『決定版 真向法』
- 副題など
- 副題は「3分間4つの体操で生涯健康」
- 著者など
- 社団法人 真向法協会(まっこうほうきょうかい) さん編
- 出版社など
- 社団法人 農山漁村文化協会 さん
- 版刷など
- 2004年11月第1刷。読んだものは、2011年8月第12刷。
- ボリューム
- 121ページ
現在は、公益社団法人 真向法協会 さんになっています。詳細は、ホームページをご覧ください。
感じたこと
真向法は全身の各筋肉を効率よく動かすようです。
筋肉を使えば、夜に成長ホルモンの分泌が活性化されるようです。真向法を朝夕2回すれば、それを促進するかもしれません。
弊サイトで取り上げた『理想的な姿勢を取り戻す 姿勢の教科書』は、悪いところを見つけて、それを治すエクササイズを考えています。真向法は、全身を動かすことで、悪い部分を改善しようしているようです。『理想的な姿勢を取り戻す 姿勢の教科書』は西洋医学的、真向法は東洋医学的と感じました。状況に応じて、どちらも試したいと思いました。
学校の体育や、体操教室、武道などでは、運動前後にストレッチをしますが、真向法と同じような動きをしています。
武道などは古くからありますが、真向法より以前に、今と同じストレッチをしていたのでしょうか。
奇襲の敵に、ちょっと待ってくれと言って、ストレッチをしている暇はありません。日頃の動きの中で、ストレッチのような動きでもあったのでしょうか。それとも、ストレッチをしなくても、技に影響はなかったのでしょうか。
今の準備運動は、真向法の影響を受けているのかもしれません。
この書物を選んだ理由
何年も前に買っておいた積ん読の本です。腰痛対策として、真向法が何なのか調べようと思っていました。
最近、『理想的な姿勢を取り戻す 姿勢の教科書』を読んだので、弾みで読むことにしました。
ちなみに、これを書いている場所は、病院の一室です。
私の読み方
「真向法」があることは知っていましたが、なんて読むんだろう、どんな体操をするんだろうと思っていました。長年の疑問が解けて、スッキリした気分です。
困ったのは、骨や筋肉などの名称の読み方です。『理想的な姿勢を取り戻す 姿勢の教科書』を片手に、効率よく読み方を調べました。また、骨格、筋肉の名称に色づけがあると、よりわかりやすかったと思いました。
形式です。
文字、余白は適当で、見やすかったです。ポイントは太字で表記されていました。図や写真が多くあり、理解しやすい工夫がありました。
無駄のない、ポイントを外さない記述だと思いました。わずか120ページほどに収めたと思います。ページ数が少ないので、読んでみようかなという気になります。
腰痛が治ったら、やってみようかなと思いました。
公益社団法人 真向法協会さんのホームページを見ると、真向法について書いてありました。本書ほど詳しくありませんが、無駄なくわかりやすい記載がありました。真向法に興味のある方は、まず、ホームページをご覧になってもいいかもしれません。
読書所要時間など
- 所要時間
- 21日0時間48分
- 読み始め
- 2017(平成29)年4月18(火)22時33分~
- 読み終わり
- 2017(平成29)年5月9日(火)~23時21分
- 読んだ範囲
- カバー、本書。ただし、奥付は軽く目を通し、巻末の書籍広告は見ていません。
取り上げられた書物など
- 『勝鬘経(しょうまんぎょう)』
- 『法華経(ほけきょう)』
- 『維摩経(ゆいまきょう)』
- 『聖徳太子仏典講説 勝鬘経疏の現代語訳と研究』
- 『尚書』
ひととき
腰痛で入院しました。運動しないと夜寝られないので、病院の近くを散歩しました。場所が違うと、咲いている花も違うようです。
マンテマという外来種の草のようです。
外来種でブタナと言うようです。タンポポに似ていますが、茎が細長いです。風が吹くとよく揺れています。
シラン(紫蘭)です。
コメツブメクサでしょうか。調べましたが、自信がありません。
以上、平成29年5月5日(金)こどもの日に撮影。
調べたこと
- 1 真向法(まっこうほう)
- 本書に詳しい解説があります。
- 公益社団法人 真向法協会さんのホームページを見ました。真向法について、簡単にわかりやすく書いてありました。
- 2 楽座(がくざ)
- 本書に解説があります。インターネットのサイトでは、同じ意味で「らくざ」と読むものがありました。
- 3 胡座(あぐら)
- 胡坐(あぐら)。
