『「自己啓発病」社会』
- 著者など
- 宮崎 学(みやざき まなぶ)氏著
- 出版社など
- 祥伝社新書さん
- 版刷など
- 読んだものは、2012年2月初版第1刷
- ボリューム
- 220ページ
感じたこと
情けは人の為ならず、でしょうか。
私はこの言葉を「人のためにならないので、情けをかけてはいけない」と思っていました。テレビのクイズ番組で、「情けをかけるとやがて自分に巡ってくる」という本当の意味を知りました。
当時は小学生でしたが、既に、この言葉をそのように感じていたのです。自分のことは自分でする。他人も自分も、自助とはそのようなものと感じていたのです。これは、家庭や学校の環境がそのようなものだったのだと思います。困っているときに、人に親切にしてもらうと、やはりその人に何かお返しをしたいと思っていました。しかし、それはなかなかできるものではありません。能力やタイミングの問題があるからです。その恩に報いるには、困っている他の人に返すしかないと思うようになりました。
ある職場を転勤することになりました。新たな職場に行ってから、しばらくしてから、元同僚から電話がありました。私が作った資料を全部捨ててしまったというのです。そして、仕事が回らないというのです。その人(Aさん)と話をして気づいたのですが、どうも私が気に入らなかったのが理由のようでした。組織の規定では、引き継ぎをする義務はありません。しかし、お客さんが困ることだけは避けたいと私は思いました。私が客の立場なら困ると思ったのです。他の会社に頼んですぐに対応できるような仕事ではなかったのです。
新しい職場の仕事を覚えながら、元同僚の仕事の質問に答えていました。1月単位のルーチンの仕事は無事にクリアしました。あるとき、年に一度の仕事についてAさんから質問がありました。この質問の一部については、どうしても思い出すことができませんでした。そのことをAさんに伝え、本部のスタッフに確認するようにアドバイスしました。それから、しばらくたって、私のところに、年上の同僚がきました。「Aは私(Bさん)のダチや。お前、意地悪しているそうだな。今度やったら、この私(Bさん)がただではおかんからな」と私に事情も聞かず発言の間を与えることなく、捨て台詞を吐くように自分の主張だけして去りました。私の隣に座っていた同僚が、「あれだけ時間を割いて、丁寧に仕事のことを教えていたのに、恩を仇で返されたね」と同情してくれました。
私がこの話をしたのは、その行為が名誉や組織に対する背任の罪に該当することや、友達であるBさんに脅迫まがいの行為をさせた、Aさんの人間性について追及するのが目的ではありません。
私は、お客さんのために、Aさんに仕事を伝えてきました。直接の対象者ではありませんが、Aさんは間接的に恩恵を受けているはずです。なぜ、AさんやBさんは、私にそのような行為をしたのでしょうか。
出来事のあったことの記録や記憶を元に、たどり着いた答えがあります。それは共同体というか、動物としての人の群れ、の特質なのです。この「情けは人の為ならず」を、情けをかけないと解釈している人には、通用しないのです。自分にやがて巡ってくると理解していても実体が伴っていなければ、行動できません。この言葉を正しく実行すると、「正直者がバカをみる」と言われるのです。この件では、Aさんの行状について、上司に通報し処分を受けさせ、仕事は本部スタッフが手配して行い、私の労力を使わない、が正当な処理の仕方です。しかし、現実として、私は、任意の群れに属していませんでしたから、誰からも援護されることはありませんでした。
「情けは人の為ならず」を全員が正しく理解し実行して、はじめて、この言葉の威力が発揮されるのです。同じ価値観の人同士でないと、その群れは噛み合いません。また、人の善意をいいことに、悪行をする人は必ずいます。
自助は誤解されている、と著者は主張します。しかし、自助の本来の姿を取り戻し、または、それ以上のものを創造するには、何をするべきなのでしょうか。本書冒頭で述べられています。損得勘定や規則を押し通すことだけでは、人らしく生きられないのです。このことをじっくりと考えてみる必要がありそうです。
この書物を選んだ理由
キャリアアップのための資格取得などと、テレビコマーシャルを目にします。しかし、資格を取ったからといって、すぐに役立つとは思えません。経験するうちに、自分なりの技術を研いていくことになります。社会として見た場合、資格やスキルアップも新しい産業を興したり、労働者の流動性を高めるように感じます。社会や個人の立場から見た場合、本当に役に立つのかを確かめたいと思って、この本を読むことにしました。
私の読み方
専門用語などは、言葉の解説付き記述で、わかりやすかったです。写真や図を適切に配置してあり、理解を助けてくれました。
本書の内容に味わいを感じました。また、この本を出発点として、新たな考え方を模索できそうな気がしました。それだけに、巻末に、紹介した本の一覧表、言葉索引を作って欲しいと思いました。
