『こころの旅』
付 本との出会い
※ 神谷美恵子著作集3
- 副題など
- 帯には「『なぜ私ではなく、あなたが?』病める者に寄せる思いと実践のなかから紡ぎ出された言葉」「心の景色の美しい人」とありました。この言葉は著作集に共通するもののようです。少なくとも著作集1~3は同じです。
- また、神谷美恵子著作集のチラシに本書は「著者が60歳の年齢に近づきつつあった頃、ひとの一生というものを見はるかす地点に到達した自覚から、もう一度、ひとが辿る旅のあしあとを勉強し、一生の全体を俯瞰しようした試みである。新しい知見に富んだみごとな人間学入門といえよう。」と紹介してありました。
- 著者など
- 神谷 美恵子(かみや みえこ)氏著
- 出版社など
- 株式会社 みすず書房 さん
- 版刷など
- 1982年6月第1刷。読んだものは、1996年7月第27刷。
- ボリューム
- 281ページ。ただし、タイトルの『こころの旅』は202ページまで。
感じたこと
もっと早く本書を読んでいればよかった、と率直に感じました。
私の場合、今まで本を読めなかったので、そのような望みは叶いませんでした。弊サイトでの読み方に気づいていれば、もっと早い時期に読めたかもしれません。興味を持ちながらも中身を自分で知ることができない、これほどの悔しさがあるでしょうか。
さて、子どもがいらっしゃる方は、育児書を手に取ったことがあるかもしれません。育児書は小さい子どもを対象にした本です。本書はこの感じに近いものがあります。
本書は、生まれてから死ぬまでの人を対象にした内容です。チラシでは「人間学」とあり、うなずけます。「学」がつくと、机上の学問というイメージがあります。しかし、本書は、実践的で育児書に近い感触があります。具体的な行動ではなく、心の働きや考え方を扱っています。そのため、実際的には感じません。
心の働きは、人の行動を決めています。子どもであれ、大人であれ、老人であれ、心の働きは、生き方に影響します。身体を動かすように、心の働きを具体的に述べたのが、本書であると思います。
本書の内容は、筆者の学識や経験に基づいているようです。
語学が堪能であり、外国で生活した経験もあるようです。本書で紹介された本を見ると、多くの書籍、難しそうなものを読んでいます。高い読書能力だとわかります。興味のある精神医学の道を進み、現実に診療をしています。私生活も、結婚し、子どもを育てています。筆者の人生は、非常に意欲的です。そして、充実した人生を歩まれたようです。
職業や私生活から、筆者は多くのことを感じたはずです。病人だけでなく健常者を通して、自身をも含めて、同じ人の一生について筆者なりの感慨を持たれたことでしょう。
知識を現実に、現実を知識に、答えを探し求めていた感じがします。筆者は、絶えず、目の前にある現実を見つめていたのです。想像や理論ではなく、現実を見据えています。
宗教のように感じる言葉がありますが、これは人が生きていくという現実を突き詰めた結果なのでしょう。決して、宗教のようなプロセスではありません。本書は、人が生きるのに、現実の問題として、必要な心の働きや考え方を語っています。
本書は大人を対象にした育児書のようです。人生のどの段階で読んでも、何かを感じ取れる気がします。精神の成長、段階、気持ちのあり方、切り替え方など、様々なことを取り上げています。人生の確認書、指針書、実践書のようにも感じました。
人が遭遇するであろう人生の全体について、まんべんなく、高い質を保って、語られています。本書の「はじめに」で「人間は統計に支配されるべき存在ではない」とサン=テグジュペリ氏の言葉を引用しています。これは、人間については、科学が追求する普遍性ではない、との主張が聞こえてきそうです。人が個性の存在を認め、それに人が個性で応じることを言っているようです。科学の有用性は認めつつも、生身の人に対応できるのは、感情を持った個性のある人でしかない。人は人によって、認められ生かされ、生きていける、ということでしょうか。
脇に置いて、いつでも見られるようにしたい本だと思いました。また、5年、10年後に再度、通読すると、味わいも変わることでしょう。今の感想が、どのように変化するのかも楽しみです。読んでよかった、また、読みたいと思える本でした。
余談ですが。
