『「偶然」の統計学』
原題は『The Improbability Principle』
- 副題など
- 「Why Coincidences,Miracles,and Rare Events Happen Every Day」
- 帯には「偶然を正しく『見積もる』だけであなたは勝てる。」
- 著者など
- デイヴィッド・J・ハンド(David J.Hand)氏著
- 松井 信彦(まつい のぶひこ)氏訳
- 出版社など
- 株式会社 早川書房 さん
- 版刷など
- 2015年8月初版。読んだものは、2015年11月3版。
- ボリューム
- 318ページ
感じたこと
偶然を活用する人の話を思い出しました。誰か忘れましたが、確か小説家が言っていたと思います。小説家も友達から聴いたという実際にあった話のようです。
人は偶然に弱いそうです。男性よりも女性の方が、偶然に弱いのだそうです。
お話のはじまりです。
ある男性(仮名:四方)が取引先で心ときめかせる女性を見たそうです。はじめて見る女性でした。それ以来、寝ても覚めてもその女性のことが忘れられず、何とか話だけでもできないものかと思いました。いきなりその女性の前に行って話をしても社交辞令の表面的なものに終わってしまいそうです。付き合ってくださいといきなり言っても、野暮ったい自分では怪しまれ断られるだけです。どうせなら結婚できないかと思いました。
四方は誰にもその女性のことを聴きませんでした。このことがバレると気まずくて仕事がしづらくなるからです。
その女性についてわかっているのは顔だけです。名前を知らないのにどうやってアプローチしようか、四方は思案に思案を重ねます。そして、ある行動にでます。女性の退社後や休日の足取りを調べることにしたのです。女性は自分(四方)を知らないはずです。姿を見られても問題はありません。その女性が取引先の担当者と一緒にいる場合でも、ビジネスライクな挨拶でかわせます。
仕事のとき以外は、日々、四方はその女性の足取りを追いました。雨にも負けず、風にも負けずです。すると、ひと月ほどで平日、さらにひと月ほどで休日に立ち寄るところがわかりました。スパイ活動は無事に終わりました。
さて、いよいよ実戦開始です。その女性が立ち寄るところに身を置くことにしました。映画館、喫茶店など男性がいてもおかしくない場所を選びました。そして、その女性に自分の顔が見える場所に立ったり座ったりしました。
1ヵ月ほどして、喫茶店の玄関で四方とその女性は鉢合わせしました。すると、その女性は「よくお見かけする方ですね」と。四方は「奇遇ですね。私も」と返します。四方は、チャンスはここぞとばかりに「お一人ですか・・・」と。その女性は「ええ、まぁ・・・」と答えます。そして、同じテーブルに着くことができたのです。それから、映画や世間話で2人は盛り上がります。それもそのはず、四方はその女性の趣向にあう勉強をしていたのですから。別れ際に、お互いの名前と連絡先を交換しました。四方は「サトミ(仮名)かぁ」と何度も心の中で繰り返しました。その後、2人は順調に交際を重ね、結婚したとのことです。四方の偶然作戦は功を奏したのです。
さらに、この話には後日談があります。
四方は社長になっていました。サトミは取引先の社長令嬢だったのです。
娘の結婚相手が家に挨拶(あいさつ)に来たときのことです。
娘が「パパは、どんなふうにママにアクセスしたの?」。
四方は「ママに一目惚れで、偶然作戦をしたんだ。・・・。ママは気づかなかっただろうけど」と当時のことを話した。
すると、サトミが「私、乗っちゃった。うふふっ」。すかさず「実はね、おじいちゃんの会社に勤めはじめた頃、私の方をチラッチラッと何度も見る人がいたのよ。・・・。しばらくして、私の後をつける人がいたの。おじいちゃんに相談したらね・・・。パパに忍(しの)びをつけたらしいの。でもね、あのときから、ママは、パパが気になってたのよねぇ~」。「しばらくしてね、おじいちゃんが『あいつはできるヤツじゃ』って言い出したの。『サトミ、お前はどう思っているんだ』なんてね。ね、おじいちゃん」。
