。
- 113 与する(くみする)
- 114 現世利益(げんせりやく)
- 115 修養(しゅうよう)
- 116 告解(こっかい)
- カトリック教会で使われる言葉のようです。
- 117 見神(けんしん)
- 118 回心(かいしん)
- 119 思惟(しい)
- 仏教語では「しゆい」と読むようです。
- 120 浅慮(せんりょ)
- 121 和らぐ(やわらぐ)
- 122 至高者(しこうしゃ)
- 聖書の訳語なのでしょうか。最高の地位?を表すようです。インターネットなどで調べましたが、よくわかりませんでした。
- 123 極微(ごくび)
- 本書のルビでは「ミクロ」。
- 124 極大(きょくだい)
- 本書のルビでは「マクロ」。
- 125 回教(かいきょう)
- イスラム教。
- 126 唯一神(ゆいいつしん)
- 参考:「一神教(いっしんきょう)」⇔「多神教(たしんきょう)」。
- 127 擬人化(ぎじんか)
- 128 ネガティヴ(negative)
- ネガティブ。
- 129 原罪(げんざい)
- 130 矮小(わいしょう)
- 131 古今東西(ここんとうざい)
- 132 稜線(りょうせん)
- 133 藍(あい)
- 134 思慕(しぼ)
- 135 享ける(うける)
- 136 杜撰(ずさん)
- 137 達観(たっかん)
- 138 飛翔(ひしょう)
- 139 雄大(ゆうだい)
- 140 卑小(ひしょう)
- 141 逆説(ぎゃくせつ)
- パラドックス(paradox)。
- ※ 以上、「Ⅰ 人間について」
- 142 単刀直入(たんとうちょくにゅう)
- 143 茫漠(ぼうばく)
- 144 辞する(じする)
- 145 直弟子(じきでし)
- 146 格(かく)
- 147 感話(かんわ)
- 辞書の意味は「説教」でしょうか。しかし、本書では文脈から「感じたことの話し」のように思ったのですが。インターネットなどで調べました。
- 148 自重(じちょう)
- 「じじゅう」と読めば別の意味。
- 149 沈潜(ちんせん)
- 150 原体験(げんたいけん)
- 151 CIE(Civil Information and Education Section)
- 民間情報教育局。
- 152 追究(ついきゅう)
- 追窮(ついきゅう)。
- 153 吹っ切る(ふっきる)
- 154 輪郭(りんかく)
- 輪廓(りんかく)。
- 155 国辱(こくじょく)
- 156 放言(ほうげん)
- 157 潜り(もぐり)
- 158 日常茶飯事(にちじょうさはんじ)
- 159 健気(けなげ)
- 160 孤軍奮闘(こぐんふんとう)
- 161 好好爺(こうこうや)
- 162 篤志家(とくしか)
- 163 梨の礫(なしのつぶて)
- 164 礫(つぶて)
- 165 歯切れ(はぎれ)
- 166 令息(れいそく)
- 167 内因性(ないいんせい)
- 例えば、遺伝的なもの。『標準精神医学』医学書院を参考にしました。
- 168 外因性(がいいんせい)
- 例えば、直接、身体に侵襲を及ぼすこと。『標準精神医学』医学書院を参考にしました。
- 169 病識(びょうしき)
- 170 根城(ねじろ)
- 171 御座なり(おざなり)
- 参考:等閑(なおざり)。
- 172 精悍(せいかん)
- 173 ぼそぼそ
- 174 安心立命(あんしんりつめい、あんじんりゅうめい)
- 175 土俗(どぞく)
- 176 しゃんと
- 177 開拓(かいたく)
- 178 光明(こうみょう、こうめい)
- 179 圧す(おす)
- 180 当直(とうちょく)
- 181 篤信(とくしん)
- 182 感恩(かんおん)
- 183 慙愧(ざんき)
- 慚愧(ざんき)。
