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読んでやる! 読んだもの
№118 『こころの旅』 神谷美恵子著作集3

 出生から死ぬまで、段階を追って、著者の知識や経験から、人の一生が語られています。人の歩みの解説や、人生の危機にも触れていました。ある価値観の影響を受けることなく、人を生かす考え方が、貫かれていました。

『こころの旅』

 付 本との出会い
 ※ 神谷美恵子著作集3

副題など
 帯には「『なぜ私ではなく、あなたが?』病める者に寄せる思いと実践のなかから紡ぎ出された言葉」「心の景色の美しい人」とありました。この言葉は著作集に共通するもののようです。少なくとも著作集1~3は同じです。
 また、神谷美恵子著作集のチラシに本書は「著者が60歳の年齢に近づきつつあった頃、ひとの一生というものを見はるかす地点に到達した自覚から、もう一度、ひとが辿る旅のあしあとを勉強し、一生の全体を俯瞰しようした試みである。新しい知見に富んだみごとな人間学入門といえよう。」と紹介してありました。
著者など
 神谷 美恵子(かみや みえこ)氏著
出版社など
株式会社 みすず書房 さん
版刷など
 1982年6月第1刷。読んだものは、1996年7月第27刷。
ボリューム
 281ページ。ただし、タイトルの『こころの旅』は202ページまで。

感じたこと

 もっと早く本書を読んでいればよかった、と率直に感じました。
 私の場合、今まで本を読めなかったので、そのような望みは叶いませんでした。弊サイトでの読み方に気づいていれば、もっと早い時期に読めたかもしれません。興味を持ちながらも中身を自分で知ることができない、これほどの悔しさがあるでしょうか。

 さて、子どもがいらっしゃる方は、育児書を手に取ったことがあるかもしれません。育児書は小さい子どもを対象にした本です。本書はこの感じに近いものがあります。
 本書は、生まれてから死ぬまでの人を対象にした内容です。チラシでは「人間学」とあり、うなずけます。「学」がつくと、机上の学問というイメージがあります。しかし、本書は、実践的で育児書に近い感触があります。具体的な行動ではなく、心の働きや考え方を扱っています。そのため、実際的には感じません。
 心の働きは、人の行動を決めています。子どもであれ、大人であれ、老人であれ、心の働きは、生き方に影響します。身体を動かすように、心の働きを具体的に述べたのが、本書であると思います。

 本書の内容は、筆者の学識や経験に基づいているようです。
 語学が堪能であり、外国で生活した経験もあるようです。本書で紹介された本を見ると、多くの書籍、難しそうなものを読んでいます。高い読書能力だとわかります。興味のある精神医学の道を進み、現実に診療をしています。私生活も、結婚し、子どもを育てています。筆者の人生は、非常に意欲的です。そして、充実した人生を歩まれたようです。
 職業や私生活から、筆者は多くのことを感じたはずです。病人だけでなく健常者を通して、自身をも含めて、同じ人の一生について筆者なりの感慨を持たれたことでしょう。
 知識を現実に、現実を知識に、答えを探し求めていた感じがします。筆者は、絶えず、目の前にある現実を見つめていたのです。想像や理論ではなく、現実を見据えています。
 宗教のように感じる言葉がありますが、これは人が生きていくという現実を突き詰めた結果なのでしょう。決して、宗教のようなプロセスではありません。本書は、人が生きるのに、現実の問題として、必要な心の働きや考え方を語っています。

 本書は大人を対象にした育児書のようです。人生のどの段階で読んでも、何かを感じ取れる気がします。精神の成長、段階、気持ちのあり方、切り替え方など、様々なことを取り上げています。人生の確認書、指針書、実践書のようにも感じました。
 人が遭遇するであろう人生の全体について、まんべんなく、高い質を保って、語られています。本書の「はじめに」で「人間は統計に支配されるべき存在ではない」とサン=テグジュペリ氏の言葉を引用しています。これは、人間については、科学が追求する普遍性ではない、との主張が聞こえてきそうです。人が個性の存在を認め、それに人が個性で応じることを言っているようです。科学の有用性は認めつつも、生身の人に対応できるのは、感情を持った個性のある人でしかない。人は人によって、認められ生かされ、生きていける、ということでしょうか。

