『プライドの社会学』
- 副題など
- 「自己をデザインする夢」
- 著者など
- 奥井 智之(おくい ともゆき)氏著
- 出版社など
- 筑摩選書さん
- 版刷など
- 読んだものは、2013年4月初版第1刷
- ボリューム
- 247ページ
感じたこと
本書は、プライドをコミュニティとの関連で考察していました。そして、「自己をデザインする夢」を実現することができる、と著者は感じたのでしょうか。
昨年の5月から母、今年の6月から父、8月末から私が、順次、病院に入院しました。そこで私は、医師、看護師、薬剤師、患者、事務職員その他職種ごとのコミュニティがあるのではと感じたことがあります。正確には、コミュニティとは呼べないものかもしれません。しかし、共通の意識、価値観を持って、仲間としての連帯感のようなものを感じずにはいられませんでした。もしかすると、私の思い過ごしかもしれませんが。
3年ほど前まで通っていた髪の毛を切る店がありました。ご高齢のご夫婦で、お店を切り盛りされていました。あるときご主人から、奥さんが倒れたことを聞かされました。お店の近くの病院に奥さんは入院したそうです。ところが、担当する医師に不満があると、ご主人は話しました。まず、説明がわかりにくく、人ごとのように話をする、というのです。また、奥さんの容体が急変したにもかかわらず、勤務時間が終了したことを理由に担当医は病院を後にしたそうです。
私がこの話を書いたのは、雇われた医師、言い換えると、サラリーマン医師は何なのかを考えるためです。病院における医師のコミュニティは、医師自身のプライドに影響を与えるのでしょうか。
私の子どものときの出来事ですが、日曜日の夜に電気炬燵(こたつ)の角(かど)で額(ひたい)を切ったことがありました。父は、急いで私をバイクに乗せ、外科医のところに連れて行ってくれました。当時は田舎に住んでいました。外科医のところまで遠いのと、電話が家にありませんでした。連絡をせずに、外科医の門をたたいたのです。すると、お医者さんが出てきて、すぐに切れたところを縫ってくれました。
私は炬燵の季節になると、時折、このことを思い出すことがあります。日曜日の夜は、普段ならゆっくりと体を休めている時間です。にもかかわらず、嫌な顔ひとつせずに、私の傷口について、どうするか考えていらっしゃった医師の姿を私は忘れられません。
今から思えば、当時のお医者さんは、24時間営業だったような気がします。何かがあれば、私たちは必ずお医者さんを頼っていた雰囲気がありました。また、それにお医者さんは応えていました。
さて、話は変わりますが、サラリーマンについて、当時子どもだった私が気になっていたことがありました。大人たちが話している内容で、言われたとおりにしなければならない、というものでした。たとえ、生産性が上がると感じられたとしても、ということです。現在では、生産性が上がりそうな提案は大歓迎でしょう。当時は違っていたようです。しかし、何世代かにわたってサラリーマンが続いたのか、指示されたことを正確にこなすことが染みついてしまったようです。本来なら自分で考えなければならないことまでも、誰かに指示されなければできないようになったかもしれません。
さて、当時のお医者さんが激務であることは、私の患者としての治療経験からもわかります。しかし、お医者さんにもサラリーマンのような余裕のある私生活を実現する動きがありました。それ以降、徐々にお医者さんが何か遠くに感じられるようになりました。自宅の開業医が少なくなり、緊急の場合は救急のある病院に行くことになりました。要は、医療の制度化により、個人のお医者さんも組み込まれ、私生活に余裕を得られるようになりました。これは、お医者さんをサラリーマン化したとも言えます。時間内だけ、指示されたことだけなど、工場や会社で働くサラリーマンと同じように考えているように思えます。
昨今では、エビデンス医療を掲げ、トリアージといって患者を選別することが行われています。患者を選別するのが医者の役割と思うようにならないのでしょうか。治りそうな人は治療を行い、手の施しようのない患者を終末期医療に送り込む。終末期医療では死ぬための準備しか行わない。私は何かが違うように感じます。