- 184 バトンタッチ(baton touch)
- 和製語。
- 185 蛇足(だそく)
- 186 前屈み(まえかがみ、まえこごみ)
- 187 跛(びっこ)
- 188 メッサー(Messer:ドイツ語)
- メス(mes:オランダ語)。手術で使う小刀。
- 189 著明(ちょめい)
- 参考:著名(ちょめい)。
- 190 粟粒(あわつぶ)
- 191 究める(きわめる)
- 192 ゾンデ(Sonde:ドイツ語)
- 193 割面
- 業界用語でしょうか。調べましたが、よくわかりませんでした。
- 194 切片(せっぺん)
- 195 頬(ほお、ほほ)
- 196 昇汞(しょうこう)
- 塩化水銀。
- 197 拭う(ぬぐう)
- 198 恐慌(きょうこう)
- 199 棺(ひつぎ)
- 柩(ひつぎ)。
- 200 もどかしい
- 201 野辺送り(のべおくり)
- 202 無雑作(むぞうさ)
- 無造作(むぞうさ)。
- 203 著効(ちょこう)
- インターネットで調べました。
- 204 レプラ(lepra:ラテン語)
- ハンセン病。
- 205 アーレス・オーダー・ニヒツ式
- 調べましたが、わかりませんでした。
- 206 超脱(ちょうだつ)
- 207 風格(ふうかく)
- 208 取っ付き難い(とっつきにくい)
- 209 ツベルクロイド(Tuberculoid)
- ハンセン病の初期の症状。インターネットで調べました。
- 210 ラッセル音(Rasselgeräusch)
- インターネットで調べました。
- 211 慟哭(どうこく)
- 212 大詔奉戴日(たいしょうほうたいび)
- 213 獅子顔
- 調べましたが、わかりませんでした。インターネットでは画像がありますが、辞書のように説明したものは少なすぎました。
- 214 一場(いちじょう)
- 215 訓話(くんわ)
- 216 痩身(そうしん)
- 217 更迭(こうてつ)
- 218 捨て鉢(すてばち)
- 219 内地(ないち)
- 220 手下(てした)
- 221 気炎(きえん)
- 気焰(きえん)。
- 222 料見
- 了見(りょうけん)、料簡(りょうけん)、了簡(りょうけん)のことでしょうか。
- 223 生意気(なまいき)
- 224 茶目(ちゃめ)
- 225 しらばくれる
- 226 洒脱(しゃだつ)
- 227 昂奮(こうふん)
- 亢奮(こうふん)。
- 228 ツァイス
- 光学器械を作る会社の名前。
- 229 もそもそ
- 230 ハーケン(Haken:ドイツ語)
- 231 凄惨(せいさん)
- 232 瀕死(ひんし)
- 233 笛声(てきせい)
- インターネットで調べました。
- 234 呻軋(しんあつ)
- インターネットで調べました。
- 235 捻髪(ねんぱつ)
- インターネットで調べました。
- 236 オブエクトグラス
- 調べましたが、わかりませんでした。
- 237 検鏡(けんきょう)
- 238 グロビー
- 調べましたが、わかりませんでした。
- 239 項部(こうぶ)
- 医学語。
- 240 穿孔(せんこう)
- 241 口授(くじゅ、こうじゅ)
- 242 飄飄乎(ひょうひょうこ)
- 243 レシチン(lecithin)
- 244 振盪(しんとう)
- 震盪(しんとう)、震蕩(しんとう)。
- 245 軋轢(あつれき)
- 246 捨て身(すてみ)
- 247 円か(まどか)
- 248 哄笑(こうしょう)
- 249 蚊帳(かや)
- 蚊屋(かや)。
- 250 出で立ち(いでたち)
- 251 出立(しゅったつ)
- 252 寄辺(よるべ)
- 253 むっつり
- 254 禿頭(とくとう、はげあたま)
- 255 選り抜き(えりぬき)
- 256 余命(よめい)
