『意識と脳』
- 副題など
- 「思考はいかにコード化されるか」
- 著者など
- スタニスラス・ドゥアンヌ(Stanislas Dehaene)氏著
- 高橋 洋(たかはし ひろし)氏訳
- 出版社など
- 株式会社 紀伊國屋書店 さん
- 版刷など
- 2015年9月第1刷。
- ボリューム
- 469ページ(実質的に読む箇所は、「訳者あとがき」の377ページまで。)
感じたこと
今の脳科学はここまで来ているのかという感じです。
人はどのようにして言葉を覚えたり、それを活用しているのか不思議です。たとえ、検査機器や脳科学が発達したとしても、言葉を覚えるのはその人自身の努力にかかっているような気がします。
そろそろプロ野球の秋季キャンプが始まる頃です。この秋季キャンプでは体力をつけるとともに、フォームの改造や、あたらしい技術を習得するのがテーマになっているようです。
特に、投手はあたらしい変化球、たとえば、フォークボールを覚えたりします。
変化球のボールのにぎり方や投げ方は、たいていの場合、専門書に記載があります。しかし、私の経験上、書籍のとおりにやっても、ボールの軌道に変化はありません。いろいろ工夫をしますが、ボールの軌道は変わりません。私は素人ですが、プロ野球選手でも変化球を覚えられないことがあるようです。何種類もの変化球を使いこなす選手もいれば、変化球は1つだけという選手もいます。
習得するステップは、ボールの軌道を変化させられるかどうか。次に、ボールをコントロールできるか。そして、実戦で打者に通用するかどうか。となります。この最初のボールの軌道を変化させることが最大の関門なのです。
なぜ、書籍に書いてあるのに、厳しい現実があるのでしょうか。テレビでも変化球の起こる現象については、たびたび放映されています。原理をわかっても、なかなか実現できないのです。
チームによっては、現役時代にその変化球を得意とした臨時コーチを雇っています。おそらくここでは、変化球を投げる感覚を選手に伝えているのだと思います。書籍、原理以外で伝えられるのは、体を使う感覚だからです。それでも、ボールが変化しない、変化しても実戦に使えないことは、多々あるようです。
SFのようになりますが、もし変化球を得意とする選手の感覚をそのまま得られるとしたらどうでしょう。練習もしないで、いきなり実戦で投げられるようになるかもしれません。パソコンで今までできなかったことが、あたらしいアプリをインストールするだけでできるようになる感じです。
今の私たちは、人に教えてもらったり本を読んだり映像を見たりして覚えたり、試行錯誤を繰り返して感覚をつかんでいます。しかし、脳科学やそれに伴う医学の進歩により、このような努力をしなくてもよくなるかもしれません。必要な知識、感覚を脳にインストールするだけで可能になるかもしれないからです。
弊サイトは本を読めるようになることをテーマとしています。このような試行錯誤も必要なくなるのです。「達人◯△□☆流読書術アプリ」を購入して、「◎◯☆クリニック」でインストールしてもらうだけで、本を読めるようになるのです。また、読書の知識も同時に得られるのです。
こんな時代がくれば、既存の知識や技術を習得する時間と労力を大幅に削減できます。学校のカリキュラムは大幅に見直され、受験勉強や各種研修などは少なくなり、資格制度の運用は大きく変わるかもしれません。創造や開発に力を注ぐようになるでしょう。職業選択は、働く人の志向と適性を重視したものとなるかもしれません。
しかし、どのような時代を迎えるにせよ、努力から解放されることはなさそうです。
この書物を選んだ理由
本書は『意識と脳』です。弊サイトは、目と意識を考えています。ひじょうに密接な関係があると感じたので、読むことにしました。なお、この本は、大型書店で物色中に巡りあいました。
私の読み方
本書は読書の技法を考えるのに有用な情報を提供しています。
人間の動かしているのは無意識であり、行動の方向性を決めるのは意識です。意識を強く持つことで、無意識を十分に活用することができます。初めての知識やノウハウを無意識化するには、それに関して十分な意識を持つことで、コード化、無意識の活用ができます。この時、脳のネットワークが十分に行われています。