 脇に置いて、いつでも見られるようにしたい本だと思いました。また、5年、10年後に再度、通読すると、味わいも変わることでしょう。今の感想が、どのように変化するのかも楽しみです。読んでよかった、また、読みたいと思える本でした。

 余談ですが。
 何年も前ですが、秋篠宮ご夫妻がご結婚される報道があった際、紀子様のプロフィールの紹介がありました。その中に愛読書として本書『こころの旅』がありました。そして、5月16日に、秋篠宮家の眞子様のご婚約準備があきらかになりました。今、本書を読んでいることに、不思議なタイミングを感じます。

この書物を選んだ理由

 読んだもの№95『生きがいについて』と理由は同じです。次の内容です。
 20年ほど前に買っていた積ん読です。
 当時、買うかどうか迷いに迷った記憶があります。書店で本書の冒頭部分を読んだだけで、「???」でした。しかし、私の記憶では、この本は、長い間書店の棚にありました。どうして、こんな堅そうな本がずっと棚にあるのかが不思議でした。その後、何かと、著者とその書籍が取り上げられていました。そして、読めるかどうかわからないけど、買う決心をしました。もしかすると、書籍が絶版になるかもしれないからです。
 そして、去年8月初旬に大型書店へ行くと、棚に本書がありました。私の現在の読書能力では、読むのはまだ早い気がしました。思う本がなかなか見当たらず、手元にある本書を読む覚悟をしました。

 このたび腰痛で検査入院しました。検査の項目はいくつかありますが、要する時間は僅かで、ほとんどは安静です。結果によっては手術をするかもしれません。何十年も付き合ってきた腰痛。人生を振り返り、今後の生き方を考え、生まれ変わる機会、2回目の人生の出発だとのインスピレーションがありました。
 そこで、精神科医である神谷美恵子氏の著作物を読むことにしました。

私の読み方

 驚いたのは、本書で紹介された本の多さです。50冊以上あります。
 そして、その内容を書き、自らの考えを著すのですから、かなり深く読んでいたと思います。
 また、本の推薦文や書評もされていますから、読むスピードも速かったと思われます。
 どのように本を読んでいたのか、気になるところです。
 読んだもの№53『精神医学から臨床哲学へ』の著者・木村敏氏を思い出しました。本書の著者と同じような印象を受けました。
 資質、環境、巡り合わせです。才能があっても環境が必要です。環境が整っていても才能が必要です。そして、巡り合わせのような運にも左右されます。このことを考えると、著者が本書を出版できたのは、奇跡と言えるかもしれません。そして、この本を私が読んだことも、です。

 本書は『こころの旅』と「付録 本との出会い」があります。
 『こころの旅』の内容を知りたいのなら、これだけを読むだけで十分だと思いました。
 しかしながら、考えや感じ方など、著者について知りたいなら、「付録 本との出会い」を読むのがいいと思いました。同じ本を読むことで、著者との違いがわかるからです。

 形式です。文字は小さめ。1行の長さ、行の間隔は適当です。
 索引があれば、便利だと思いました。しかしながら、目次で十分な気もしました。というのは、内容が言葉を学習する感じではなく、どのように考えるかに重点が置かれているように感じたからです。言葉より、内容、すなわち、項目名のある目次を見る方が、読みたいところを探しやすい気がします。
 読んだ順番は、ページ順に読みました。特に、読後、「あとがき」を先に読んでいればよかったと思うことはありませんでした。

 内容のある、いい本だと思いました。人の一生を考えるのに最適です。弊サイトをご覧の皆様も、一度、ご自身の眼で読んでみてください。

読書所要時間など

所要時間
43日21時間10分
読み始め
2017(平成29)年5月4日(木)21時50分~
読み終わり
2017(平成29)年6月17日(土)~19時00分
読んだ範囲
 カバー、帯、折り込みチラシ、本書。ただし、著者略歴、奥付は軽く目を通し、巻末の書籍広告は見ていません。

取り上げられた書物など

  • 『知能の心理学』 ピアジェ氏著
  • 『国家論』 プラトン氏著
  • 『幼児期と社会』 エリック・エリクソン氏著
  • 『時間の心理学』 フレス氏著
  • 『苦痛について』 ボイテンディック氏著