文字の大きさ、行の長さ、行間は適当で、読みやすいと感じました。難しいというか、硬い表現というか、そんな言葉が多く、調べるのに時間を割きました。辞書などで調べると意味が通り、わかりやすい感じがしました。
読書所要時間など
所要時間 : 10日15時間1分
読み始め : 平成26年10月14日(火)午前8時50分
読み終わり : 平成26年10月24日(金)23時51分
読んだ範囲は、カバー、帯、本書の表紙から、本書の著者紹介まで。
取り上げられた書物など
- 『自助論』サミュエル・スマイルズ氏著
- 『西国立志編』中村正直氏訳
- 『脳内革命』春山茂雄氏著
- 『逝きし世の面影』渡辺京二氏著
- 『なぜ正直者は得をするのか-「損」と「得」のジレンマ』藤井聡氏著
出来事
10月18日(土) 初の国産ジェット旅客機を公開。
ひととき
キンモクセイ(金木犀)。家の近くに咲いていました。
平成26年10月19日(日)撮影。
調べたこと
- 1 自己(じこ)
- 2 啓発(けいはつ)
- 3 自己啓発(じこけいはつ)
- インターネットで調べました。
- 4 無味乾燥(むみかんそう)
- 5 純化(じゅんか)
- 6 無機質(むきしつ)
- 7 無機物(むきぶつ)
- 8 下等(かとう)
- 9 氾濫(はんらん)
- 10 懐く(いだく)
- 抱く。
- 11 貫徹(かんてつ)
- 12 貧困(ひんこん)
- 13 矮小(わいしょう)
- 14 肉感(にくかん、にっかん)
- 15 一石を投ずる(いっせきをとうずる)
- 16 セルフヘルプ(self-help)
- インターネットで調べました。
- 17 ポジティブ・シンキング(positive thinking)
- 18 ブーム(boom)
- アメリカ語。
- 19 トレンド(trend)
- 20 クローズアップ(close-up)
- 21 もて囃す(もてはやす)
- もて映やす。
- 22 諦観(ていかん)
- 「たいかん」と読めば、仏教語で別意。
- 23 転化(てんか)
- 24 モチーフ(motif)
- モティーフ。フランス語。
- 25 前史(ぜんし)
- 26 寓話(ぐうわ)
- 27 裾野(すその)
- 「裾野が広い」は、インターネットで調べました。
- 28 林立(りんりつ)
- 29 スキルアップ(skill up)
- 30 血道をあげる(ちみちをあげる)
- 31 キャリアアップ(carrier up)
- 32 猫も杓子も(ねこもしゃくしも)
- 33 杓子(しゃくし)
- 杓文字(しゃもじ)も含むようです。
- 34 金科玉条(きんかぎょくじょう)
- 35 取り柄(とりえ)
- 取り得。
- 36 要諦(ようてい、ようたい)
- 37 専らにする(もっぱらにする)
- 38 センシティビティ・トレーニング(sensitivity training)
- インターネットで調べました。
- 39 全能(ぜんのう)
- 40 アイデンティティー(identity)
- 個性のこと?他人と区別できる、その人しか持たない特徴のこと?
- 41 ムーブメント(movement)
- 42 喘ぐ(あえぐ)
- 43 邁進(まいしん)
- 44 委嘱(いしょく)
- 45 そぐわない
- 「そぐう」+「ない」。
- 46 集約(しゅうやく)
- 47 土建(どけん)
- 48 倒産(とうさん)
- 49 淘汰(とうた)
- 50 ダンピング(dumping)
- 51 ベーシック(basic)
- 52 熾烈(しれつ)
- 53 羽目(はめ)
- 54 実地(じっち)
- 55 キャッシュ・フォー・ワーク(cash for work)
- 56 位牌(いはい)
- 57 復興(ふっこう)
- 58 家郷(かきょう)
- 59 示威(じい)
- 60 掻っ攫う(かっさらう)
- 61 烙印(らくいん)
- 62 懺悔(ざんげ)
- 63 反撥(はんぱつ)
- 反発。
- 64 所以(ゆえん)
- 65 パトス(pathos)
- ギリシア語。
- 66 勤しむ(いそしむ)
- 67 JMR生活総合研究所
- 株式会社。市場調査をする会社。
- 68 一目瞭然(いちもくりょうぜん)
- 69 陥没(かんぼつ)
- 70 帰結(きけつ)
- 71 イー・コマース(e-commerce)
- 72 出し抜く(だしぬく)
- 73 才覚(さいかく)
- 74 蔓延(まんえん)
- 75 悲哀(ひあい)
- 76 鳴り物入り(なりものいり)
- 77 捌く(さばく)
- 78 当たらずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 中らずと雖も遠からず。
- 79 MBA(Master of Business Administration)