何年も前ですが、秋篠宮ご夫妻がご結婚される報道があった際、紀子様のプロフィールの紹介がありました。その中に愛読書として本書『こころの旅』がありました。そして、5月16日に、秋篠宮家の眞子様のご婚約準備があきらかになりました。今、本書を読んでいることに、不思議なタイミングを感じます。
この書物を選んだ理由
読んだもの№95『生きがいについて』と理由は同じです。次の内容です。
20年ほど前に買っていた積ん読です。
当時、買うかどうか迷いに迷った記憶があります。書店で本書の冒頭部分を読んだだけで、「???」でした。しかし、私の記憶では、この本は、長い間書店の棚にありました。どうして、こんな堅そうな本がずっと棚にあるのかが不思議でした。その後、何かと、著者とその書籍が取り上げられていました。そして、読めるかどうかわからないけど、買う決心をしました。もしかすると、書籍が絶版になるかもしれないからです。
そして、去年8月初旬に大型書店へ行くと、棚に本書がありました。私の現在の読書能力では、読むのはまだ早い気がしました。思う本がなかなか見当たらず、手元にある本書を読む覚悟をしました。
このたび腰痛で検査入院しました。検査の項目はいくつかありますが、要する時間は僅かで、ほとんどは安静です。結果によっては手術をするかもしれません。何十年も付き合ってきた腰痛。人生を振り返り、今後の生き方を考え、生まれ変わる機会、2回目の人生の出発だとのインスピレーションがありました。
そこで、精神科医である神谷美恵子氏の著作物を読むことにしました。
私の読み方
驚いたのは、本書で紹介された本の多さです。50冊以上あります。
そして、その内容を書き、自らの考えを著すのですから、かなり深く読んでいたと思います。
また、本の推薦文や書評もされていますから、読むスピードも速かったと思われます。
どのように本を読んでいたのか、気になるところです。
読んだもの№53『精神医学から臨床哲学へ』の著者・木村敏氏を思い出しました。本書の著者と同じような印象を受けました。
資質、環境、巡り合わせです。才能があっても環境が必要です。環境が整っていても才能が必要です。そして、巡り合わせのような運にも左右されます。このことを考えると、著者が本書を出版できたのは、奇跡と言えるかもしれません。そして、この本を私が読んだことも、です。
本書は『こころの旅』と「付録 本との出会い」があります。
『こころの旅』の内容を知りたいのなら、これだけを読むだけで十分だと思いました。
しかしながら、考えや感じ方など、著者について知りたいなら、「付録 本との出会い」を読むのがいいと思いました。同じ本を読むことで、著者との違いがわかるからです。
形式です。文字は小さめ。1行の長さ、行の間隔は適当です。
索引があれば、便利だと思いました。しかしながら、目次で十分な気もしました。というのは、内容が言葉を学習する感じではなく、どのように考えるかに重点が置かれているように感じたからです。言葉より、内容、すなわち、項目名のある目次を見る方が、読みたいところを探しやすい気がします。
読んだ順番は、ページ順に読みました。特に、読後、「あとがき」を先に読んでいればよかったと思うことはありませんでした。
内容のある、いい本だと思いました。人の一生を考えるのに最適です。弊サイトをご覧の皆様も、一度、ご自身の眼で読んでみてください。
読書所要時間など
- 所要時間
- 43日21時間10分
- 読み始め
- 2017(平成29)年5月4日(木)21時50分~
- 読み終わり
- 2017(平成29)年6月17日(土)~19時00分
- 読んだ範囲
- カバー、帯、折り込みチラシ、本書。ただし、著者略歴、奥付は軽く目を通し、巻末の書籍広告は見ていません。
取り上げられた書物など
- 『知能の心理学』 ピアジェ氏著
- 『国家論』 プラトン氏著
- 『幼児期と社会』 エリック・エリクソン氏著
- 『時間の心理学』 フレス氏著
- 『苦痛について』 ボイテンディック氏著
これ以外にも、多くの書籍の紹介がありました。
出来事
5月16日(火) 秋篠宮家・眞子様の婚約準備があきらかに。
ひととき
リハビリをかねて、いつもの散歩コースを少しだけ歩きました。
鳥は子育てシーズンのようで、エサをねだるように幼鳥が、親鳥の後を付いて回っていました。写真はムクドリの幼鳥です。親鳥と一緒に撮れなかったのが残念です。
