『続「超」整理法・時間編』
- 副題など
- タイム・マネジメントの新技法
- 著者など
- 野口 悠紀雄氏著
- 出版社など
- 中公新書さん
- 版刷など
- 1995年初版。読んだのは1995年4版
- ボリューム
- 280ページ
感じたこと
「山より大きい猪(しし)は出(で)ん」。山より大きい猪(いのしし)は出ない、ということが頭に浮かびました。
あることわざ辞典によると、話が大きいときなどに使うと書いてありました。私が感じていたのとは意味が違います。
私が心配事を話すと、親は決まって、このことわざを聞かせてくれました。ただでさえ、猪は恐ろしいのに、山より大きい猪が出たらたいへんです。現実に、山より大きい猪が出ることは無いから大丈夫。安心して事に当たれ、というのです。
時間に関係なく送られてくるメールに恐怖を感じています。
どのタイミングでメールを読めばいいのでしょうか。
また、大量の着信電子メールをどのように処理すればいいのでしょうか。
私の場合、できるだけ読むようにしています。
3月、4月は、様々な手続き、異動挨拶などで、着信電子メールがかなり増えます。
締め切りはありませんが、異動挨拶の返信は、タイミングを逃すと無用になってしまいます。
どうしても、着信電子メールをチェックしないと気持ちが落ち着きません。
私は電子メールの処理に疲れています。原因を考えてみました。
まず、パソコン画面を見ると目が疲れます。
次に、電子メールの内容はそれぞれに違っており、個々に対応する必要があります。
処理には手間がかかります。着信メールの一覧を見たときに、煩わしい、嫌だ、と思って、感情的になっています。
電子メールの処理の方法を知人に聞いたところ、次のような答えが返ってきました。
「メールは見ない、開かない。必要なら、その人から電話がかかってくる。困るのは、その人だから」というのです。
動揺していた自分がバカバカしく思えてきました。私が話していたのは、山より大きい人、だったのかもしれません。
この書物を選んだ理由
前回の№3『「超」整理法』を読みましたが、私の納得できる読み方ができませんでした。再読するのは、私の気持ちが乗ってきません。同じ著者で『続「超」整理法・時間編』があるのを、既読№2『整理学』の巻末にある中公新書既刊の一覧の中に見つけました。今度は、得心がいくように読みたいと思っています。
280ページとボリュームがあります。しかし、同じ著者、内容なので、理解もある程度速く、調べることも少ないと予想しています。前回で感じた「ポイントを絞って読む」をしたいと思います。
- 著者の時間についての考え
- 著者の時間の使い方
- 私に使えるものがあるか
にポイントを置いて読んでいきます。
私の読み方
前回の№3『「超」整理法』より読みやすくなりました。調べることも少なくなりました。文章の表現に慣れてきたからでしょうか。
ポイントを絞ったことで、メリハリができ、読みやすくなったように感じました。
今回は、少しの間、寝ながら本を読んでみました。机に向かっているとお尻が痛くなるからです。
寝ながら読むと、体が非常に楽です。座ることに比べれば、リラックスできます。
腹式呼吸をしやすい姿勢をつくることもできました。寝返りを打つたびに、本を持つ手を入れ替えることになります。
困ったのは、照明です。天井の照明が直接目に入るのです。また、体の陰が本にかかることもありました。
読み方は、本の全体を眺めるように目で見て、意識で読む方法です。
姿勢が変わっても、楽に読める気がします。体を横にしても、眠くならずに本を読めました。
読書所要時間など
所要時間 : 4日5時間19分
読み始め:2013年(平成25年)11月5日(火)午前9時53分
読み終わり:2013(平成25年)11月9日(土)15時12分
読んだ範囲は、目次から索引まで。目次、参考文献、索引はざっと目を通しました。
※この回 №4から「読み終わり」の時間をホームページ編集終了の時としました。
出来事
平成25年11月6日 ズワイガニ漁が解禁。
平成25年11月8日 島倉千代子さん死去。歌手。75歳。
この間、表示と異なる食材を使用していた、ホテル、飲食店などが次々に判明。
取り上げられた書物
- 『セムラーイズム』 著者:リカルド・セムラー氏
※巻末の参考文献と同じものがあります。
調べたこと
- 1 時間(じかん)
- 2 セオドア・ルーズベルト(Theodore Roosevelt)
- 第26代アメリカ合衆国大統領。在任は1901-1909。1858-1919。
- 3 時間に追われる(じかんにおわれる)
- インターネットで調べました。
- 4 はかばかしい(捗捗しい)
- 5 深刻(しんこく)
- 6 早起きは三文の得(はやおきはさんもんのとく)
- 7 寛容(かんよう)
- 8 大局(たいきょく)
- 9 早急(そうきゅう)
- さっきゅう。
- 10 不測(ふそく)
- 11 事態(じたい)
- 12 無駄(むだ)
- 徒(むだ)。
- 13 直命(じきめい)
- インターネットで調べました。
- 14 意外(いがい)
- 15 居座る(いすわる)
- 16 あくせく(齷齪)
- 17 陰険(いんけん)