お医者さんが偉いと思える1つに、命を救うこと、があげられます。命をお金では買えないからです。患者がすがることができるのは、お医者さんをはじめ、その他医療関係者の方々です。最後のその瞬間まで、患者が望みを捨てず、病気やけがと向き合えるようにできないのでしょうか。
このことを考えると、ヨーロッパであった大量殺戮(さつりく)のことを思い浮かべることがあります。また、現在の高度な医療は、多くの人の死のうえに成り立っていると聞いたことがあります。言いたいのは、患者を扱う際に、人としてどうか、という問題です。「人道」に対して、私たちはどのような思考や行動をとるべきなのでしょうか。医術の前に、まず、人の道を行く人であって欲しいと願います。その人が、医術を施すことを願うばかりです。
これらのことは、お医者さんに限ったことではありません。営業や事務、調理などあらゆる職業に共通することです。サラリーマンになると雇用主の命令は形式上も実質上も絶対かもしれません。ただ言われたとおりにして、人の道を踏み外すことはないでしょうか。人の道を踏み外すことのない代わりの方法で対処できないでしょうか。人の道を踏み外すことは、上司の命令だからといって許されるとは思えません。組織も実行した人も責任を問われることになります。
このように考えてくると、私たちは、自己をデザインすることができるのかもしれません。自分のいる閉鎖的なコミュニティから、基本的な人の道としてのコミュニティに意識を移動することができるからです。コミュニティによりプライドの質や強弱は変わる可能性があります。私たちがいるのは、1つのコミュニティだけではありません。いくつもの複合したコミュニティにいるのです。この自分のいるコミュニティを一つ一つ意識し検証することで、自分を変えられる可能性は高いように思います。
本書はいろいろなコミュニティについて、考察をしています。これは、コミュニティのほんの一部なのかもしれません。著者は、本書で主なコミュニティを示し、プライドを例にとり、自己をデザインできることを伝えたかったのかもしれません。
この書物を選んだ理由
仕事や人間関係などにおいて、人のプライドとはどのような作用をするのか。社会学からの観点からどのように考えるのか興味を持ちました。
私の読み方
パーセンテージなど統計を扱ったところは、図や表の方がわかりやすいと思いました。図表にしない理由が何かあったのでしょうか。また、参考文献一覧、引用映画一覧は、読みやすく、必要なときに役に立ちそうです。さらに、索引があれば便利だと思いました。
多くの著作物、映画のことを題材にして著者の考えを書いていました。私は著者が取り上げたものを1つも読んだことも見たこともありませんでした。そのためか、読んでいて、素直にわかるような感じにはなりませんでした。自らの教養のなさをあらためて思い知らされました。興味がなくても、話題作や基本的な著作物はできる限り目をとおしておいた方がよいと思いました。
表紙から「はじめに」まで読み、次に「おわりに」を読みました。それから、本文を読みました。翻訳本の巻末に「訳者あとがき」がありました。本文を読むうえで大切なことが書いてありました。この経験から、本文をよりわかりやすくするため、本書においても、「おわりに」をまず読みました。著者の考え方の方向性は何となくわかるのですが、本文を読んでいないので実感を持てませんでした。結局、本文を読んだ後、「おわりに」を読み、そういうことだったのかと感心しました。本文を読む前に、「おわりに」を読んだのは決して無駄ではありませんでした。
読み始めは、文字が少し小さいように感じました。読み進めるにしたがって、気にならなくなりました。1行の長さ、行間は適当で読みやすいと感じました。
弊サイトの方法で読みました。脳に映った文字を意識で読む方法です。本書も入院中のベッドで横になって読みました。言葉など調べたいことが多かったのですが、推察で読み続けました。後で調べてみると、内容のわかるところが出てきました。やはり、わからないことが出てきたときに、その都度調べるのが一番よいようです。
読書所要時間など