さて、私たちの文字が見えたと感じる時間は、50ミリ秒(0.05秒)前後が境目だそうです。1秒間に20文字を見られるということになります。1分間に1,200文字です。『新書1冊を15分で読む技術』によると、日本人の平均的は1分間に500文字程度を読むそうですから、見る能力からいうと、文字数は少ないと言えます。しかも、この50ミリ秒というのは、ある1文字についてだけ見るようにした実験の結果です。現実の読書では、見ている文字の次の文字もはっきりと見えているはずです。次の文字は、50ミリ秒かからずに、何が書いてあるのかわかるということです。ということは、普通に読んでも、1分間に1,200文字読めても不思議はないはずです。
本書にチェスの話が出てきました。チェスの達人は、キングが取られないように気を配っているのです。強い目的意識があるからこそ、脳のネットワークを十分使い、無意識を十分に活用できるのです。
フォトリーディングにも、目的意識を強くすることがありました。特に、試験勉強では、目的がはっきりしています。試験問題を解くことです。しかし、意識は2つのことを同時にできないため、試験を目的とした意識は、他の大切なことを見逃す可能性があります。
読書の目的は、人により、その時々により変わります。同じ本でも、試験を目的とする読み方と、何かに興味を持ったことについて著者の主張を理解するのとでは、結果にズレを生じることも考えられます。その時々に応じて、再読も考える必要があるのです。
目的意識を持ったとしても、予め関連するものを準備しておく必要はありません。目的さえしっかりしていれば、読みの状況に合わせて、無意識が必要なことを提供するのです。わからないことが出てきたら、調べるという意識を持てるのです。本書によると、意識が始動するまでに0.5秒かかるそうです。
では、ものの見方をどのようにすればよいでしょうか。文字を見るときは、はっきりと中心視野で見る必要があります。正確に文字を把握しなければ、意識の目的を満たすどころか、無意識の活用やコード化もできないからです。周辺視野では、文字をはっきりと捉えることができないため、十分な理解はできないことになります。正確な無意識を作れないし、活用したとしても不正確なものばかりになります。
ですから、中心視野が広いと、文字を正確に把握し、理解も早くできる可能性があります。それでは周辺視野が不要かというとそうではありません。中心視野を移動するのに周辺視野は有効です。
正確にものを見るのに、もう一つ、重要な要素があります。それは、心理的な精神的な安定です。何らかのストレスが脳に与える影響です。強烈な、恐怖、怒り、哀しみ、憎しみなどがあると、脳は円滑なネットワークに支障をきたすのです。生命を脅かす状況はよくありません。安心な状態が維持される環境が必要なのです。基本的信頼感や、安定した安心感は、脳を十分に活動させるに必要です。セクハラやパワハラ、生命に危機を与えるような目標設定などは、正確にものを見るのを阻害するのです。そして、阻害された結果を無意識化し、コード化するのです。その後も、不正確な無意識により効率の悪い行動をとり続けることになります。
以上、読書に役立つと思えることを書きました。ただし、これらは、私が本書を正確に理解していた場合にのみ有効です。いくつか理解できないところがあったので、誤解している可能性は十分にあります。
本書は、はじめから目次、謝辞、訳者あとがき、本文の順で読みました。翻訳本の場合、翻訳者の意図を汲(く)む必要があります。どこに注意して読めばいいかわかるからです。本来なら、書籍のはじめに、「訳者あいさつ」や「翻訳に際して」を作るべきだと思います。読み終わった後に、そう読めばよかったのかと思うほど、残念なことはありません。弊サイトで取り上げた翻訳本『最高の職場』で、そのことを悟りました。
体裁です。文字は小さいように感じました。一文を長く感じました。それは気のせいで、専門用語の解説を入れながらの著述だから、そのように感じたのかもしれません。翻訳本の場合、原作に忠実に訳する必要があるようです。専門用語を理解しやすいのですが、全体として読みづらく感じました。翻訳本の宿命なのかもしれません。
最後に、読書を考えるうえで本書は非常に有用です。一度、本書を読むことをお勧めします。その人なりの読み方を作れるかもしれません。
読書所要時間など
- 所要時間
- 9日6時間0分(再度読み始めからカウントしています。)
- 読み始め
- 2015(平成27)年9月7日(月)午前0時40分~
(※9月15日(火)27ページまで読みました。ブランクが長かったため、はじめから読み直しました。) - 再度読み始め
- 2015(平成27)年10月18日(日)午後12時08分~
- 読み終わり
- 2015(平成27)年10月27日(火)~18時08分