- 18 デッドライン(deadline)
- 19 空費(くうひ)
- 20 インスピレーション(inspiration)
- 21 マジカルナンバー・オブ・セブン
- 本書の中に記述があります。
- 22 抽象的(ちゅうしょうてき)
- ⇔具体的。
- 23 レンジ(range)
- 24 会得(えとく)
- 25 嵩ばる(かさばる)
- かさ張る。
- 26 リフィル(refill)
- レフィル。
- 27 要・・・(よう・・・)
- 28 雑務(ざつむ)
- 29 限界効用均等の法則(law of equi-marginal utilities)
- 30 のっぺり
- 31 平板(へいばん)
- 32 身にしむ(みにしむ)
- 身に染む。
- 33 勧進帳(かんじんちょう)
- 34 予見(よけん)
- 35 六日の菖蒲、十日の菊(むいかのしょうぶ〔・あやめ〕、とおかのきく)
- 36 小人閑居して不善を為す(しょうじんかんきょしてふぜんをなす)
- 37 帰結(きけつ)
- 38 脱却(だっきゃく)
- 39 平気(へいき)
- 40 気勢(きせい)
- 41 奇襲(きしゅう)
- 42 迂遠(うえん)
- 43 美辞麗句(びじれいく)
- 44 同床異夢(どうしょういむ)
- 45 約束(やくそく)
- 46 早合点(はやがてん)
- 47 非条理(ひじょうり)
- 48 不便(ふべん)
- 49 不都合(ふつごう)
- 50 まだるい(間怠い)
- 51 親書(しんしょ)
- 52 ・・・性(・・・せい)
- 53 人目(ひとめ)
- 54 晒す(さらす)
- 55 陣取る(じんどる)
- 56 備忘録(びぼうろく)
- 57 箇条書(かじょうがき)
- 58 的確(てっかく、てきかく)
- 適確。
- 59 インタビュー(interview)
- 60 啓発(けいはつ)
- 61 肝心(かんじん)
- 肝腎。
- 62 全貌(ぜんぼう)
- 63 つむじを曲げる(旋毛をまげる)
- 64 うしろめたい(後ろめたい)
- 65 手持ち無沙汰(てもちぶさた)
- 66 手持ち(てもち)
- 67 無沙汰(ぶさた)
- 不沙汰。
- 68 沙汰(さた)
- 69 心証(しんしょう)
- 70 証拠(しょうこ)
- 71 諸氏(しょし)
- 72 有能(ゆうのう)
- 73 秘書(ひしょ)
- 74 執筆(しっぴつ)
- 75 波長があう(はちょうが合う)
- 76 無味乾燥(むみかんそう)
- 77 粗暴(そぼう)
- 78 拒絶(きょぜつ)
- 79 礼儀(れいぎ)
- 80 かなう(適う)
- 81 マゾヒズム(masochism)
- ⇔サディズム(sadism)
- 82 慣習(かんしゅう)
- 83 未知(みち)
- ⇔既知(きち)
- 84 私信(ししん)
- 85 清書(せいしょ)
- 86 通念(つうねん)
- 87 折角(せっかく)
- 88 巧く(うまく)
- 89 達筆(たっぴつ)
- 90 ・・・のあまり
- 91 飛躍的(ひやくてき)
- 92 折衝(せっしょう)
- 93 口頭(こうとう)
- 94 要領(ようりょう)
- 95 本音(ほんね)
- 96 機密(きみつ)
- 97 枢機(すうき)
- 98 催促(さいそく)
- 99 オーバーフロー(over flow)
- 100 フォーラム(forum)
- 101 フォーラムディスカッション(forum discussion)
- 102 盛況(せいきょう)
- 103 危惧(きぐ)
- 104 的外れ(まとはずれ)
- 105 建前(たてまえ)
- 立前(たてまえ)⇔本音。
- 106 インサイダー(insider)
- 107 閉鎖的(へいさてき)
- 108 不透明(ふとうめい)
- 109 批判(ひはん)
- 110 涵養(かんよう)
- 111 硬直(こうちょく)
- 112 革新(かくしん)
- ⇔保守(ほしゅ)。参考:革進(かくしん)。
- 113 創造(そうぞう)
- 114 異質(いしつ)
- 115 奥義(おうぎ、おくぎ)
- 116 神秘的(しんぴてき)
- 117 排他的(はいたてき)
- 118 修復(しゅうふく)
- 119 千載一遇(せんざいいちぐう)
- 120 無謬性(むびゅうせい)
- インターネットで調べました。
- 121 真髄(しんずい)
- 神髄。
- 122 先刻(せんこく)
- 123 鉄面皮(てつめんぴ)
- 124 度胸(どきょう)
- 125 忠実(ちゅうじつ)
- 126 退治(たいじ)
- 127 儀式(ぎしき)
- 128 愚の骨頂(ぐのこっちょう)
- 129 一堂(いちどう)
- 130 遺物(いぶつ)
- 131 オーソライゼーション(authorization)
- オーソライズ(authorize)
- 132 遠隔(えんかく)
- 133 重荷(おもに)
- 134 進展(しんてん)
- 135 職住近接(しょくじゅうきんせつ)
- インターネットで調べました。
- 136 テレコミューティング(telecommuting)
- インターネットで調べました。
- 137 モービル・オフィス(mobile office?)