所要時間 : 19日1時間11分
読み始め : 平成26年9月5日(金)13時09分
読み終わり : 平成26年9月24日(水)14時20分
読んだ範囲は、カバー、帯、表紙から著者紹介まで。参考文献一覧、引用映画一覧は、軽く目をとおしました。
取り上げられた書物など
- 『善悪の彼岸』ニーチェ氏著
- 『ナルシシズム入門』フロイト氏著
- 『コミュニティ』Z・バウマン氏著
- 『風姿花伝』世阿弥氏著
- 『花鏡(かきょう)』世阿弥氏著
その他、参考文献一覧に多数あります。
出来事
平成26年9月23日(火) 神戸の不明・小学一年生、遺体で発見。
ひととき
アベリア、でしょうか?家の近くのマンションの庭に咲いていました。平成26年9月17日(水)撮影。
調べたこと
- 1 プライド(pride)
- 2 社会学(しゃかいがく)
- ソシオロジー(sociologie)。フランス語。
- 3 高慢(こうまん)
- 4 自負(じふ)
- 5 prejudice
- ひがみ。先入観。
- 6 渉り合う(あたりあう)
- 渡り合う。
- 7 便宜的(べんぎてき)
- 8 流儀(りゅうぎ)
- 9 歴然(れきぜん)
- 10 画策(かくさく)
- 11 冷笑(れいしょう)
- 12 シニカル(cynical)
- 13 所期(しょき)
- 14 追従(ついしょう)
- おついしょう。参考:追従(ついじゅう)。
- 15 尊大(そんだい)
- 16 卑屈(ひくつ)
- 17 顰み(ひそむ)
- 嚬み。
- 18 とどのつまり
- 「とど」は、ボラの成長したもの。
- 19 ディレンマ(dilemma)
- ジレンマ。
- 20 旗幟(きし)
- 21 隠蔽(いんぺい)
- 22 孕む(はらむ)
- 23 同語反復(どうごはんぷく)
- 同語反覆。
- 24 トートロジー(tautology)
- 25 謗り(そしり)
- 誹り。譏り。
- 26 衒学的(げんがくてき)
- ペダンチック(pedantic)。
- 27 隠遁(いんとん)
- 28 遁れる(のがれる)
- 逃れる。
- 29 大略(たいりゃく)
- 30 希求(ききゅう)
- 冀求。
- 31 憧憬(しょうけい)
- 「どうけい」とも読むらしい。
- 32 ナショナリズム(nationalism)
- 33 勃興(ぼっこう)
- 34 巡歴(じゅんれき)
- 35 弊衣破帽(へいいはぼう)
- 36 教皇(きょうこう)
- 37 大公(たいこう)
- 38 虚飾(きょしょく)
- 39 出立(しゅったつ)
- 40 絢爛(けんらん)
- 絢爛豪華。
- 41 豪華(ごうか)
- 豪華絢爛。
- 42 繙く(ひもとく)
- 43 豪奢(ごうしゃ)
- 44 享楽(きょうらく)
- 45 学窓(がくそう)
- 46 遍歴(へんれき)
- 47 たぶらかす(誑かす)
- 48 敷衍(ふえん)
- 布衍。
- 49 パラフレーズ(paraphrase)
- 50 荒唐無稽(こうとうむけい)
- 51 手を替え品を替え(てをかえしなをかえ)
- 52 私娼窟(ししょうくつ)
- 53 自暴自棄(じぼうじき)
- 54 憐憫(れんびん)
- 憐愍。れんみん。
- 55 半死半生(はんしはんしょう)
- 56 ようよう(漸う)
- 57 依拠(いきょ)
- 58 審級(しんきゅう)
- 59 紆余曲折(うよきょくせつ)
- 60 論う(あげつらう)
- 61 機縁(きえん)
- 62 論断(ろんだん)
- 63 膾炙(かいしゃ)
- 64 人口に膾炙する(じんこうにかいしゃする)
- 65 軋轢(あつれき)
- 66 喝破(かっぱ)
- 67 アリアドネ(Ariadnē)の糸
- 68 地を掃う(ちをはらう)
- 69 海容(かいよう)
- 70 ブートキャンプ(Boot camp)
- ブートは「新兵」。
- 71 悪罵(あくば)
- 72 目新しい(めあたらしい)
- 参考:目の当たり(まのあたり)
- 73 常套手段(じょうとうしゅだん)
- 74 パースペクティブ(perspective)
- 見通すこと。洞察(どうさつ)こと?
