『はじめてのWordPressリデザイン&カスタマイズ』
- 副題など
- 「テーマやプラグインを変えるだけで、サイトのリピート力が格段にアップする!」
- 「PHPやCSSを知らなくても魅力的なサイトが作れる!」
- 著者など
- 原 久鷹(はら ひさたか)氏著
- 出版社など
- 秀和システムさん
- 版刷など
- 2013年11月第1版第1刷
- ボリューム
- 239ページ
感じたこと
WordPressはテーマ(ホームページのひな形)を選択してコンテンツを作成します。同業同種のコンテンツを運営している人は、似たようなサイト(ホームページ)になりそうです。さらに、マニュアル本にはテーマを決めて解説してあるものがあります。同じ書籍を使った人は、同じテーマになる可能性があります。
そこで本書では、サイトの独自性を出すために、テーマ、プラグインの考え方、使い方を説明しています。誰にでもできるCSSを使ったカスタマイズ(自分の好みに作り替える)の方法を紹介しています。
プラグインで驚いたのは、ホームページのひな形を変えるだけではないことです。ウィルスチェック、統計情報、データのやり取りなどの管理面についてのプラグインもあります。WordPressは、テーマとプラグインが大切です。豊富なテーマの種類と機能性に優れていてこそ、WordPressが活用できるのです。
本書はこの点を押さえて、解説しています。私はWordPressを使うかどうか検討中ですが、本書は使い勝手がわかるようで参考になりました。また、HTMLやCSS、PHPをほとんど使わないカスタマイズは、運営する人にとっては魅力的です。
WordPressでできることを知るには、本書がわかりやすいと思います。
この書物を選んだ理由
以前に『はじめての簡単WordPress入門[決定版]』(秀和システムさん)を読みました。ここでは、サイト(ホームページ)を立ち上げることを目的としていました。しかし、他の人と同じひな形でサイト運営もどうかという感じが私にはありました。インターネットで調べているとリデザインやカスタマイズを取り上げた本書を見つけました。もっとWordPressについて知りたいと思って、本書を読みました。
私の読み方
本書の解説の方法は、『はじめての簡単WordPress入門[決定版]』と同じです。順番に読んで実践できるように作られています。また、マニュアルという点から見れば、文字数が多いように思います。特に、セクション冒頭のマニュアルに入るまでの解説です。この解説は必要なことをコンパクトにまとめてあります。次に、操作のマニュアルを見るようになっています。この解説があるからこそ、一連の流れで読み進められるのだと思いました。あちこち眼を動かさなくてすむので、楽に読むことができます。気の利いたコラムもこの流れの中にあり、興味を持って読めました。
読み方は、眼の力を抜いて、見開きページが視界に入るように見て、必要な箇所を読んでいく弊サイトの方法です。本書の構成がスッキリとしているので、集中して読んでいました。
読書所要時間など
- 所要時間
- 5日20時間27分
- 読み始め
- 2015(平成27)年5月22日(金)17時31分~
- 読み終わり
- 2015(平成27)年5月28日(木)~13時58分
- 読んだ範囲
- カバー、本書。ただし、手順項目索引、INDEX、広告はほとんど見ていません。
出来事
5月23日(土) 鳥取県にスターバックスコーヒージャパンの第1号店がオープン。これまで、47都道府県で店舗がなかったのは鳥取県だけだったようです。新聞に載るくらいですから驚きです。
ひととき
ハルジオン(春紫苑)かヒメジョオン(姫女苑)です。私には、区別が付きませんでした。咲いている時期からいうと、ハルジオンなのですが。
田舎の草刈りにいきますが、この草がよく生えています。母にこの草の話をすると「貧乏草(びんぼうぐさ)」と言っていました。私の母は、自分の母(私の母方の祖母)から聞いたそうです。「金儲けと死に病はおろかならん」という諺(ことわざ)を思い出しました。これは父方の祖母が言っていたそうです。生きるというのは大変ですね。
2015(平成27)年5月21日(木)撮影。