- 読んだ範囲
- カバー、帯、本書の全て。ただし、著者紹介のある奥付は軽く目を通しました。
取り上げられた書物など
- 『心理学、心的経験の科学』 ジョージ・ミラー氏著
- 『心理学の根本問題』 ウィリアム・ジェームズ氏著
- 『行動の機構』 ドナルド・ヘッブ氏著
※ その他多数の書籍、文献の紹介がありました。
出来事
10月20日(火)頃 横浜市のマンションで杭工事のデータ偽装をマスコミが報道。
ひととき
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)です。近くの公園の空き地に咲いていました。ここ数年はあまりはびこっていなかったのですが、今年はたいへんよく茂っています。
平成27年10月22日(木)撮影。
調べたこと
調べたことは、おおよそ読んだ順番になっています。「目次」「謝辞」「訳者あとがき」、本文の順です。その他は、順序不同です。
- 1 括る(くくる)
- 2 識閾(しきいき)
- 3 閾(いき)
- 4 啓発(けいはつ)
- 5 ポスドク(postdoctoral fellow)
- 6 トピック(topic)
- 7 野心的(やしんてき)
- 8 斟酌(しんしゃく)
- 9 敷衍(ふえん)
- 布衍(ふえん)。
- 10 浩瀚(こうかん)
- 11 比肩(ひけん)
- 12 淀み(よどみ)
- 澱み(よどみ)。
- 13 思弁(しべん)
- 14 日進月歩(にっしんげっぽ)
- 15 還元主義(かんげんしゅぎ)
- 16 回廊(かいろう)
- 廻廊(かいろう)。
- 17 牡牛(おうし)
- 雄牛(おうし)。参考:牝牛(めうし、ひんぎゅう)。雌牛(めうし)。
- 18 メタファー(metaphor)
- 隠喩、暗喩。本書では「たとえ」。
- 19 自律(じりつ)
- 「自立(じりつ)」と区別する。
- 20 直観(ちょっかん)
- 直知。「直感(ちょっかん)」と区別する。
- 21 彼方(かなた)
- 22 二元論(にげんろん)
- 23 草分け(くさわけ)
- 24 先見の明(せんけんのめい)
- 25 咆哮(ほうこう)
- たけり叫ぶこと。
- 26 一貫性(いっかんせい)
- 27 埒外(らちがい)
- 28 堅実(けんじつ)
- 29 越境(えっきょう)
- 30 再帰的(さいきてき、recursive)
- インターネットで調べました。
- 31 クオリア(qualia)
- 32 雲散霧消(うんさんむしょう)
- 33 逸らす(そらす)
- 34 論議(ろんぎ)
- 35 内省(ないせい)
- 内観(ないかん、introspection)。
- 36 俎上(そじょう)
- 37 あけすけ
- 38 メタ認知(めたにんち、meta-cognition)
- 39 瞬き(またたき)
- 40 いみじくも
- 適切に。
- 41 リソース(resource)
- 42 隘路(あいろ)
- 43 揶揄(やゆ)
- 44 捏ち上げる(でっちあげる)
- 45 嗜好(しこう)
- 46 得得(とくとく)
- 47 似非(えせ)
- 似而非(えせ)。
- 48 好事家(こうずか)
- 49 コンシャスアクセス
- 著者の造語。本書を理解するうえでのキーワード。20ページ10行目に言葉の説明があります。
- 50 注意(ちゅうい)
- 本書を理解するには、本書での言葉の使われ方を知る必要があります。本書でのコンシャスアクセスに次ぐキーワードとも言えます。37ページ7行目にその解説があります。
- 51 メタ認知(めたにんち)
- 本書を理解するうえで必要な語句。42ページ1行目にその解説があります。
- 52 コード化(こーどか)
- 本書を理解するうえでのキーワード。42ページ7行目に解説があります。
- 53 識閾化(しきいきか)
- 本書60ページ3行目に解説があります。本書を理解するうえで必要な言葉です。
- 54 饒舌(じょうぜつ)
- 55 強ち(あながち)
- 56 誇張(こちょう)
- 57 憚る(はばかる)
- 58 秘所(ひしょ)
- 59 理解(りかい)
- 92ページ8行目の解説があります。本書の理解に必要です。「意識(いしき)」も同様です。
- 60 筋金入り(すじがねいり)
- 61 情動(じょうどう)
- 心理学用語。
- 62 潰える(ついえる)
- 63 シンタックス(syntax)
- 統語(とうご)。統語法(とうごほう)。統語論(とうごろん)。
- 64 目下(もっか)
- 65 インセンティブ(incentive)