 これ以外にも、多くの書籍の紹介がありました。

出来事

 5月16日(火) 秋篠宮家・眞子様の婚約準備があきらかに。

ひととき

 リハビリをかねて、いつもの散歩コースを少しだけ歩きました。
 鳥は子育てシーズンのようで、エサをねだるように幼鳥が、親鳥の後を付いて回っていました。写真はムクドリの幼鳥です。親鳥と一緒に撮れなかったのが残念です。
ムクドリの幼鳥

 石畳で羽を広げて乾かしているウ(鵜)です。背中側を向けているのはよく見かけますが、腹側はあまり見かけません。たいてい、鵜は海を向いて休むことが多いからでしょう。この時は、海岸線を向いていたので、背面、腹面の両方を撮れました。
羽を乾かすウ

 以上、平成29年6月17日(土)撮影。

調べたこと

1 仔(こ)
 「子」「児」と同じ。
2 泌乳刺激ホルモン(ひつにゅうしげきほるもん)
 プロラクチンのこと。
3 プロラクチン(prolactin)
4 まざまざ
5 薄気味悪い(うすきみわるい)
6 ゲノム(genome)
7 ホスピタリズム(hospitalism)
8 生得的(せいとくてき)
9 萌芽(ほうが)
10 実証的(じっしょうてき)
11 俯瞰(ふかん)
12 消長(しょうちょう)
13 病跡学(びょうせきがく)
14 演繹(えんえき)
15 両価性(りょうかせい)
 アンビバレンス(ambivalence)のこと。相反する感情や気持ちが、同時に持つこと。精神医学の書籍、心理学辞典などで調べました。
16 渇望(かつぼう)
17 アテトーゼ(athetosis)
 アテトージス。
18 舞踏病(ぶとうびょう)
19 次善(じぜん)
20 半座(はんざ)
 半座位(はんざい)のことでしょうか。インターネットなどで調べました。
21 狂喜(きょうき)
22 ホモ・ルーデンス(homo ludens:ラテン語)
23 心像(しんぞう)
24 喃語(なんご)
25 シラブル(syllable)
 音節。
26 夜驚症(やきょうしょう)
27 利他(りた)
28 審美(しんび)
29 度外れ(どはずれ)
30 グロテスク(grotesque)
31 三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)
32 罪障(ざいしょう)
33 アニミズム(animism)
34 具象(ぐしょう)
 対義語は「抽象(ちゅうしょう)」。「具象主義」を調べましたが、よくわかりませんでした。
35 二律背反(にりつはいはん)
36 就眠(しゅうみん)
37 慧眼(けいがん)
38 有閑夫人(ゆうかんふじん)
 有閑マダム。
39 養家(ようか)
40 夜尿症(やにょうしょう)
 ねしょうべんのこと。
41 夢遊病(むゆうびょう)
 夢中遊行症(むちゅうゆうこうしょう)。
42 しっくり
43 力動(りきどう)
 この言葉は訳語のようで、わかりづらく感じます。おそらく、英語のダイナミック(dynamic)の日本語訳なのでしょう。言葉単体で「◯◯力動」と書かれていても、何のことか理解できません。
 英和辞典などで調べると、医学用語として「機能的(function)」、精神的なこととして「原動力、活動力」などの意味がありました。
 本書では「家庭内力動」とありました。文脈から「力動」の意味を察することはできるので、何とか理解できそうです。例えば、「家庭の機能(または、原動力)」とか「普通に機能(または、活動)する家庭」であれば、どうでしょうか。
 分野を問わず「力動」はよく使われていますが、理解に苦しみます。
44 ホモ・ファーベル(homo faber:ラテン語)
 人間の特徴の1つ「道具を作る(人)」。
45 ホモ・ディスケンス(homo discens:ラテン語)
 本書は「学ぶ人」。人間の特徴の1つ「学ぶ(人)」。インターネットで調べました。
46 伝承(でんしょう)
47 蜜蜂(みつばち)
48 平生(へいぜい)
49 アイデンティティ(identity)
 アイデンティティー。
50 学究(がっきゅう)
51 破綻(はたん)
52 勇猛心(ゆうもうしん)
53 卑小(ひしょう)
54 不全(ふぜん)
55 齷齪(あくせく)
56 昂然(こうぜん)
57 相貌(そうぼう)
58 悲愴(ひそう)
 参考:悲壮(ひそう)。
59 誇大(こだい)
60 作話(さくわ)
61 雲隠れ(くもがくれ)
62 思慕(しぼ)
63 一笑に付す(いっしょうにふす)