- 80 一所懸命(いっしょけんめい)
- 81 ホルダー(holder)
- 82 礼讃(らいさん)
- 礼賛。
- 83 痛切(つうせつ)
- 84 丸抱え(まるがかえ)
- 85 リーダーシップ(leadership)
- 86 賛美(さんび)
- 87 レビュー(review)
- 88 金言(きんげん)
- 89 仕立て(したて)
- 90 怠惰(たいだ)
- 91 熱情(ねつじょう)
- 92 抄訳(しょうやく)
- 93 摘まみ食い(つまみぐい)
- 94 原典(げんてん)
- 95 列伝(れつでん)
- 96 苦心(くしん)
- 97 評伝(ひょうでん)
- 98 叙述(じょじゅつ)
- 99 脈動(みゃくどう)
- 100 敬虔(けいけん)
- 101 信徒(しんと)
- 102 バックグラウンド(back ground)
- 103 強勢(ごうせい、きょうせい)
- 104 避病院(ひびょういん)
- 105 陋屋(ろうおく)
- 106 朋輩(ほうばい)
- 107 勉作(べんさく)
- インターネットで調べました。
- 108 偽範(ぎはん)
- 109 就中(なかんずく)
- 110 敷衍(ふえん)
- 111 夜学(やがく)
- 112 了見(りょうけん)
- 料簡。了簡。
- 113 聡慧(そうけい)
- 114 確乎(かっこ)
- 確固。
- 115 具える(そなえる)
- 備える。
- 116 混淆(こんこう)
- 混交。渾淆。
- 117 刻苦勉励(こっくべんれい)
- 118 表裏一体(ひょうりいったい)
- 119 成敗(せいばい)
- 120 古人(こじん)
- 対義語は、「今人(こんじん)」。
- 121 已む(やむ)
- 止む。罷む。
- 122 賞(しょう)
- 123 成就(じょうじゅ)
- 124 人事(じんじ)
- 125 修養(しゅうよう)
- 126 遊戯(ゆうぎ)
- 127 品行(ひんこう)
- 128 高尚(こうしょう)
- 129 利運(りうん)
- 理運。
- 130 愚直(ぐちょく)
- 131 尊厳(そんげん)
- 132 本然(ほんねん、ほんぜん)
- 133 貧すれば鈍する(ひんすればどんする)
- 134 柄にもない(がらにもない)
- 135 素っ飛ばす(すっとばす)
- 136 糺す(ただす)
- 「正す」「質す」との違いは?
- 137 改宗(かいしゅう)
- 138 根差す(ねざす)
- 139 阿る(おもねる)
- 140 素地(そじ)
- 141 天道(てんどう)
- 「てんとう」と読めば別意。
- 142 天帝(てんてい)
- 143 ユニテリアン(Unitarian)
- 144 撤廃(てっぱい)
- 145 腐食(ふしょく)
- 腐蝕。
- 146 業(わざ、ぎょう)
- 147 スタンス(stance)
- 148 優秀(ゆうしゅう)
- 149 テクノクラート(technocrat)
- 150 郷党(きょうとう)
- 151 佐幕(さばく)
- 152 余儀(よぎ)
- 余儀ない。
- 153 切磋琢磨(せっさたくま)
- 154 回想(かいそう)
- 155 訓す(さとす)
- 156 イニシアチブ(initiative)
- イニシャティブ。
- 157 形骸化(けいがいか)
- 158 喝破(かっぱ)
- 159 プロテスタンティズム(Protestantism)
- 160 伏在(ふくざい)
- 161 エートス(ethos)
- ギリシア語。
- 162 遣り口(やりくち)
- 163 敬服(けいふく)
- 164 不抜(ふばつ)
- 165 正路(せいろ)
- 166 断乎(だんこ)
- 断固。
- 167 斥ける(しりぞける)
- 退ける。
- 168 サンディカリスト(syndicaliste)
- フランス語。
- 169 アナーキスト(anarchist)
- 170 ヒューマニズム(humanism)
- 171 コミュニズム(communism)
- 172 契機(けいき)
- 173 久方振り(ひさかたぶり)
- 174 復刊(ふっかん)
- 175 罹る(かかる)
- 176 破綻(はたん)
- 177 マネタリズム(monetarism)
- 178 サプライ・サイド・エコノミクス(supply side economics)
- 179 賞賛(しょうさん)
- 賞讃。
- 180 半生(はんせい)
- 「はんしょう」と読めば別意。
- 181 徳目(とくもく)
- 182 レッセフェール(laissez faire)
- フランス語。
- 183 倹約(けんやく)
- 184 嘲笑う(あざわらう)
- 185 リンク(link)
- 186 煽て(おだて)
- 187 余所事(よそごと)
- 188 アメリカニズム(Americanism)
- 189 鼓吹(こすい)