石畳で羽を広げて乾かしているウ(鵜)です。背中側を向けているのはよく見かけますが、腹側はあまり見かけません。たいてい、鵜は海を向いて休むことが多いからでしょう。この時は、海岸線を向いていたので、背面、腹面の両方を撮れました。
以上、平成29年6月17日(土)撮影。
調べたこと
- 1 仔(こ)
- 「子」「児」と同じ。
- 2 泌乳刺激ホルモン(ひつにゅうしげきほるもん)
- プロラクチンのこと。
- 3 プロラクチン(prolactin)
- 4 まざまざ
- 5 薄気味悪い(うすきみわるい)
- 6 ゲノム(genome)
- 7 ホスピタリズム(hospitalism)
- 8 生得的(せいとくてき)
- 9 萌芽(ほうが)
- 10 実証的(じっしょうてき)
- 11 俯瞰(ふかん)
- 12 消長(しょうちょう)
- 13 病跡学(びょうせきがく)
- 14 演繹(えんえき)
- 15 両価性(りょうかせい)
- アンビバレンス(ambivalence)のこと。相反する感情や気持ちが、同時に持つこと。精神医学の書籍、心理学辞典などで調べました。
- 16 渇望(かつぼう)
- 17 アテトーゼ(athetosis)
- アテトージス。
- 18 舞踏病(ぶとうびょう)
- 19 次善(じぜん)
- 20 半座(はんざ)
- 半座位(はんざい)のことでしょうか。インターネットなどで調べました。
- 21 狂喜(きょうき)
- 22 ホモ・ルーデンス(homo ludens:ラテン語)
- 23 心像(しんぞう)
- 24 喃語(なんご)
- 25 シラブル(syllable)
- 音節。
- 26 夜驚症(やきょうしょう)
- 27 利他(りた)
- 28 審美(しんび)
- 29 度外れ(どはずれ)
- 30 グロテスク(grotesque)
- 31 三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)
- 32 罪障(ざいしょう)
- 33 アニミズム(animism)
- 34 具象(ぐしょう)
- 対義語は「抽象(ちゅうしょう)」。「具象主義」を調べましたが、よくわかりませんでした。
- 35 二律背反(にりつはいはん)
- 36 就眠(しゅうみん)
- 37 慧眼(けいがん)
- 38 有閑夫人(ゆうかんふじん)
- 有閑マダム。
- 39 養家(ようか)
- 40 夜尿症(やにょうしょう)
- ねしょうべんのこと。
- 41 夢遊病(むゆうびょう)
- 夢中遊行症(むちゅうゆうこうしょう)。
- 42 しっくり
- 43 力動(りきどう)
- この言葉は訳語のようで、わかりづらく感じます。おそらく、英語のダイナミック(dynamic)の日本語訳なのでしょう。言葉単体で「◯◯力動」と書かれていても、何のことか理解できません。
- 英和辞典などで調べると、医学用語として「機能的(function)」、精神的なこととして「原動力、活動力」などの意味がありました。
- 本書では「家庭内力動」とありました。文脈から「力動」の意味を察することはできるので、何とか理解できそうです。例えば、「家庭の機能(または、原動力)」とか「普通に機能(または、活動)する家庭」であれば、どうでしょうか。
- 分野を問わず「力動」はよく使われていますが、理解に苦しみます。
- 44 ホモ・ファーベル(homo faber:ラテン語)
- 人間の特徴の1つ「道具を作る(人)」。
- 45 ホモ・ディスケンス(homo discens:ラテン語)
- 本書は「学ぶ人」。人間の特徴の1つ「学ぶ(人)」。インターネットで調べました。
- 46 伝承(でんしょう)
- 47 蜜蜂(みつばち)
- 48 平生(へいぜい)
- 49 アイデンティティ(identity)
- アイデンティティー。
- 50 学究(がっきゅう)
- 51 破綻(はたん)
- 52 勇猛心(ゆうもうしん)
- 53 卑小(ひしょう)
- 54 不全(ふぜん)
- 55 齷齪(あくせく)
- 56 昂然(こうぜん)
- 57 相貌(そうぼう)
- 58 悲愴(ひそう)
- 参考:悲壮(ひそう)。
- 59 誇大(こだい)
- 60 作話(さくわ)
- 61 雲隠れ(くもがくれ)
- 62 思慕(しぼ)
- 63 一笑に付す(いっしょうにふす)