- インターネットで調べました。よく分かりませんでした。本の内容からすると、移動オフィス(事務所)のことでしょうか?
- 138 マルチメディア(multimedia)
- 139 流布(るふ)
- 140 狂騒(きょうそう)
- 141 陰謀(いんぼう)
- 142 娯楽(ごらく)
- 143 経済(けいざい)
- エコノミー(economy)。家政。
- 144 ヒエラルキー(hierarchy)
- 英語。ドイツ語は、ヒエラルヒー(Hierarchie)。
- 145 先入観(せんにゅうかん)
- 146 対極(たいきょく)
- 147 粟立つ(あわだつ)
- 148 証左(しょうさ)
- 149 千手観音(せんじゅかんのん)
- 150 浅学(せんがく)
- 151 菲才(ひさい)
- 非才。
- 152 アダージオ(adagio)
- イタリア語。アダージョ。
- 153 序奏(じょそう)
- 154 フォルティシモ(fortissimo)
- ff。
- 155 峻別(しゅんべつ)
- 156 魂胆(こんたん)
- 157 羽目に陥る(はめにおちいる)
- 破目。羽目に落ちる。
- 158 ディスターブ(disturb)
- じゃまする。
- 159 災いを転じて福となす(わざわいをてんじてふくとなす)
- 160 瞑想(めいそう)
- 161 驚天動地(きょうてんどうち)
- 162 神主(かんぬし)
- 163 祝詞(のりと)
- 164 次元(じげん)
- 数学。インターネットでも調べました。図などを確認しました。
- 165 識別(しきべつ)
- 166 属性(ぞくせい)
- 167 多次元(たじげん)
- 164次元と同じ。私には理解できませんでした。
- 168 スペシャリスト(specialist)
- 専門家。
- 169 ジェネラリスト(generalist)
- ゼネラリスト。万能選手。
- 170 大雑把(おおざっぱ)
- 171 バッファー(buffer)
- IT用語。記憶装置。記憶領域。インターネットで調べました。英語では、緩衝器、研ぎ道具の意味。
- 172 揮発(きはつ)
- 173 対処(たいしょ)
- 174 フールプルーフ(fool proof)
- IT用語。
- 175 判読(はんどく)
- 176 致命的(ちめいてき)
- 177 抜群(ばつぐん)
- 178 壊滅(かいめつ)
- 潰滅。
- 179 場当り(ばあたり)
- 180 憤る(いきどおる)
- 181 延々(えんえん)
- 延延。
- 182 良識(りょうしき)
- 183 格別(かくべつ)
- 184 醇風美俗(じゅんぷうびぞく)
- 185 跋扈(ばっこ)
- 186 いびつ(歪)
- 187 企業の社会的責任(CSR〔Corporate Social Responsibility 〕)
- 188 勘(かん)
- 189 街道(かいどう)
- 190 ソフトウエア(software)
- 191 欠如(けつじょ)
- 192 所詮(しょせん)
- 193 詮(せん)
- 194 雄大(ゆうだい)
- 195 街路(がいろ)
- 196 自戒(じかい)
- 197 糊塗(こと)
- 198 没・・・(ぼつ・・・)
- 199 奉仕(ほうし)
- 200 至極(しごく)
- 201 結晶(けっしょう)
以下余白