「む、むふっ。仕方ないのぉ、今さら・・・。一人娘に悪い虫がついては、と思ったのじゃ。・・・。すると、この男は、することが細かい。しかも、よう動く、我慢強い。まるで、宮沢賢治の、ホレ、あれのようじゃ。だがのぅ、あれは誰がみてもわかるじゃろう。しかもじゃ、逆に自分がつけられているとは思わなかったじゃろ。・・・。今ではワシの跡継ぎじゃ。ワシの見る目に狂いはなかった。これで会社も安泰じゃ。思うツボよ。してやったわい!」と孫娘を見ながらニマニマしている。
「ねぇ、あなた。喫茶店で鉢合わせになったこと、覚えてるぅ。あれはね、おじいちゃんと私が仕組んだことなの。私、緊張しちゃって・・・」と娘に戻ったかのようなサトミは今にも高笑いしそうだった。
「やられたぁ~!!」四方は思ったが、口にはしなかった。「・・・。でも、いいや。偶然を仕掛けて、運命の人と結ばれたんだから。ま、結果オーライだな」と心でニンマリした。
「もしかして、・・・」と娘のフィアンセが、戸惑うように言いかけてやめた。
小悪魔のような笑みを浮かべて「さて、どうかしら」と言って、サトミは四方をのぞき込んだ。
昔の話なのでかなり忘れています。そこを私が脚色していますが、話のすじはこんな感じです。偶然をプロデュースしたのに、偶然に翻弄されているような。偶然について、考えさせられる物語です。それにしても、サトミは、したたか、ですね。いきさつはどうであれ、四方とサトミはお似合いのカップルです。
この書物を選んだ理由
弊サイトで取り上げた№52『歴史哲学への招待』で偶然とか運とかでてきます。また、№40『失敗の本質』にも、運についての記述がありました。そして、偶然や運は、私たちの人生を大きく変えることがあります。
さて、統計学は、偶然をどのように考えているのでしょうか。確実に運を引き寄せる手立てはあるのでしょうか。
私の読み方
心理学で、本人の意識を排除した行動心理学が、主流ではないかと思える時期があったようです。弊サイトで取り上げた『その〈脳科学〉にご用心』では、脳科学でいくら脳のメカニズムがわかったとしても、意識を予測するのは、現時点では不可能だとあります。
また、認知行動療法というものがあります。これは、人間が、認知、感情、行動は互いに作用しながら活動していることを前提としています。
意識、無意識も関係しているようです。意識して行動しても、無意識が割り込んでくることがあるはずです。無意識の行動中に、意識することも考えられます。
統計は、必要に応じて、人間が条件や指標を決めています。元々、科学自体、人間が作り出した考え方の1つです。違う方向からみれば、バイアスになると思います。
人間に関しては、認知や感情を抜きで考えられません。人が活動の方向性や力を持つには、認知、感情を抜きにできないからです。読書の質にもかかわってきます。もし、これらを数値化し統計がとれれば、読書のスタイルが変わるかもしれません。
私がよく思うのは、通読するとその本の何%を理解できるのか、です。さらにいえば、100%理解するのに何回読めばいいのか、ということです。
私の感触では、100%の理解は難しい、です。「ああでもない、こうでもない」「こうも言える、ああも言える」と思うからです。いつも注意しているのは、要約と理解を混同しないことです。要約は、書いてある内容を短くまとめたものに過ぎません。要約できると、理解しやすいとは思いますが。
6割程度わかればそれでいい、とよく聞きます。試験でも合格は100点満点で60点に設定しているところが多いようです。これから、60%の理解はできるように読書すればいいのかもしれません。理解度は読者の感覚ですが、継続、中断、放棄の判断基準にできそうです。
6割の基準を設定することで、効率的な読書ができそうです。すべての一字一句に神経質になるのではなく、書籍の主張を理解するのに必要なものだけを調べれば十分ということになります。理解できないところは、読み飛ばせばいいのです。書籍の内容が時代や人によって違い、激変する対象(内容)であればなおさらです。
何回も読んで1冊の本を100%理解しようとするより、6割程度の理解で別の本を読んだ方が理解は深まると感じています。