- 66 回帰(かいき)
- 67 自明の理(じめいのり)
- 68 捩る(もじる)
- 69 孵化(ふか)
- 参考:「羽化(うか)」。
- 70 ソリューション(solution)
- 解決。解法。
- 71 山札(やまふだ)
- 参考:「山を張る(やまをはる)」。「山を掛ける(やまをかける)」。
- 72 予示(よし、よじ)
- 73 アナグラム(anagram)
- 74 パラメーター(parameter)
- 75 ワーキングメモリー
- 本書119ページ9行目に解説があります。
- 76 シーケンス(sequence)
- シークエンス。
- 77 凌駕(りょうが)
- 78 ニッチ(niche)
- 地位。
- 79 随伴(ずいはん、ずいばん)
- 80 エビフェノメノン(epiphenomenon)
- 81 シリアル(serial)
- 連続的な。本書では「直列」。
- 82 エボデボ(Evo / Devo)
- 東京大学 大学院 理学系研究科・理学部のホームページに詳しい解説があります。
- 83 微か(かすか)
- 84 電光石火(でんこうせっか)
- 85 アブダクション(abduction)
- 86 帰納(きのう)
- 87 格子縞(こうしじま)
- 88 奇しくも(くしくも)
- ふじきにも。
- 89 怒濤(どとう)
- 90 射出(しゃしゅつ)
- 91 辛うじて(かろうじて)
- わずかに。
- 92 チューリングマシン(Turing machine)
- 93 アキュムレーター(accumulator)
- 94 バッファー(buffer)
- 95 ルーター(router)
- 96 コンポーネント(component)
- 国語辞典と原語の意味の違いに注意する。国語辞典は「ステレオ」に使われる機器の意味。原語は本書のとおり「構成要素」の意味。
- 97 三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)
- 98 アルゴリズム(algorithm、algorism)
- 本書にたびたび出てくる言葉。本書の傾向として、コンピューターに準(なぞ)える傾向がある。コンピューター用語としての意味で捉えると理解しやすい。
- 99 正中線(せいちゅうせん)
- 国語辞典には「正中線」では掲載はありませんでした。しかし、医療や武道ではこの言葉は重要な意味を持つようです。要チェックの言葉です。
- 100 欺瞞(ぎまん)
- 101 ブレークスルー(breakthrough)
- 現状打破。本書では「飛躍」。
- 102 伝播(でんぱ)
- 103 消長(しょうちょう)
- 盛衰。
- 104 トレードオフ(trade off)
- 二律背反(にりつはいはん)の意味。本書では「交換条件」。
- 105 外界(がいかい)
- 106 律動(りつどう)
- 107 彫琢(ちょうたく)
- 108 稠密(ちゅうみつ)
- 109 ティッピングポイント(tipping point)
- 臨界点。閾値(いきち)。本書の場合は、「なだれ」(脳の活性が一気に起こる)現象が起こる境目のことのようです。
- 110 濾過(ろか)
- 111 齟齬(そご)
- 112 錐体細胞(すいたいさいぼう)
- 113 テレポート(teleport)
- 高度情報通信処理基地の意味もあります。しかし、本書では、テレポーテーション(teleportation)「瞬間移動(しゅんかんいどう)」の意味で使われているようです。
- 114 フォスフェン
- 本書217ページ最後の行から3行目に解説があります。脳に何らかの刺激を与えて、何らかの光を見る現象のことのようです。本書では「閃光感覚」「光の幻覚」。
- 115 フィードフォワード(feedforward)
- 参考:「フィードバック(feedback)」。
- 116 エピネフリン
- アドレナリン。「ノルエピネフリン」は、「ノルアドレナリン」。
- 117 先駆(せんく)
- 118 特筆(とくひつ)
- 119 骨子(こっし)
- 120 莫大(ばくだい)
- 121 企図(きと)
- 122 嚆矢(こうし)
- 物事のはじまり。
- 123 ドメイン(domain)
- 本書では「部分領域」。
- 124 深甚(しんじん)
- 125 依拠(いきょ)
- 126 名状(めいじょう)
- 127 伏魔殿(ふくまでん)
- 128 楔前部(けつぜんぶ、せつぜんぶ)