- 75 襁褓(おしめ)
- 76 朋輩(ほうばい)
- 傍輩(ほうばい)。
- 77 ニガー(nigger)
- 差別用語。
- 78 教化(きょうか)
- 79 さだめし(定めし)
- 定めて(さだめて)。
- 80 白日(はくじつ)
- 81 命脈(めいみゃく)
- 82 社頭(しゃとう)
- 83 聖化(せいか)
- 84 傍証(ぼうしょう)
- 85 萌の朱雀(もえのすざく)
- 86 萌(もえ)
- 87 朱雀(しゅじゃく)
- 88 四神(しじん)
- 東は「青竜(せいりょう)」、西は「白虎(びゃっこ)、南は「朱雀(しゅじゃく)」、北は「玄武(げんぶ)」。
- 89 殯(もがり)
- 殯(あらき)。荒城(あらき)。
- 90 愛惜(あいせき)
- あいじゃく。
- 91 census(センサス)
- 統計調査。
- 92 黎明期(れいめいき)
- 93 惣領(そうりょう)
- 総領。
- 94 妻籠(つまご)
- 95 家督(かとく)
- 96 佐幕(さばく)
- 97 要衝(ようしょう)
- 98 包摂(ほうせつ)
- 99 木端微塵(こっぱみじん)
- 100 卑近(ひきん)
- 101 トポフィリア(topophilia)
- 102 逐う(おう)
- 103 凌駕(りょうが)
- 陵駕(りょうが)。
- 104 放逐(ほうちく)
- 105 窮乏(きゅうぼう)
- 106 活写(かっしゃ)
- 107 先鋭化(せんえいか)
- 108 震撼(しんかん)
- 109 耳目(じもく)
- 110 倒錯(とうさく)
- 111 方途(ほうと)
- 112 絵空事(えそらごと)
- 113 縁戚(えんせき)
- 114 僥倖(ぎょうこう)
- 115 瓜二つ(うりふたつ)
- 116 屋上屋を架す(おくじょうおくをかす)
- 117 喩える(たとえる)
- 譬える(たとえる)。
- 118 瀟洒(しょうしゃ)
- 119 往時(おうじ)
- 120 対岸の火事(たいがんのかじ)
- 121 天真爛漫(てんしんらんまん)
- 122 出自(しゅつじ)
- 123 放言(ほうげん)
- 124 真に受ける(まにうける)
- 125 矯正(きょうせい)
- 126 没落(ぼつらく)
- 127 エピローグ(epilogue)
- 対義語は、「プロローグ(prologue)」
- 128 早晩(そうばん)
- 129 豈図らんや(あにはからんや)
- 130 喧伝(けんでん)
- 131 関の山(せきのやま)
- 132 順風満帆(じゅんぷうまんぱん)
- 133 サンディカリスム(syndicalism)
- 134 物する(ものする)
- インターネットで調べました。
- 135 炊烟(すいえん)
- 炊煙。インターネットなどで調べました。
- 136 畚(もっこ)インターネットで画像を確認しました。
- 137 癩病(らいびょう)
- ハンセン病。
- 138 阿閦(あしゅく)
- 139 化身(けしん)
- 140 貧相(ひんそう)
- 141 礼賛(らいさん)
- 礼讃。
- 142 危殆(きたい)
- 143 瀕する(ひんする)
- 144 凋落(ちょうらく)
- 145 単刀直入(たんとうちょくにゅう)
- 146 安手(やすで)
- 147 通人(つうじん)
- 148 系譜(けいふ)
- 149 虚妄(きょもう)
- 150 闊達(かったつ)
- 豁達(かったつ)。
- 151 截然(せつぜん)
- 152 言明(げんめい)
- 153 コミット(commit)
- 154 縷々(るる)
- 縷縷。
- 155 乖離(かいり)
- 156 臣籍(しんせき)
- 157 埒外(らちがい)
- 158 埒(らち)
- 159 赤裸々(せきらら)
- 赤裸裸。赤裸(せきら)。
- 160 逗留(とうりゅう)
- 161 愛妾(あいしょう)
- 162 市井(しせい)
- 163 物の怪(もののけ)
- 物の気。
- 164 空疎(くうそ)
- 165 樹下美人図(じゅかびじんず)
- 166 蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)
- 「蓼」をインターネットで画像を確認しました。
- 167 示差(しさ)
- 示差的特徴。弁別的特徴。弁別(べんべつ)。インターネットなどで調べました。