統計学ではどのように考えているのでしょうか。
体裁です。文字は、9か10ポイントくらいでしょうか。1行45文字程度。見開きページの中央の余白が狭く感じたほかは、見やすい作りになっていました。
「原注」は、横書きで、外国語が読みやすくなっていました。
読むのに時間がかかりました。翻訳本には独特の癖があります。原本に忠実であれば、回りくどい言い回しになるようです。特に、二重否定、長い主語には、苦労しました。その解釈を間違えると反対の意味になってしまいます。
索引、用語解説などが欲しいと思いました。原本にはないかもしれませんが、再読する際に便利です。
目次、前置き、訳者あとがき、本文の順で読みました。読後、付録のAとBを最初に読んでおくべきだったと思いました。確率を勉強してから、だいぶ経っているからです。
読書所要時間など
- 所要時間
- 11日5時間25分
- 読み始め
- 2015(平成27)年11月26日(木)午前11時26分~
- 読み終わり
- 2015(平成27)年12月7日(月)~16時51分
- 読んだ範囲
- カバー、帯、本書。奥付は軽く目を通しました。「原注」は、目を通していますが、外国語は単語を調べてまでは読んでません。
取り上げられた書物など
- 『自然現象と心の構造』 Carl G.Jung氏著
- 『科学的発見の論理』 カール・ポパー氏著
- 『偶然の本質』 アーサー・ケストラー氏著
- 『たまたま-日常に潜む「偶然」を科学する』 レナード・ムロディナウ氏著
※ その他多数の書籍の紹介がありました。
出来事
11月30日(月) 水木しげるさん死去。
ひととき
知人宅の庭の「もみじ」です。あまりにもきれいに色づいていたので、撮らせてもらいました。
平成27年12月2日(水)撮影。
調べたこと
だいたい、前置き、訳者あとがき、本文の順で調べています。
- 1 The Improbability Principle
- 本書の原題。意味は『ありえなさの原理』。本書11章のタイトルの一部です。
- 2 coincidence
- 偶然の一致。あることが同時に起こること。何かを暗示するかのような出来事。
- 3 相俟って(あいまって)
- 4 一斉(いっせい)
- 5 上の空(うわのそら)
- 6 迷信(めいしん)
- 7 予言(よげん)
- 8 超心理学(ちょうしんりがく)
- 9 超常現象(ちょうじょうげんしょう)
- 10 シンクロニシティ(synchronicity)
- インターネットで調べました。
- 11 ホットハンド(hot hand)
- 本書に解説があります。インターネットでも調べました。
- 12 頭韻(とういん)
- 13 信憑性(しんぴょうせい)
- 14 逸話(いつわ)
- エピソード(episode)。
- 15 仰天(ぎょうてん)
- 16 確率(かくりつ)
- probability。
- 17 統計(とうけい)
- statistics。
- 18 リテラシー(literacy)
- 19 助演(じょえん)
- 20 与り知る(あずかりしる)
- 21 勃発(ぼっぱつ)
- 22 薦める(すすめる)
- 23 因果律(いんがりつ)
- 24 破綻(はたん)
- 25 ランダム(random)
- 26 得てして(えてして)
- 27 片割れ(かたわれ)
- 28 深遠(しんえん)
- 29 仄めかす(ほのめかす)
- 30 懐柔(かいじゅう)
- 31 思索(しさく)
- 32 畏怖(いふ)
- 33 バリオン(baryon)
- 34 光明(こうみょう)
- 35 額面通り(がくめんどおり)
- 36 小悪魔(こあくま)
- インターネットで調べました。
- 37 枚挙に遑が無い(まいきょにいとまがない)
- 38 観る(みる)
- 39 クラップス(craps)
- インターネットで調べました。
- 40 カーゴカルト(cargo cult)
- 本書では「積荷崇拝」。
- 41 誤謬(ごびゅう)
- 42 カジノ(casino)
- イタリア語。