- 64 人生行路(じんせいこうろ)
- 65 僻地(へきち)
- 66 好発(こうはつ)
- 67 呪縛(じゅばく)
- 68 スクーリング(schooling)
- 69 そつ
- 70 悠然(ゆうぜん)
- 71 ドロップ・アウト(dropout)
- 72 悲壮(ひそう)
- 73 落伍(らくご)
- 落後(らくご)。
- 74 肥沃(ひよく)
- 75 あっけらかん
- 76 隠忍(いんにん)
- 77 堕する(だする)
- 78 コンペンセイション(compensation)
- 本書では「代償」。
- 79 超克(ちょうこく)
- 80 意味深長(いみしんちょう)
- 81 心気症(しんきしょう)
- ヒポコンデリー(hypochondria)。
- 82 卑近(ひきん)
- 83 形而上(けいじじょう)
- 84 同士(どうし)
- 85 文化人類学(ぶんかじんるいがく)
- 86 献身(けんしん)
- 87 病臥(びょうが)
- 88 向老期(こうろうき)
- 成人期を青年期、壮年期、向老期に分ける分類なのでしょうか。インターネットで調べましたが、よくわかりませんでした。
- 89 目下(もっか)
- 参考:目下(めした)。
- 90 冷遇(れいぐう)
- 91 公憤(こうふん)
- 92 感服(かんぷく)
- 93 隠退(いんたい)
- 参考:「引退(いんたい)」。
- 94 礼讃(らいさん)
- 礼賛(らいさん)。
- 95 決然(けつぜん)
- 96 悲喜劇(ひきげき)
- 97 急進的(きゅうしんてき)
- 98 廃絶(はいぜつ)
- 99 予見(よけん)
- 100 早晩(そうばん)
- 101 横溢(おういつ)
- 汪溢(おういつ)。
- 102 闖入(ちんにゅう)
- 103 徒労(とろう)
- 104 蒙る(こうむる)
- 被る(こうむる)。
- 105 犇めく(ひしめく)
- 106 詰問(きつもん)
- 107 平穏無事(へいおんぶじ)
- 108 アウトサイダー(outsider)
- 109 夭折(ようせつ)
- 110 極(きょく)
- 111 渾然一体(こんぜんいったい)
- 112 霧散(むさん)
- 113 身包み(みぐるみ)
- 114 自己保存(じこほぞん)
- 115 自己実現(じこじつげん)
- ユング氏、ホーナイ氏、マズロー氏、ロジャーズ氏などが、この言葉について語っています。各氏の考え方は異なるようです。
- 116 烈しい(はげしい)
- 117 逝く(ゆく)
- 118 軽重(けいじゅう、けいちょう)
- 119 希有(けう)
- 稀有(けう)。
- 120 厳粛(げんしゅく)
- 「肅」は「粛」の旧字体。
- 121 腑抜け(ふぬけ)
- 122 揺蕩う(たゆたう)
- 123 末期(まっき)
- 参考:末期(まつご)。
- 124 多幸症(たこうしょう)
- ユーフオリア(euphoria)。
- 125 アパシー(apathy)
- 本書では「無感動」。
- 126 現世利益(げんせりやく)
- 127 ストイック(stoic)
- 128 紛らす(まぎらす)
- 129 捨て鉢(すてばち)
- 130 匡正(きょうせい)
- 131 一挙(いっきょ)
- 132 鑑別(かんべつ)
- 133 達観(たっかん)
- 134 手許(てもと)
- 手元(てもと)。
- 135 諦観(ていかん)
- 「本質を見定める」と「あきらめる」の2つの意味があるようです。辞書には「人生を諦観する」との例示があります。辞書によって意味が違っていました。現実には文脈から考えるほかなさそうです。
- 作者は1つの意味で使ったかもしれませんが、読者は2つの意味が入り交じった感じを持つかもしれません。
- 136 静謐(せいひつ)
- 137 老境(ろうきょう)
- 138 昂奮(こうふん)
- 亢奮(こうふん)。興奮(こうふん)。
- 139 刺(とげ)
- 棘(とげ)。
- 140 かかずらう
- 141 死病(しびょう、しにやまい、しにやみ)
- 142 永生(えいせい)
- 143 洞察(どうさつ)
- 144 比喩(ひゆ)
- 譬喩(ひゆ)。
- 145 思惟(しい)
- 仏教語では「しゆい」と読むようです。
- 146 回帰(かいき)
- 147 可塑性(かそせい)