- 4 割り座(わりざ)
- 本書に解説があります。読み方をインターネットで調べました。
- 5 惚け(ぼけ)
- 6 丹精(たんせい)
- 7 犀利(さいり)
- 8 師事(しじ)
- 9 叱咤(しった)
- 10 邁進(まいしん)
- 11 煩悶(はんもん)
- 12 不摂生(ふせっせい)
- 13 惨憺(さんたん)
- 惨澹(さんたん)。
- 14 漫然(まんぜん)
- 15 一所懸命(いっしょけんめい)
- 参考:一生懸命(いっしょうけんめい)。
- 16 誠心(せいしん)
- 17 一心不乱(いっしんふらん)
- 18 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 19 素形
- 「そけい」と読むのでしょうか? インターネットでも調べましたがわかりませんでした。
- 20 導引(どういん)
- 21 不老長寿(ふろうちょうじゅ)
- 22 無味乾燥(むみかんそう)
- 23 良能(りょうのう)
- 参考:自然治癒(しぜんちゆ)。
- 24 到底(とうてい)
- 25 人智(じんち)
- 人知(じんち)。
- 26 絶妙(ぜつみょう)
- 27 熾烈(しれつ)
- 28 劇的(げきてき)
- 29 天与(てんよ)
- 30 天啓(てんけい)
- 31 訓ずる(くんずる)
- 訓読みをする。
- 32 力む(りきむ)
- 33 体育(たいいく)
- 34 無二(むに)
- 35 自負(じふ)
- 36 証左(しょうさ)
- 37 涵養(かんよう)
- 38 偉効(いこう)
- 39 貴賤(きせん)
- 40 至易至簡
- 「しいしかん」と読むようです。インターネットを参考にしました。
- 41 天真爛漫(てんしんらんまん)
- 42 気功(きこう)
- 43 臍下丹田(せいかたんでん)
- ヘソよりしたの丹田を使った呼吸法を詳しく解説しています。本書の解説を見ていると、丹田とは、横隔膜より下の部分のことを言うようです。
- 呼吸法をする人の中には、丹田を上・中・下に分けて考えることもあるようです。下が臍下丹田にあたるのでしょうか。
- 44 ハーモニー(harmony)
- 45 億劫(おっくう)
- 46 颯爽(さっそう)
- 47 雄渾(ゆうこん)
- 48 長大(ちょうだい)
- 49 捻転(ねんてん)
- 50 言い掛かり(いいがかり)
- 51 勤しむ(いそしむ)
- 52 宿痾(しゅくあ)
- 本書では「持病」。
- 53 皺(しわ)
- 皴(しわ)。
- 54 寝惚け眼(ねぼけまなこ)
- 55 三半規管(さんはんきかん)
- 56 団欒(だんらん)
- 57 和合(わごう)
- 58 日日是好日(にちにちこれこうにち)
- 59 実修(じっしゅう)
- 私の持っている辞書にはありませんでした。インターネットを参考にしました。
- 60 親が死んでも食休み(おやがしんでもじきやすみ)
- ことわざ辞典を見ました。
- 61 精巧(せいこう)
- 62 万(よろず)
- 63 性急(せいきゅう)
- 64 習熟(しゅうじゅく)
- 65 開眼(かいげん)
- 参考:開眼(かいがん)。
- 66 諦める(あきらめる)
- 67 スランプ(slump)
- 68 脱却(だっきゃく)
- 69 瞑眩(めいげん、めんげん)
- めまい、のこと。
- 70 若し薬瞑眩せざれば、厥の疾廖えず(もしくすりめいげんせざれば、そのやまいいえず)
- 「若し薬瞑眩せずんば厥の疾廖えず」。
- 71 良転反応
- 「りょうてんはんのう」と読むのでしょうか。インターネットでこの言葉で検索すると「好転反応(こうてんはんのう)」と出てきます。
- 72 偏食(へんしょく)
- 73 蒲柳(ほりゅう)
- 身体の弱いこと。参考:「蒲柳の質(ほりゅうのしつ)」。
- 74 真諦(しんたい)
- 75 無念無想(むねんむそう)
- 76 悲観(ひかん)
- 77 一朝一夕(いっちょういっせき)
- 78 遼遠(りょうえん)
- 79 マンネリ
- マンネリズム(mannerism)の略。
- 80 只管打坐(しかんたざ)
- 81 見性(けんしょう)
- 82 往往(おうおう)
- 83 跪座(きざ)
- 跪坐(きざ)。
- 84 ◯◯合目(ごうめ)
- 辞書では「合(ごう)」で、引きました。
- 85 鼠径(そけい)
- 鼠蹊(そけい)。
- 86 挫折(ざせつ)
以下余白