- 168 半生(はんせい)
- 「半生(はんしょう)」と区別する。
- 169 嘘八百(うそはっぴゃく)
- 170 実証的(じっしょうてき)
- 171 扮装(ふんそう)
- 172 おいそれと
- 173 今日(こんにち)
- 174 眩い(まばゆい)
- 目映い。
- 175 体軀(たいく)
- 176 御(み)・・・
- たとえば、「御仏(みほとけ)」。
- 177 讃仰(さんぎょう)
- 鑽仰。さんごう。
- 178 周流(しゅうりゅう)
- 179 類比(るいひ)
- 180 ハイライト(highlight)
- 181 蛮習(ばんしゅう)
- 蕃習。
- 182 目論む(もくろむ)
- 183 ギムナジウム(gymnasium)
- ドイツ語。
- 184 打算(ださん)
- 185 露わ(あらわ)
- 顕わ。
- 186 コンサマトリー(consummatory)
- そのものを目的とすること。対義語は「インストゥルメンタル(instrumental)」
- 187 駄弁る(だべる)
- 188 駄弁(だべん)
- 189 途次(とじ)
- 途中(とちゅう)。
- 190 旅程(りょてい)
- 191 悠長(ゆうちょう)
- 192 利器(りき)
- 193 津々浦々(つつうらうら)
- 津津浦浦。つづうらうら。
- 194 津(つ)
- 195 浦(うら)
- 196 度胸(どきょう)
- 197 才色兼備(さいしょくけんび)
- 198 邪推(じゃすい)
- 199 貧民窟(ひんみんくつ)
- スラム。
- 200 割愛(かつあい)
- 201 課業(かぎょう)
- 202 同衾(どうきん)
- 203 ルサンチマン(ressentiment)
- フランス語。
- 204 養親(ようしん)
- 205 擦った揉んだ(すったもんだ)
- 206 挙げ句(あげく)
- 揚げ句。
- 207 直截(ちょくせつ)
- 208 リベラルアーツ(liberal arts)
- 209 傾倒(けいとう)
- 210 凡庸(ぼんよう)
- 211 起業家(きぎょうか)
- 「企業家(きぎょうか)」との違いは?
- 212 entrepreneur(アントレプレナー)
- 213 唯一無二(ゆいいつむに)
- 214 生温い(なまぬるい)
- 215 まんざらでもない(満更でもない)
- 216 婉曲(えんきょく)
- 217 ビジョン(vision)
- 218 目の敵にする(めのかたきにする)
- 219 相容れない(あいいれない)
- 220 陶冶(とうや)
- 221 薫陶(くんとう)
- 222 迷走(めいそう)
- 223 相貌(そうぼう)
- 224 該博(がいはく)
- 225 浅薄(せんぱく)
- 226 体系(たいけい)
- 227 レゾン・デトール(raison d’être)
- レーゾン・デトール。フランス語。
- 228 退潮(たいちょう)
- 229 陰鬱(いんうつ)
- 230 老練(ろうれん)
- 231 愛書(あいしょ)
- 232 ざら
- 233 chaperon(シャペロン)
- 234 仄聞(そくぶん)
- 側聞。
- 235 途絶(とぜつ)
- 杜絶。
- 236 滑稽(こっけい)
- 237 通暁(つうぎょう)
- 238 呆然(ぼうぜん)
- 239 すくむ(竦む)
- 240 思潮(しちょう)
- 241 次善(じぜん)
- 242 豚に真珠(ぶたにしんじゅ)
- 243 猫に小判(ねこにこばん)
- 244 極東(きょくとう)
- 245 余命(よめい)
- 246 宿命(しゅくめい)
- 247 禍(か)
- わざわい。
- 248 凶報(きょうほう)
- 249 圧巻(あっかん)
- 250 アンシャン-レジーム(Ancien Régime)
- 251 パラレル(parallel)
- 252 意匠(いしょう)
- 253 把捉(はそく)
- 254 八宗兼学(はっしゅうけんがく)
- 255 読経(どきょう)
- 256 祝詞(のりと)
- 257 一枚岩(いちまいいわ)
- 258 参詣(さんけい)
- 259 小品(しょうひん)
- 小品文(しょうひんぶん)。
- 260 毛氈(もうせん)
- 261 真鍮(しんちゅう)
- 262 綾(あや)
