『はじめての簡単WordPress入門[決定版]』
- 著者など
- 原 久鷹(はら ひさたか)氏著
- 出版社など
- 秀和システムさん
- 版刷など
- 2013年4月第1版。読んだのは、2014年1月第1版第4刷。
- ボリューム
- 255ページ
感じたこと
わかりやすい!です。
このマニュアル本の特徴は、一連の流れを止めずに説明を最後までしていることです。必要なことは、「Point」で説明しています。これも一連の流れにあります。この作りであれば、読む側はどの順番で読めばいいのか迷うことがありません。
私はこの本を実践することなく、読むだけにしました。WordPressがどのようなものか、何ができるのかを知るために読みたかったからです。
読み進むにつれ、実践したくなるものです。しかし、WordPressは、サーバーがないと動きません。本書でも、使う際はレンタルサーバーにWordPressを設置することを前提としています。弊サイトのサーバーを使ってもいいのですが、トラブルを避けるために実践をあきらめました。わざわざ、インターネットにつないで、仕上がりを見るのが面倒だからです。時間がかかりすぎるからです。
流れとしては、わかりやすく、実際にできるような気になりました。本書カバーに書かれている「他の本で挫折した人でも大丈夫!コードが書けなくてもプロレベルのサイトが作れます」のとおりです。
私が少し気になったのは、モニター(画面)のコピーです。文字が小さすぎますし、説明の該当箇所への線が同色で、見づらいのです。
また、入力箇所の文字をどのように考えればよいのか、説明が欲しいと思いました。
なまじ、HTMLでホームページを作っていると、WordPressの構成やページの作り方がわかりづらいのかもしれません。何も知らない状態で、WordPressをはじめた方が、サイト立ち上げまでの期間は短いかも知れません。ワープロを打つ感覚に近いと思います。
読みやすく、実践向きの本だと思いました。
この書物を選んだ理由
WordPressとは何か、という素朴な疑問です。その背景には、弊サイトが、パソコン、タブレット、スマートフォンなどすべての機器に対応できていないからです。レスポンシブルというのだそうです。弊サイトの場合、本来ならCSSやJQueryで対応すればよさそうなものです。しかし、私には、JQueryという新たな知識を得る必要があります。また、サイトのデザインはスマートフォンを中心に考える必要があると、感じています。パソコンは能力が高く、どのようなデザインでも調整して見ることができるからです。また、最近のパソコンはタッチパネルも増えてきました。時間、デザインの面からWordPressがどうかということなのです。
私は、WordPressは初めてなので、入門書を選びました。今までとは違う出版社の本を選んでみました。
私の読み方
流れにそって読み進めました。読み方は、見開きページを全体に見て、必要箇所を読んでいくやり方です。このたびは、実際に機械を使わずに、読むことに専念しました。読むだけなら、早く読み終わるだろうと思ったのは間違いでした。見慣れないフォームや言葉、手順があり、理解に時間がかかりました。初めてのものは、苦労しますね。
読書所要時間など
- 所要時間
- 3日4時間24分
- 読み始め
- 2015(平成27)5月16日(土)16時12分~
- 読み終わり
- 2015(平成27年)5月19日(火)~20時36分
- 読んだ範囲
- カバーの背表紙、表紙。本書の表紙から本文最後まで。手順項目索引、著者紹介のページは軽く目をとおしました。
出来事
5月17日(日) 大阪都構想の住民投票、反対が過半数。
ひととき
アジサシです。獲物を狙って、空中でホバリングしていました。昔のこの時期、多くのアジサシを見かけましたが、最近ではめっきり減りました。人工島が橋でつながり、建物や人、猫などが増え、アジサシが巣を作ったり、子育てをする環境がなくなってしまいました。潮の流れも悪く、海水は濁っています。それでもエサをくわえたアジサシは、遠くの方へ飛んで見えなくなりました。雛が無事に成鳥になることを願うばかりです。
2015(平成27)年5月21日(木)撮影。