- 参考:塑性(そせい)。
- 148 ハンディキャップ(handicap)
- 149 見晴るかす(みはるかす)
- 見霽かす(みはるかす)。
- 150 変幻自在(へんげんじざい)
- 151 宝積経(ほうしゃくきょう)
- インターネットで調べました。
- 152 気散じ(きさんじ)
- 153 divertissement
- 娯楽。本書では「気散じ」。
- 154 遁世(とんせい、とんせ)
- 155 泡沫(うたかた)
- 156 全い(まったい)
- 本書では「全き」。
- 157 端くれ(はしくれ)
- 158 俯瞰(ふかん)
- 159 向こう見ず(むこうみず)
- 160 的確(てきかく、てっかく)
- 適確(てきかく)。
- 161 庇護(ひご)
- 162 諸に(もろに)
- 163 苦学(くがく)
- 164 力行(りっこう、りきこう、りょっこう)
- 165 病軀(びょうく)
- 166 急逝(きゅうせい)
- 167 殉死(じゅんし)
- 168 諒承(りょうしょう)
- 了承(りょうしょう)。
- 169 果報者(かほうもの)
- 170 朗朗(ろうろう)
- 171 コンダクター(conductor)
- 172 シンパ
- シンパサイザー(sympathizer)。共鳴者。
- 173 曾て(かつて)
- 174 精悍(せいかん)
- 175 豪放(ごうほう)
- 176 驚歎(きょうたん)
- 驚嘆(きょうたん)。
- 177 焦眉(しょうび)
- 178 アンチテーゼ(antithesis)
- 179 読了(どくりょう)
- 180 配下(はいか)
- 181 不遜(ふそん)
- 182 修身(しゅうしん)
- 183 珍重(ちんちょう)
- 184 アクロバティック(acrobatic)
- アクロバチック。
- 185 犀利(さいり)
- 186 構造主義(こうぞうしゅぎ)
- 187 試論(しろん)
- 188 聾者(ろうしゃ)
- 189 圧巻(あっかん)
- 190 拙訳(せつやく)
- インターネットで調べました。
- 191 空恐ろしい(そらおそろしい)
- 192 底本(ていほん、そこほん)
- 193 積ん読(つんどく)
- 194 深味
- 「ふかみ」と読むのでしょうか。インターネットで調べました。参考:「深み(ふかみ)」。
- 195 苦衷(くちゅう)
- 196 闊達(かったつ)
- 豁達(かったつ)。
- 197 修練(しゅうれん)
- 修錬(しゅうれん)。
- 198 恰好(かっこう)
- 格好(かっこう)。
- 199 アフォリズム(aphorism)
- 金言。警句。
- 200 衷心(ちゅうしん)
- 201 宜なるかな(むべなるかな)
- 202 怪しい(あやしい)
- 203 狂奔(きょうほん)
- 204 世相(せそう)
- 205 香気(こうき)
- 206 造語(ぞうご)
- 207 ネオロジズム(neologism)
- 新語の使用。本書では「造語症」です。
- 208 晦渋(かいじゅう)
- 209 ラディカル(radical)
- ラジカル(radical)。「根本的」と「急進的」などの意味があります。文脈から意味の推察が必要です。
- 210 ウパニシャッド
- 211 単刀直入(たんとうちょくにゅう)
- 212 議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)
- 213 共時的(きょうじてき)
- インターネットで調べました。どういうことなのか、理解できませんでした。
- 214 糾弾(きゅうだん)
- 糺弾(きゅうだん)。
- 215 鬼才(きさい)
- 216 顕著(けんちょ)
- 217 真っ向(まっこう)
- 参考:真向かい(まむかい)。
- 218 奇矯(ききょう)
- 219 望蜀(ぼうしょく)
- 参考:隴を得て蜀を望む(ろうをえてしょくをのぞむ)。
- 220 尖鋭(せんえい)
- 先鋭(せんえい)。
- 221 御家芸(おいえげい)
- 222 ラポール(rapport:フランス語)
- カウンセリングなどで、何でも話せるような関係のこと。
- 223 抜萃(ばっすい)
- 抜粋(ばっすい)。
- 224 喜悦(きえつ)
これより「付 本との出会い」にかかるものです。
以下余白