- 129 コミット(commit)
- 関係する。
- 130 微睡む(まどろむ)
- 131 黙考(もっこう)
- 132 生地(きじ)
- 参考:「生地(せいち)」。
- 133 プリズム(prism)
- 134 報せる(しらせる)
- 135 希釈(きしゃく)
- 136 屍(かばね、しかばね)
- 137 急転(きゅうてん)
- 138 ユーモア(humor)
- 139 厳粛(げんしゅく)
- 140 牢獄(ろうごく)
- 141 喫緊(きっきん)
- 142 灌流(かんりゅう)
- 143 同定(どうてい)
- 144 不運(ふうん)
- 対義語は「幸運」。
- 145 ぞんざい
- 146 ニックネーム(nickname)
- 147 含意(がんい)
- 148 未決(みけつ)
- 149 曖昧模糊(あいまいもこ)
- 150 眼窩(がんか)
- 151 姪(めい)
- 対義語は「甥(おい)」。
- 152 喜悦(きえつ)
- 153 尋常(じんじょう)
- 154 コンセンサス(consensus)
- 155 プロトコル(protocol)
- 本書では「指針」。
- 156 巡回(じゅんかい)
- 本書では「ナビゲーション(navigation)」。
- 157 対照実験(たいしょうじっけん)
- 158 喚起(かんき)
- 159 モニター(monitor)
- 160 新奇(しんき)
- 対義語は「陳腐」。
- 161 ピング
- 本書307ページの最後の行に解説があります。
- 162 渉猟(しょうりょう)
- 163 誤診(ごしん)
- 164 藁にも縋る(わらにもすがる)
- 165 上行性(じょうこうせい)
- 医学用語のようです。インターネットで調べました。参考:上行網様賦活系。
- 166 束の間(つかのま)
- 167 身じろぎ(みじろぎ)
- 168 読字(どくじ)
- 参考:ディスレクシア(dyslexia)。インターネットで調べました。
- 169 抜本的(ばっぽんてき)
- 170 脆弱(ぜいじゃく)
- 171 継時的(けいじてき)
- 172 直観(ちょっかん)
- 直感(ちょっかん)と区別する。
- 173 等閑(とうかん)
- なおざり。
- 174 傲慢(ごうまん)
- 175 おぞましい
- 176 フェーズ(phase)
- 局面。
- 177 緩慢(かんまん)
- 178 吃音(きつおん)
- 179 周到(しゅうとう)
- 180 立案(りつあん)
- 181 巧者(こうしゃ)
- 182 グランドマスター
- 言葉の意味がわかりませんでした。インターネットなどで調べました。
- 183 飛翔(ひしょう)
- 184 途轍も無い(とてつもない)
- 185 萌芽(ほうが)
- 186 躊躇(ちゅうちょ)
- 187 逡巡(しゅんじゅん)
- 188 押下(おうか)
- 押し下げること。
- 189 仔細(しさい)
- 子細(しさい)。
- 190 暫定的(ざんていてき)
- 191 会得(えとく)
- 192 ボノボ(bonobo)
- インターネットで画像を確認しました。
- 193 減退(げんたい)
- 194 多発性硬化症(たはつせいこうかしょう)
- 神経細胞のミエリンに異常をきたす病気のことのようです。
- 195 訝る(いぶかる)
- 196 蝕む(むしばむ)
- 197 偏執(へんしゅう、へんしつ)
- 198 漿液(しょうえき)
- 199 アーキテクチャー(architecture)
- 200 伏在(ふくざい)
- 201 彷彿(ほうふつ)
- 髣髴(ほうふつ)。
- 202 青写真(あおじゃしん)
- 203 クオリア(qualia)
- 本書361ページ最後の行から5行目に解説があります。
- 204 えも言われぬ(えもいわれぬ)
- 205 音色(ねいろ、おんしょく)
- 206 苦悶(くもん)
- 207 生気論(せいきろん)
- 哲学用語。
- 208 蓋然性(がいぜんせい)
- 蓋然の対義語は「必然(ひつぜん)」。
- 209 奇抜(きばつ)
- 210 コヒーレント(coherent)
- 物理用語。干渉しうること。一般的な意味は「結合力」。
- 211 サイファー(cipher)
- 本書では「暗号体系」。
- 212 汎心論(はんしんろん)
- 汎神論(はんしんろん)と区別する。
- 213 クレジット(credit)
- 本書では、図版の出処のことのようです。一般的には、制作した著作権者や原作者のことです。
以下余白