- 257 小市民(しょうしみん)
- 258 道化(どうけ)
- 259 馬車馬(ばしゃうま)
- 260 等閑(なおざり)
- 参考:御座なり(おざなり)。
- 261 馥郁(ふくいく)
- 262 てくてく
- 263 荒む(すさむ)
- 264 がなる
- 265 恨めしい(うらめしい)
- 怨めしい(うらめしい)。
- 266 好もしい(このもしい)
- 好ましい(このましい)。
- 267 端座(たんざ)
- 端坐(たんざ)。
- 268 烈風(れっぷう)
- 269 集く(すだく)
- 270 野次を飛ばす(やじをとばす)
- 271 病臥(びょうが)
- 272 一悶着(ひともんちゃく)
- 273 娑婆(しゃば)
- 274 横臥(おうが)
- 275 常同症(じょうどうしょう)
- 276 反響症状(はんきょうしょうじょう)
- 277 羊歯(しだ)
- 歯朶(しだ)。
- 278 紫苑(しおん)
- インターネットで画像を確認しました。
- 279 リート(Lied:ドイツ語)
- 280 小径(こみち)
- 小道(こみち)。
- 281 深奥(しんおう)
- 282 海千山千(うみせんやません)
- 参考:海の物とも山の物ともつかない(うみのものともやまのものともつかない)と区別する。
- 283 精髄(せいずい)
- 284 恨みつらみ(うらみつらみ)
- 285 辛酸(しんさん)
- 286 半生(はんせい)
- 参考:「はんしょう」と読めば別の意味。「半死半生(はんしはんしょう)」。
- 287 いとおしい
- 288 びろうど
- ビロード(天鵞絨、veludo:ポルトガル語、ベルベット〔velvet〕)のことでしょうか。
- 289 匂う(におう)
- 参考:「青丹(あおに)よし 奈良(なら)の都(みやこ)は咲(さ)く花(はな)の にほふ(匂う〔におう〕)がごとく 今(いま)盛(さか)りなり」。
- 290 しっぽり
- 291 旨(むね)
- 参考:「宗(むね)」と区別する。
- 292 執す(しっす、しゅうす:この場合「執(しゅう)する」)
- 293 防禦(ぼうぎょ)
- 防御(ぼうぎょ)。
- 294 悲哀(ひあい)
- 295 上っ張り(うわっぱり)
- 296 閑談(かんだん)
- 297 独語(どくご)
- 298 鳥打ち帽(とりうちぼう)
- ハンチング帽(はんちんぐぼう、hunting cap)。インターネットで画像を確認しました。
- 299 デプレシオン
- 憂うつ、depressionのことでしょうか。インターネットなどを参考にしました。
- 300 明晩(みょうばん)
- 301 落伍(らくご)
- 落後(らくご)。本書では「落伍者(らくごしゃ)」。
- 302 痛ましい(いたましい)
- 傷ましい(いたましい)。
- 303 遁走(とんそう)
- フーグ(fugue)。精神医学語。インターネットなどで調べました。
- 304 明滅(めいめつ)
- 305 殺伐(さつばつ)
- 306 権化(ごんげ)
- 307 無理矢理(むりやり)
- 無理遣り(むりやり)。
- 308 捥ぎ取る(もぎとる)
- 309 悲憤慷慨(ひふんこうがい)
- 310 喀血(かっけつ)
- 311 のたうち回る(のたうちまわる)
- 312 憤怒(ふんど、ふんぬ)
- 忿怒(ふんど、ふんぬ)。
- 313 現を抜かす(うつつをぬかす)
- 314 どす黒い(どすぐろい)
- 315 日和(ひより)
- 316 審美(しんび)
- 317 工合(ぐあい)
- 具合(ぐあい)。
- 318 グロテスク(grotesque)
- 319 そぼ降る(そぼふる)
- 320 病像(びょうぞう)
- インターネットで調べました。
- 321 企図(きと)
- 322 疎外(そがい)