- 43 ギャンブラー(gambler)
- 44 アウェー(away)
- アウェイ。
- 45 信仰(しんこう)
- 46 カササギ(鵲)
- 47 敷石(しきいし)
- 「ふせき」と読みません。「布石(ふせき)」と区別する。参考:「敷設(ふせつ)」。
- 48 相反する(あいはんする)
- 参考:「相反(そうはん)」。
- 49 忌避(きひ)
- 50 所業(しょぎょう)
- 所行(しょぎょう)。
- 51 無視(むし)
- 52 看過(かんか)
- 53 神託(しんたく)
- 54 尺度(しゃくど)
- 心理学では「尺度構成法」「尺度分析」など「尺度」があります。何らかの心理変数を推測するのに使われるようです。
- 55 食(しょく)
- 蝕(しょく)。天文用語。
- 56 通用字(つうようじ)
- 「蝕」を「食」と書くようなこと。
- 57 史書(ししょ)
- 58 箴言(しんげん)
- 59 反駁(はんばく)
- 60 至難(しなん)
- 61 仰仰しい(ぎょうぎょうしい)
- 62 暗闇(くらやみ)
- 63 東風(ひがしかぜ、とうふう、こち)
- 64 いみじくも
- 65 おしなべて
- 66 モノポリー(monopoly)
- ボードゲーム。インターネットでどのようなものか確認しました。
- 67 サイコキネシス(psycho kinesis)
- 68 偏り(かたより)
- 片寄り(かたより)。
- 69 バイアス(bias)
- 偏り(かたより)。
- 70 造作無い(ぞうさない)
- 71 食わせ者(くわせもの)
- 食わせ物(くわせもの)。「者」と「物」に注意する。
- 72 奇術師(きじゅつし)
- 73 小事(しょうじ)
- 74 ペテン
- 75 思しい(おぼしい)
- 覚しい(おぼしい)。
- 76 念力(ねんりき)
- 77 冥界(めいかい)
- 「冥界(みょうかい)」と読めば別意。
- 78 強ち(あながち)
- 79 こじつけ
- 80 長足(ちょうそく)
- 早足(はやあし)のこと。
- 81 包摂(ほうせつ)
- 82 時時刻刻(じじこっこく)
- 83 薄気味悪い(うすきみわるい)
- 84 地団駄を踏む(じだんだをふむ)
- 85 辿る(たどる)
- 86 醸す(かもす)
- 87 尤度(ゆうど)
- インターネットで調べました。
- 88 距骨(きょこつ)
- インターネットで確認しました。
- 89 出目(でめ)
- 90 途轍も無い(とてつもない)
- 91 足をすくう(あしをすくう)
- 92 終ぞ(ついぞ)
- 93 巷(ちまた)
- 94 所以(ゆえん)
- 95 相容れない(あいいれない)
- 96 アンチテーゼ(Antithese)
- ドイツ語。
- 97 神意(しんい)
- 98 冒瀆(ぼうとく)
- 99 廷臣(ていしん)
- 100 骨子(こっし)
- 101 難破(なんぱ)
- 102 帰結(きけつ)
- 103 言明(げんめい)
- 論理用語のようです。
- 104 脆い(もろい)
- 105 単純明快(たんじゅんめいかい)
- 106 排反事象(はいはんじしょう)
- 107 プロット(plot)
- 作図すること。データをグラフにすること。本書では「図3・2」にしたこと。筋書きとか構想という意味ではありません。
- 108 釣鐘(つりがね)
- 109 ヒストグラム(histogram)
- 110 目新しい(めあたらしい)
- 参考:「目の当たり(まのあたり)」。「目」の読み方に注意。
- 111 大嵐(おおあらし)
- 読み方が難しいですね。「おお」か「だい」か?「嵐」は「ラン」とも読みます。「たいらん」か?でもそれで聞いた人は何のことかすぐにわかるとは思えません。やはり「おおあらし」でしょうと思っていたら、「大地震」を思い出しました。インターネットで検索したところ、NHKさんのサイトに考え方が載っていました。「大地震 読み方 NHK」で検索すると見られます。
- 「大地震」について言えば、「だいじしん」「おおじしん」のどちらで読むかは、注意が必要です。NHKさんは「おおじしん」だそうです。「日本」を「にっぽん」か「にほん」のような感じですかね。