- 曲芸の「綾織(あやおり)」。
- 263 踵(かかと)
- 264 弄ぶ(もてあそぶ)
- 265 畏れる(おそれる)
- 266 無垢(むく)
- 267 引き摺り出す(ひきずりだす)
- 268 山上の説教(さんじょうのせっきょう)
- 山上の垂訓(さんじょうのすいくん)。
- 269 夜想曲(やそうきょく)
- ノクターン(nocturne)。
- 270 回心(かいしん)
- 271 求道(ぐどう)
- きゅうどう。「ぐどう」は仏教語。
- 272 徹頭徹尾(てっとうてつび)
- 273 清貧(せいひん)
- 274 済度(さいど)
- 275 忌避(きひ)
- 276 煉瓦(れんが)
- 277 おしなべて(押し並べて)
- 278 ディアスポラ(Diaspora)
- ギリシア語。
- 279 捕囚(ほしゅう)
- 280 邪教(じゃきょう)
- 281 俎上に載せる(そじょうにのせる)
- 282 ステレオタイプ(stereotype)
- 283 大義(たいぎ)
- 284 殉教(じゅんきょう)
- 285 レパートリー(repertory)
- 286 悪行(あくぎょう)
- 287 慟哭(どうこく)
- 288 畢竟(ひっきょう)
- 結局。
- 289 煮え切らない(にえきらない)
- 290 領分(りょうぶん)
- 291 滞留(たいりゅう)
- 292 運(うん)
- 293 ハザード(hazard)
- 294 棟梁(とうりょう)
- 295 地歩(ちほ)
- 296 寵愛(ちょうあい)
- 297 審美眼(しんびがん)
- 298 嫡流(ちゃくりゅう)
- 299 重用(じゅうよう)
- ちょうよう。
- 300 早世(そうせい)
- 301 配流(はいる)
- 流罪(るざい)。
- 302 奇矯(ききょう)
- 303 あながち(強ち)
- 304 小邑(しょうゆう)
- 小さい村。小さい領地。小さい国。
- 305 カノン
- イギリスは「canon」、ドイツは「Kanon」。
- 306 齣(こま)
- 307 烙印を押される(らくいんをおされる)
- 308 喀血(かっけつ)
- 309 暗渠(あんきょ)
- 310 下(もと)
- 許。
- 311 御典医(ごてんい)
- 御殿医。
- 312 縦糸(たていと)
- 経糸。
- 313 横糸(よこいと)
- 緯糸。
- 314 百戦錬磨(ひゃくせんれんま)
- 315 威光(いこう)
- 316 奇異(きい)
- 317 経回る(へめぐる)
- 318 寡聞(かぶん)
- 319 フォークロア(folklore)
- 320 観光(かんこう)
- 321 遊覧(ゆうらん)
- 322 七面倒臭い(しちめんどうくさい)
- 323 応召(おうしょう)
- 324 言立て(ことだて)
- 325 心酔(しんすい)
- 326 よし(縦し)
- 327 端初(たんしょ)
- インターネットで調べました。
- 328 簡明(かんめい)
- 329 凡百(ぼんぴゃく)
- ぼんびゃく。
- 330 企図(きと)
- 331 プロパガンダ(propaganda)
- 332 末裔(まつえい)
- 333 祀る(まつる)
- 祭る。
- 334 単立(たんりつ)
- 335 ライトモチーフ(leitmotiv)
- ドイツ語。
- 336 一挙一動(いっきょいちどう)
- 337 喚起(かんき)
- 338 偏狭(へんきょう)
- 339 匿名(とくめい)
- 340 仮名(かめい)
- 341 標榜(ひょうぼう)
- 342 見果てぬ夢(みはてぬゆめ)
- 343 明察(めいさつ)
- 344 修羅場(しゅらじょう)
- しゅらば。
- 345 与り知る(あずかりしる)
- 346 難行苦行(なんぎょうくぎょう)
- 347 表裏一体(ひょうりいったい)
- 348 諸相(しょそう)
- 349 ダイナミクス(dynamics)
- 350 霊感(れいかん)
- 351 インスピレーション(inspiration)
- 352 小気味よい(こきみよい)
- 小気味好い。
- 353 創見(そうけん)
- 354 奏功(そうこう)
- 355 怪訝(けげん)
- 356 アフォリズム(aphorism)
- 357 警句(けいく)
- 358 美学(びがく)
以下余白