- 323 闘う(たたかう)
- 参考:戦う(たたかう)。
- 324 斑紋(はんもん)
- 325 シュープ(Schub:ドイツ語)
- 326 呻吟(しんぎん)
- 327 健気(けなげ)
- 328 ペシャンコ(ぺちゃんこ)
- 329 秋冷(しゅうれい)
- 330 敬服(けいふく)
- 331 苦悶(くもん)
- 332 絶望(ぜつぼう)
- 333 昇天(しょうてん)
- 334 抜き差しならぬ(ぬきさしならぬ)
- 335 落ち合う(おちあう)
- 336 蟄居(ちっきょ)
- 337 成り果てる(なりはてる)
- 338 ともかく
- 339 くねる
- 340 罹災(りさい)
- 参考:被災(ひさい)。
- 341 頻りに(しきりに)
- 342 端然(たんぜん)
- 343 転げ落ちる(ころげおちる)
- 344 悲壮(ひそう)
- 345 廉(かど)
- 346 労る(いたわる)
- 347 発足(はっそく、ほっそく)
- 348 尼院
- 調べましたが、わかりませんでした。
- 349 ナナリー
- 調べましたが、わかりませんでした。
- 350 嘆声(たんせい)
- 歎声(たんせい)。
- 351 覚束無い(おぼつかない)
- 352 下・・・(した・・・)
- 本書では「下見聞」。
- 353 下見聞(したけんぶん)
- 354 気長(きなが)
- 355 打っ倒れる(ぶったおれる)
- 356 御詠歌(ごえいか)
- 357 小人(しょうじん)
- 参考:小人(こびと)。
- 358 頗る(すこぶる)
- 359 ロータリー
- ロータリークラブ(Rotary Club)。
- 360 親許(おやもと)
- 親元(おやもと)。
- 361 悶着(もんちゃく)
- 362 取り成す(とりなす)
- 執り成す(とりなす)。
- 363 難航(なんこう)
- 364 厳然(げんぜん)
- 儼然(げんぜん)。
- 365 割り切る(わりきる)
- 366 美名(びめい)
- 367 健筆(けんぴつ)
- 368 論客(ろんかく、ろんきゃく)
- 369 鬼気(きき)
- 370 美点(びてん)
- 371 黙り(だんまり)
- 372 執拗(しつよう)
- 373 食い下がる(くいさがる)
- 374 刺入
- 「しにゅう」と読むのでしょうか。調べましたが、わかりませんでした。
- 375 肥る(ふとる)
- 太る(ふとる)。
- 376 相次ぐ(あいつぐ)
- 相継ぐ(あいつぐ)。
- 377 愚連隊(ぐれんたい)
- 378 自活(じかつ)
- 379 ガフキー(Gaffky)
- 結核菌の量を表すもの。ガフキー号数(Gaffky scale)と言うらしい。インターネットで調べました。
- 380 札付き(ふだつき)
- 381 夥しい(おびただしい)
- 382 拵える(こしらえる)
- 383 縷縷(るる)
- 384 地金(じがね)
- 385 死地(しち)
- 386 私(あっし)
- 387 張り合い(はりあい)
- 388 気息奄奄(きそくえんえん)
- 389 緘黙(かんもく)
- 390 奇矯(ききょう)
- 391 ぷっつり
- ふっつり。
- 392 書き下ろし(かきおろし)
- 393 常常(つねづね)
- 394 正味(しょうみ)
- 395 余儀ない(よぎない)
- 396 仮初めにも(かりそめにも)
- 397 成り立つ(なりたつ)
- 398 最大公約数(さいだいこうやくすう)
- 399 啓発(けいはつ)
- 400 根気(こんき)
- 401 卒塔婆(そとば、そとうば)
- 402 丹精(たんせい)
- 403 四阿(あずまや)
- 東屋(あずまや)。
- 404 涼風(りょうふう)
- 405 念慮(ねんりょ)
- 406 瞑想(めいそう)