- 190 アンシャン・レジーム(Ancien Régime)
- フランス語。
- 191 思い込み(おもいこみ)
- 192 頓着(とんじゃく)
- 193 駄賃(だちん)
- 194 固辞(こじ)
- 195 仕着せ(しきせ)
- お仕着せ。
- 196 富裕(ふゆう)
- 197 弄くる(いじくる)
- 198 奮闘(ふんとう)
- 199 甚だしい(はなはだしい)
- 200 嫌味(いやみ)
- 厭味。
- 201 粉骨砕身(ふんこつさいしん)
- 202 ハウツー(how to)
- アメリカ語。
- 203 栄枯盛衰(えいこせいすい)
- 204 盛者必衰(じょうしゃひっすい)
- 205 瀕死(ひんし)
- 206 完膚なきまで(かんぷなきまで)
- 207 ポピュリズム(populism)
- 208 弾劾(だんがい)
- 209 腐心(ふしん)
- 210 義憤(ぎふん)
- 211 サバイバル(survival)
- 212 古今東西(ここんとうざい)
- 213 列挙(れっきょ)
- 214 他愛無い(たわいない)
- 215 諸兄(しょけい)
- 216 若造(わかぞう)
- 若蔵。
- 217 零落(れいらく)
- 218 温床(おんしょう)
- 219 布石(ふせき)
- 220 一朝一夕(いっちょういっせき)
- 221 純真無垢(じゅんしんむく)
- 222 穢れ(けがれ)
- 汚れ。
- 223 感嘆(かんたん)
- 感歎。
- 224 反面教師(はんめんきょうし)
- 225 パニック(panic)
- 226 アングロサクソン(Anglo-Saxon)
- 227 矜恃(きょうじ)
- 228 媒介(ばいかい)
- 229 履き違える(はきちがえる)
- 230 掘っ立て小屋(ほったてごや)
- 掘っ建て小屋。
- 231 正念場(しょうねんば)
- 232 施策(しさく、せさく)
- 233 寄合(よりあい)
- 234 協同(きょうどう)
- 235 服属(ふくぞく)
- 236 自覚(じかん)
- 237 淵源(えんげん)
- 238 スローライフ(slow life)
- 239 ロハス(LOHAS)
- Lifestyle Of Health And Sustainability。
- 240 同胞(どうほう)
- 241 随所(ずいしょ)
- 随処。
- 242 味方(みかた)
- 身方。
- 243 美徳(びとく)
- 244 歴と(れっきと)
- 245 プラクシス(Praxis)
- ギリシア語。
- 246 ポイエーシス(poiesis)
- 247 端女(はしため)
- 248 農奴(のうど)
- 249 小作(こさく)
- 250 獲得(かくとく)
- 251 統御(とうぎょ)
- 252 奥義(おうぎ、おくぎ)
- 奥儀。
- 253 立派(りっぱ)
- 254 変容(へんよう)
- 255 迅速(じんそく)
- 256 投機(とうき)
- 257 賭博(とばく)
- 258 割を食う(わりをくう)
- 259 気恥ずかしい(きはずかしい)
- 260 神聖(しんせい)
- 261 交交(こもごも)
- 262 白白しい(しらじらしい)
- 263 虚ろ(うつろ)
- 空ろ。洞ろ。
- 264 キャッチフレーズ(catch phrase)
- 265 リアリティー(reality)
- 266 健気(けなげ)
- 267 滅私(めっし)
- 268 奉公(ほうこう)
- 269 アパシー(apathy)
- 270 シニシズム(cynicism)
- 271 怒濤(どとう)
- 272 断行(だんこう)
- 273 風潮(ふうちょう)
- 274 雲散霧消(うんさんむしょう)
- 275 罪悪感(ざいあくかん)
- 276 睦まじい(むつまじい)
- 277 高邁(こうまい)
- 278 マジョリティ(majority)
- 対義語は「マイノリティ(minority)」。
- 279 リアリズム(realism)
- 280 跪く(ひざまずく)
- 281 狂乱(きょうらん)
- 282 節度(せつど)
- 283 アンチ(anti)
- 284 陳腐(ちんぷ)
- 285 邪悪(じゃあく)
- 286 奉仕(ほうし)
- 287 充足(じゅうそく)
- 288 自足(じそく)
- 289 余暇(よか)
- 290 自発(じはつ)
- 291 定式(ていしき)
- 292 連帯(れんたい)
- 293 相互主義(そうごしゅぎ)
- 294 ミューチュアリズム(mutualism)
- 相利主義?インターネットで調べました。
- 295 疎遠(そえん)
- 296 取り繕う(とりつくろう)
- 297 所説(しょせつ)
- 「諸説(しょせつ)」との違いは?
- 298 統べる(すべる)
- 総べる。
- 299 温存(おんぞん)
- 300 打破(だは)
- 301 虚妄(きょもう)
以下余白