64 人生行路(じんせいこうろ)
65 僻地(へきち)
66 好発(こうはつ)
67 呪縛(じゅばく)
68 スクーリング(schooling)
69 そつ
70 悠然(ゆうぜん)
71 ドロップ・アウト(dropout)
72 悲壮(ひそう)
73 落伍(らくご)
 落後(らくご)。
74 肥沃(ひよく)
75 あっけらかん
76 隠忍(いんにん)
77 堕する(だする)
78 コンペンセイション(compensation)
 本書では「代償」。
79 超克(ちょうこく)
80 意味深長(いみしんちょう)
81 心気症(しんきしょう)
 ヒポコンデリー(hypochondria)。
82 卑近(ひきん)
83 形而上(けいじじょう)
84 同士(どうし)
85 文化人類学(ぶんかじんるいがく)
86 献身(けんしん)
87 病臥(びょうが)
88 向老期(こうろうき)
 成人期を青年期、壮年期、向老期に分ける分類なのでしょうか。インターネットで調べましたが、よくわかりませんでした。
89 目下(もっか)
 参考:目下(めした)。
90 冷遇(れいぐう)
91 公憤(こうふん)
92 感服(かんぷく)
93 隠退(いんたい)
 参考:「引退(いんたい)」。
94 礼讃(らいさん)
 礼賛(らいさん)。
95 決然(けつぜん)
96 悲喜劇(ひきげき)
97 急進的(きゅうしんてき)
98 廃絶(はいぜつ)
99 予見(よけん)
100 早晩(そうばん)
101 横溢(おういつ)
 汪溢(おういつ)。
102 闖入(ちんにゅう)
103 徒労(とろう)
104 蒙る(こうむる)
 被る(こうむる)。
105 犇めく(ひしめく)
106 詰問(きつもん)
107 平穏無事(へいおんぶじ)
108 アウトサイダー(outsider)
109 夭折(ようせつ)
110 極(きょく)
111 渾然一体(こんぜんいったい)
112 霧散(むさん)
113 身包み(みぐるみ)
114 自己保存(じこほぞん)
115 自己実現(じこじつげん)
 ユング氏、ホーナイ氏、マズロー氏、ロジャーズ氏などが、この言葉について語っています。各氏の考え方は異なるようです。
116 烈しい(はげしい)
117 逝く(ゆく)
118 軽重(けいじゅう、けいちょう)
119 希有(けう)
 稀有(けう)。
120 厳粛(げんしゅく)
 「肅」は「粛」の旧字体。
121 腑抜け(ふぬけ)
122 揺蕩う(たゆたう)
123 末期(まっき)
 参考:末期(まつご)。
124 多幸症(たこうしょう)
 ユーフオリア(euphoria)。
125 アパシー(apathy)
 本書では「無感動」。
126 現世利益(げんせりやく)
127 ストイック(stoic)
128 紛らす(まぎらす)
129 捨て鉢(すてばち)
130 匡正(きょうせい)
131 一挙(いっきょ)
132 鑑別(かんべつ)
133 達観(たっかん)
134 手許(てもと)
 手元(てもと)。
135 諦観(ていかん)
 「本質を見定める」と「あきらめる」の2つの意味があるようです。辞書には「人生を諦観する」との例示があります。辞書によって意味が違っていました。現実には文脈から考えるほかなさそうです。
 作者は1つの意味で使ったかもしれませんが、読者は2つの意味が入り交じった感じを持つかもしれません。
136 静謐(せいひつ)
137 老境(ろうきょう)
138 昂奮(こうふん)
 亢奮(こうふん)。興奮(こうふん)。
139 刺(とげ)
 棘(とげ)。
140 かかずらう
141 死病(しびょう、しにやまい、しにやみ)
142 永生(えいせい)
143 洞察(どうさつ)
144 比喩(ひゆ)
 譬喩(ひゆ)。
145 思惟(しい)
 仏教語では「しゆい」と読むようです。
146 回帰(かいき)
147 可塑性(かそせい)
 参考:塑性(そせい)。
148 ハンディキャップ(handicap)
149 見晴るかす(みはるかす)
 見霽かす(みはるかす)。
150 変幻自在(へんげんじざい)
151 宝積経(ほうしゃくきょう)
 インターネットで調べました。
152 気散じ(きさんじ)
153 divertissement
 娯楽。本書では「気散じ」。
154 遁世(とんせい、とんせ)
155 泡沫(うたかた)
156 全い(まったい)
 本書では「全き」。
157 端くれ(はしくれ)
158 俯瞰(ふかん)
159 向こう見ず(むこうみず)

