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読んでやる! ご案内・取扱(旧版)
ごあいさつ(旧版) 2014.10-2016.5

 「ご案内・取扱」の「ごあいさつ」で、2014年10月13日から2016年5月26日まで掲載していた旧版です。

ごあいさつ(旧版) 2014.10-2016.5

 『読んでやる』というウエブサイトの準備を始めたのは、2012年(平成24年)12月のことでした。思いつきで本などを読んでも、三日坊主で終わるだけだろう、と思っていました。何とか続けられるアイデアはないものかと思いついたのが、内容をウエブで公開することでした。人に見られると思うと、たとえ個人的なものであってもいい加減なことはできないと思いました。また、インターネットを利用できるところなら、地球のどこにいても、自分の作ったものを見ることができます。
 しかし、当時の私にはウエブサイトの作り方、公開の仕方についての知識がまったくありませんでした。何から手をつけていいのかもわかりませんでした。インターネットで必要な情報を取りながら、それに関する書籍を1冊手にしました。運よく、わかりやすい入門書に巡り会いました。ところが、やはり、ここでも、文字との戦いが待っていました。日本語とアルファベット、記号が入り交じって記述されているのです。また、小説などの文字の配列とは違い、注やコラム、図表などが、見開きページにぎっしりと詰め込まれているではありませんか。マニュアル本の特徴なのかもしれませんが、次にどこを見ればいいのか迷うことも多くありました。
 本を見ながら、パソコンを操作するので、時間もかかりました。本のとおりパソコンに入力したつもりでしたが、実際にブラウザを使って見てみると、お手本どおりディスプレイ(パソコンの画面)に表示されないことはたびたびでした。何度も挫折しそうになったり、イライラしたりしました。やはり、本の文字を正確に把握し、それを入力や行動などに正確に反映させることの難しさを思い知らされました。また、精神的に安定した状態でないと、好ましい結果を得られないことも痛感しました。

 ウエブサイトを公開してから1年たちましたが、約25冊の本とウエブサイトの著作物を読むことができました。これは、私が今までに好んで読んだ本の数をはるかに超えています。どこまで理解できたのか、深く掘り下げて読めたのか、読んだ後で何を考えたのか、という評価と程度の疑問は残りますが、自分の予想もしなかった感触がありました。私の経験や人から聞いた話を基に考えた方法に、わずかですが、手応(ごた)えを感じました。大まかにいうと、二つあります。

 ・ 私の見た実績で、読んだ本の数と読後の体調の状態が良好だったこと。
 ・ 考えた方法が、読んだ本の内容をもって裏付けられる部分があったこと。

です。
 考え方の方向は決して間違っていなかったと思いました。それどころか、少し自信のようなものを感じました。しかし、はじめから、自分の考えで作った方法なので、ある程度読めるようになるのは当たり前かもしれません。自分に合った方法をとっていることと、覚悟を決めてやっているわけですから。
 1年を振り返ってみて、疑問を感じたことがあります。それは、方法を考える方向は合っていたとしても、その方法が最適かどうかはわからない、ということです。もっといい方法があるかもしれないのです。1年の後半は、この解決策を考えるようになりました。
 すると、私の方法は、「井の中の蛙大海を知らず」のことわざそのものなのです。自分の考えだけでは、方法を客観的に見ることはできません。適正な評価があってこそ、効果的な解決策を模索できるからです。自分だけでこの方法を試しても、このことはわからないのです。この方法をより向上させるためには、

 ・ 弊サイトの方法を人様にお試しいただくこと。
 ・ その感想を人様からお聞かせいただくこと。

が必要だと考えています。
 弊サイトの立ち上げ当初は閉鎖的な方針で運営をしていました。その理由は、人様からの助言、評価による影響で、自分の方法に集中できないと考えたからです。私の方法がいいのか悪いのか、時間をかけて試す必要があると考えていました。
 1年たった今、当初の方針を改めて、オープンなものへと変えようと思っています。疲れにくい読み方や行動などの方法について、人様の個人的な方法や考え方を参考にさせていただきたいと考えるようになりました。また、試してみたいとお考えの方には、『読んでやる』の方法をお伝えしていくつもりです。そして、これらのことを参考に、弊サイトの方法を向上させていきたいと考えています。
 何とか、弊サイトは1年続きました。本を読むのが苦手な私は、もうやめようかとか、こんなことをして何になるのか、と何度も弊サイトの中断、廃止を考えました。しかし、当初の趣旨どおり、何とか読み続けています。また、弊サイトの主な閲覧者は、身内だけというお寒い状態です。しかし、弊サイトにご訪問いただく方がお一人でもいらっしゃれば、続けていく力になることは間違いありません。今後も、「疲れにくい」をテーマに、方法の向上をめざしていきます。なにとぞ、よろしくお願いいたします。

 2014年(平成26年)10月13日(月)

 ウェブサイト『読んでやる』
 制作者 四方 さとみ

更新記録など

2014年10月5日(日) : 新版作成日
2014年10月13日(月) : アップロード
2016年1月6日(水) : レスポンシブ様式に改装
2016年5月26日(水) : stacks 書庫に移動