- 112 縁(へり)
- 113 スケールアップ(scale up)
- 規模を大きくすること。
- 114 クイックピック
- インターネットで宝くじ公式サイトを見ました。コンピューターが自動で数字を選んでくれることです。
- 115 ジャックポット(jackpot)
- 大当たり。積み立てた掛け金=賞金。関係者が出し合った金。
- 116 コンソーシアム(consortium)
- 117 ロジスティックス(logistics)
- 118 名字(みょうじ)
- 119 スポークスマン(spokesman)
- 120 クラスター(cluster)
- 121 眉唾物(まゆつばもの)
- 122 数秘術(すうひじゅつ)
- numerology。インターネットで調べました。
- 123 奇想天外(きそうてんがい)
- 124 隙(すき)
- 125 スパム(spam)
- 126 シュール(sur)
- フランス語。
- 127 ごまんと
- 128 漸進(ぜんしん)
- 129 ぽつん
- 130 軍靴(ぐんか)
- 131 案の定(あんのじょう)
- 132 玉座(ぎょくざ)
- 133 誓願(せいがん)
- 134 論議(ろんぎ)
- 135 快復(かいふく)
- 回復(かいふく)と区別する。
- 136 開陳(かいちん)
- 137 吹聴(ふいちょう)
- 138 腐心(ふしん)
- 139 ミスリード(mislead)
- 140 白状(はくじょう)
- 141 主旨(しゅし)
- 趣旨(しゅし)との違いは?
- 142 徒弟(とてい)
- 143 袂(たもと)
- 144 シーケンス(sequence)
- シークエンス。
- 145 訊く(きく)
- 146 核心(かくしん)
- 147 好戦的(こうせんてき)
- 148 手薬煉を引く(てぐすねをひく)
- 149 薬煉(くすね)
- 天鼠子(くすね)。
- 150 至極(しごく)
- 151 ストリーキネス
- 本書に解説があります。
- 152 気配(けはい)
- 153 彩色(さいしき)
- 154 手稿(しゅこう)
- 155 販促(はんそく)
- 156 アナロジー(analogy)
- 157 極め付き(きわめつき)
- 158 ブリーディング(breeding)
- 159 つがい(番)
- 160 巨視的(きょしてき)
- 161 エレガント(elegant)
- 162 甲虫(こうちゅう、かぶとむし)
- 兜虫(かぶとむし)。こうちゅうをインターネットで確認しました。
- 163 波頭(なみがしら、はとう)
- 164 剃刀(かみそり)
- 165 先験的(せんけんてき)
- 166 恒星(こうせい)
- 167 無次元(むじげん)
- インターネットで調べました。
- 168 格子(こうし)
- 169 まざまざ
- 170 メタ物理
- 超物理、または、形而上のことなのか、わかりませんでした。翻訳を考えると「metaphysics」は、「形而上学」とか「机上の空論」のような言葉になるはずです。「メタ物理」から考えられるのは、「超常現象」です。いずれにせよ、「メタ」がつくことで、「一般的でない物理」と置き換えても意味が通りそうです。
- 171 頭字語(とうじご)
- 頭文字を取った略語。
- 172 頭陀袋(ずだぶくろ、ずたぶくろ)
- 173 生起(せいき)
- 174 手練(てれん)
- 175 長ける(たける)
- 176 サマ師(さまし)
- イカサマをする人。
- 177 ゴト師(ごとし)
- 178 剽窃(ひょうせつ)
- 179 ソネット(sonnet)
- 180 実線(じっせん)
- 第11章の原注3の中にありました。どのような意味で使われているのか、わかりませんでした。
- 181 異議(いぎ)
- 182 確信(かくしん)
- 183 有意(ゆうい)
- 184 パラサイコロジー(parapsychology)
- 超心理学。
以下余白