 これより「付 本との出会い」にかかるものです。

160 的確(てきかく、てっかく)
 適確(てきかく)。
161 庇護(ひご)
162 諸に(もろに)
163 苦学(くがく)
164 力行(りっこう、りきこう、りょっこう)
165 病軀(びょうく)
166 急逝(きゅうせい)
167 殉死(じゅんし)
168 諒承(りょうしょう)
 了承(りょうしょう)。
169 果報者(かほうもの)
170 朗朗(ろうろう)
171 コンダクター(conductor)
172 シンパ
 シンパサイザー(sympathizer)。共鳴者。
173 曾て(かつて)
174 精悍(せいかん)
175 豪放(ごうほう)
176 驚歎(きょうたん)
 驚嘆(きょうたん)。
177 焦眉(しょうび)
178 アンチテーゼ(antithesis)
179 読了(どくりょう)
180 配下(はいか)
181 不遜(ふそん)
182 修身(しゅうしん)
183 珍重(ちんちょう)
184 アクロバティック(acrobatic)
 アクロバチック。
185 犀利(さいり)
186 構造主義(こうぞうしゅぎ)
187 試論(しろん)
188 聾者(ろうしゃ)
189 圧巻(あっかん)
190 拙訳(せつやく)
 インターネットで調べました。
191 空恐ろしい(そらおそろしい)
192 底本(ていほん、そこほん)
193 積ん読(つんどく)
194 深味
 「ふかみ」と読むのでしょうか。インターネットで調べました。参考:「深み(ふかみ)」。
195 苦衷(くちゅう)
196 闊達(かったつ)
 豁達(かったつ)。
197 修練(しゅうれん)
 修錬(しゅうれん)。
198 恰好(かっこう)
 格好(かっこう)。
199 アフォリズム(aphorism)
 金言。警句。
200 衷心(ちゅうしん)
201 宜なるかな(むべなるかな)
202 怪しい(あやしい)
203 狂奔(きょうほん)
204 世相(せそう)
205 香気(こうき)
206 造語(ぞうご)
207 ネオロジズム(neologism)
 新語の使用。本書では「造語症」です。
208 晦渋(かいじゅう)
209 ラディカル(radical)
 ラジカル(radical)。「根本的」と「急進的」などの意味があります。文脈から意味の推察が必要です。
210 ウパニシャッド
211 単刀直入(たんとうちょくにゅう)
212 議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)
213 共時的(きょうじてき)
 インターネットで調べました。どういうことなのか、理解できませんでした。
214 糾弾(きゅうだん)
 糺弾(きゅうだん)。
215 鬼才(きさい)
216 顕著(けんちょ)
217 真っ向(まっこう)
 参考:真向かい(まむかい)。
218 奇矯(ききょう)
219 望蜀(ぼうしょく)
 参考:隴を得て蜀を望む(ろうをえてしょくをのぞむ)。
220 尖鋭(せんえい)
 先鋭(せんえい)。
221 御家芸(おいえげい)
222 ラポール(rapport:フランス語)
 カウンセリングなどで、何でも話せるような関係のこと。
223 抜萃(ばっすい)
 抜粋(ばっすい)。
224 喜悦(きえつ)

以下余白

更新記録など

2017年6月18日(日) : アップロード