- 407 悔恨(かいこん)
- 408 哀惜(あいせき)
- 409 雄雄しい(おおしい)
- 410 訝しい(いぶかしい)
- 411 キョトキョト(きょときょと)
- 412 疾走(しっそう)
- 413 土民(どみん)
- 414 接収(せっしゅう)
- 415 彼方(かなた)
- 416 僻地(へきち)
- 417 肩章(けんしょう)
- 418 厳めしい(いかめしい)
- 419 啓蒙(けいもう)
- 420 矢継ぎ早(やつぎばや)
- 421 予予(かねがね)
- 422 支える(つかえる)
- 閊える(つかえる)。
- 423 渋い(しぶい)
- 424 神父(しんぷ)
- カトリック。
- 425 牧師(ぼくし)
- プロテスタント。
- 426 柔和(にゅうわ)
- 427 眼差し(まなざし)
- 目差し(まなざし)。
- 428 容貌(ようぼう)
- 429 羨望(せんぼう)
- 430 来任(らいにん)
- 431 由(よし)
- 432 待望(たいぼう)
- 433 薄笑い(うすわらい)
- 434 自暴自棄(じぼうじき)
- 435 屈み込む(かがみこむ)
- 436 掻い摘まむ(かいつまむ)
- 437 辟易(へきえき)
- 438 ホスピタリズム(hospitalism)
- 439 一心(いっしん)
- 440 反芻(はんすう)
- 441 ざら
- 442 ケベース
- 人名。本書に解説があります。
- 443 絵馬(えま)
- 444 ピナツクス
- 調べましたが、わかりませんでした。
- 445 尻切れ蜻蛉(しれきれとんぼ)
- 446 指図(さしず)
- 447 私淑(ししゅく)
- 参考:親炙(しんしゃ)。
- 448 玉座(ぎょくざ)
- 449 代物(しろもの)
- 450 我勝ち(われがち)
- 451 阻喪(そそう)
- 沮喪(そそう)。
- 452 放縦(ほうじゅう、ほうしょう)
- 453 奢侈(しゃし)
- 454 掻っ払う(かっぱらう)
- 455 偽誓
- 調べましたが、わかりませんでした。
- 456 掠奪(りゃくだつ)
- 略奪(りゃくだつ)。
- 457 関の山(せきのやま)
- 458 こざっぱり
- 459 右往左往(うおうさおう、うおうざおう)
- 460 情人(じょうじん、じょうにん)
- 461 無思慮(むしりょ)
- 「無」+「思慮」。
- 462 見切り(みきり)
- 463 潔め(きよめ)
- 464 汚す(けがす)
- 参考:汚す(よごす)。
- 465 粧い(よそおい)
- 漢和辞典で調べました。
- 466 賜(たまもの)
- 賜物(たまもの)。
- 467 介抱(かいほう)
- 468 恢復(かいふく)
- 回復(かいふく)。
- 469 霊験(れいげん、れいけん)
- 470 灼か(あらたか)
- 471 吝嗇(りんしょく)
- 472 一切合財(いっさいがっさい)
- 一切合切(いっさいがっさい)。
- 473 城砦(じょうさい)
- 城塞(じょうさい)。
- 474 難破(なんぱ)
- 475 流浪(るろう)
- 476 腑(ふ)
- 477 腑に落ちない(ふにおちない)
- 478 害う(そこなう)
- 479 放蕩(ほうとう)
- 480 行き当たりばったり(ゆきあたりばったり、いきあたりばったり)
- 481 ほくほく
- 482 とんと
- 483 贈物(おくりもの)
- 484 目当て(めあて)
- 485 支度(したく)
- 仕度(したく)。
- 486 手綱(たづな)
- 487 怠惰(たいだ)
- 488 知ったか振り(しったかぶり)
- 489 蔑ろ(ないがしろ)
- 490 敬虔(けいけん)
- 491 裡(うち)
- 「裏(うち)」に同じ。
- 492 敷衍(ふえん)
- 布衍(ふえん)。
以下余白